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「上から目線」の構造 の商品レビュー

3.2

118件のお客様レビュー

  1. 5つ

    9

  2. 4つ

    27

  3. 3つ

    40

  4. 2つ

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2012/02/15

「上から目線だよね」と誰かに言っているひとはその相手に対して自分が上から見ているんじゃないのか?といった趣旨のことが書いてある部分があったが、その点は共感できた。 最初は若者に限らず年長者の上から目線を書いてあり、なるほどと思ったのだが、途中からそれ以外の話も多々入ってきて、最...

「上から目線だよね」と誰かに言っているひとはその相手に対して自分が上から見ているんじゃないのか?といった趣旨のことが書いてある部分があったが、その点は共感できた。 最初は若者に限らず年長者の上から目線を書いてあり、なるほどと思ったのだが、途中からそれ以外の話も多々入ってきて、最終的にはタイトル通りとは思えないような結論に感じた。 現代の若者に対する様々な事例を書き、色々な若者がいることを提示している反面「今時の若者」のような感じで若者を十把一絡げに書いているように見受けられる部分もあり首をひねりたくなることも。 しかし、そういった部分を気にしなければ、先に書いた色々な若者の事例であるとか、今時の占いの傾向であるとか勉強になる部分も多い。 「上から目線」の話はそれで1章に纏めて、それ以外の現代の若者の話で1章、年長者の話で1章などと章を分けて書いてくれた方がよかったのではないか?と思った

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2012/02/14

様々な学者の考えや本を引き合いに出して 「上から目線」について考察されていて本当に面白かった。 前半は「目から鱗」というか、わくわくして読めたのだけれど、 後半はもたついた印象。 それって上から目線っていうか・・・みたいな。 でも、この本一冊から学べたことがとても大きくてとてもと...

様々な学者の考えや本を引き合いに出して 「上から目線」について考察されていて本当に面白かった。 前半は「目から鱗」というか、わくわくして読めたのだけれど、 後半はもたついた印象。 それって上から目線っていうか・・・みたいな。 でも、この本一冊から学べたことがとても大きくてとてもとても感謝している。 誰しもコンプレックスや承認欲求があるものだけれど 広く心を持って、安定して、人を受け止められる人になりたいなあ。

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2012/02/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

感想は以下。 http://masterka.seesaa.net/article/250356305.html

Posted byブクログ

2012/02/02

耳に馴染むようになった「上から目線」という言葉。本書は、上から目線をめぐる心理構造を、心理学の視点からMP人間科学研究所代表である著者が説いたもの。 よく考えると、上から目線が気になるのって、日本特有だろう。さらに、異常に気にする人とそうでない人がいる。 ここでいう上下は年...

耳に馴染むようになった「上から目線」という言葉。本書は、上から目線をめぐる心理構造を、心理学の視点からMP人間科学研究所代表である著者が説いたもの。 よく考えると、上から目線が気になるのって、日本特有だろう。さらに、異常に気にする人とそうでない人がいる。 ここでいう上下は年齢とは限らない。例えば、部下が「上から目線」だと上司にキレたり、だからこそ発言が「上から目線」にならないよう「空気を読んで」下手に出たり…。 では、なぜ上から目線を巡って人々が揉めるのかを、自尊心やコンプレックス、未熟さなど様々な要因から解説していく。 日本人特有の行動心理学って本当に面白い。とても興味深い読み物だった。

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2012/01/30

自分も上から目線になってしまうことが多いので、その度に相手が嫌な思いをしているとしたら、改善しないといけないと思う。 しかし確かに受け取る側にも問題はあって、要するに卑屈なんだと思う。自信は持てと言われて持てるものではないが、自信がなくて過度に卑屈な人間とは話すのに労力がいる。 ...

自分も上から目線になってしまうことが多いので、その度に相手が嫌な思いをしているとしたら、改善しないといけないと思う。 しかし確かに受け取る側にも問題はあって、要するに卑屈なんだと思う。自信は持てと言われて持てるものではないが、自信がなくて過度に卑屈な人間とは話すのに労力がいる。 効率よく身のあるコミュニケーションをするためには、上からとか下からとかという態度の問題は抜きにして、内容のみで判断をすることが必要だ。

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2012/01/29

図書館で借りました。今の若者は…と、マイナス部分を捉えるばかりで読み進めるにつれ気落ちしなくもないが、途中からそういう趣旨の本なんだと割り切って読んだ。現象や参考文献からの引用が多く、それを踏まえて「こうすべきだ」という著者の主張に欠けていると感じました。

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2012/01/28

自信がないがゆえの防御反応としての「上から目線」という主旨に読み取りました。 非常に思い当たる節あり…。

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2012/01/19

日本だけが特殊な自己愛の表し方を持っているあたりや自分自身は上からじゃないのかあたりは頷けたけど実際の上から目線云々は日常上からものを言う人を見ていればわかることばかりだったなぁ。

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2012/01/17

著者が心理学者ということで読んではみたものの,半分くらいはありがちな若者論に終始していたので思ってたんとは違う感。 著者の専門もよくわからない。実証系の立場でも臨床心理士のようなゴリゴリの臨床系でもない様子。 学会発表はいくつかしているものの論文がいまいち見当たらない。 引用し...

著者が心理学者ということで読んではみたものの,半分くらいはありがちな若者論に終始していたので思ってたんとは違う感。 著者の専門もよくわからない。実証系の立場でも臨床心理士のようなゴリゴリの臨床系でもない様子。 学会発表はいくつかしているものの論文がいまいち見当たらない。 引用している文献も心理学者にしては浅い感じ。土居先生のは臨床領域のひとであればおおよそ読んでいるだろうというもの。 よくある,研究をあまりせず副業で儲けているなんちゃって学者の印象。

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2012/01/14

「上から目線」で話す人、目上の人からのアドバイスにも「上から目線」と反発する人などの心理について分析や、他子供時代から、他者の目を通じて自分を見ることが減っているために、「自分がわからない」若者が増えているのではないか、など、面白く読めた。 参考文献として「やさしさの精神病理」...

「上から目線」で話す人、目上の人からのアドバイスにも「上から目線」と反発する人などの心理について分析や、他子供時代から、他者の目を通じて自分を見ることが減っているために、「自分がわからない」若者が増えているのではないか、など、面白く読めた。 参考文献として「やさしさの精神病理」や「甘えの構造」など、10年以上前に読んだ本が何冊も引用されていて、久しぶりに読み直してみようと思った。

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