雲と暮らす。 の商品レビュー
ページを開く度に現れる美しい「雲」と「空」。信じられない美しさにため息ばかり。青空にモクモク広がる入道雲、寒い朝の湖面と朝日、夕日に染まる赤や紫の空、雲の隙間から降り注ぐ光、飛行機から見下ろす一面の雲の絨毯…どれも自然が作り出した美しい光景。胸がドキドキしました。著者は「雲見」が...
ページを開く度に現れる美しい「雲」と「空」。信じられない美しさにため息ばかり。青空にモクモク広がる入道雲、寒い朝の湖面と朝日、夕日に染まる赤や紫の空、雲の隙間から降り注ぐ光、飛行機から見下ろす一面の雲の絨毯…どれも自然が作り出した美しい光景。胸がドキドキしました。著者は「雲見」が大好き。雲への愛が感じられる写真と文章。「空を読む」とでもいうのでしょうか、著者は雲を見るだけでその下の天気がわかると言います。また、その雲がこれからどんなふうに変化するのかも。入道雲の変化を写真で追っていくページは「雲も生きていて一生があるんだ・・・」と感動しました。何となく見ていた空も今日はちょっと違って見える。私にも雲が語りかけてくれるかな。そんな気持ちにさせてくれる愛おしい本です。写真と少しのエッセイなのでちょっと疲れたときなど、気楽に読めます。
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