明日のコミュニケーション の商品レビュー
ソーシャルメディアの登場によって広告がどのように変化していくかが面白く書いてあった。 AISASからSIPSへの消費モデルの変化についての説明が分かりやすくてやっとこさ理解できた気がする。 今後、ウェブメディアは能動的メディアの特性から少しずつ受動メディアとしての特性も内包し...
ソーシャルメディアの登場によって広告がどのように変化していくかが面白く書いてあった。 AISASからSIPSへの消費モデルの変化についての説明が分かりやすくてやっとこさ理解できた気がする。 今後、ウェブメディアは能動的メディアの特性から少しずつ受動メディアとしての特性も内包していくと思う。 ウェブとテレビの距離が近づき、互いの特性を活かした情報発信へと変化していく。そもそもテレビとPCを分ける必要はそんなになくて 一部の技術者やヘビーユーザー以外はTVでネットができればPCは必要ないと思う。 今、テレビを見ながらスマホやノートPCを見ている人が増えているそうで CMの効果は年々低下していると言われている。 そんな時代のなかで消費者とのコミュニケーションに関して考える必要がある 一方的な売り込みは無視され、というかむしろ非難され共有される恐ろしい時代である。 そんな中でいかに誠実にサービスや商品をアピールするか?が重要になったくる、作為的じゃなくて素直に情報を届ける。 そんなことを考えさせられる本でした。
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本作は「明日の広告」の続編。 これからは企業と生活者の関係がオープンかつ透明になるので、企業はもっと真摯に向き合い、長期的に信頼を築かなくてはいけない。 その辺りの考え方は、実は著者どうしが同窓だっという「ソーシャルシフト」と根底では一緒。 ソーシャルメディアの普及により、ハ...
本作は「明日の広告」の続編。 これからは企業と生活者の関係がオープンかつ透明になるので、企業はもっと真摯に向き合い、長期的に信頼を築かなくてはいけない。 その辺りの考え方は、実は著者どうしが同窓だっという「ソーシャルシフト」と根底では一緒。 ソーシャルメディアの普及により、ハイパー口コミが従来よりも起こりやすくなった。それは、これまで受動的だった生活者のマジョリティが、つぶやくことで情報発信をし出したことによる大きな変化。 「いいね!」という肯定的な反応が起こりやすくすることで、発信者側の心理的障壁が下がったことも大きい。 ハイパー口コミを加速させるためには、エバンジェリストに情報届けること。100万人のマスをターゲットとするよりも、100人のエバンジェリストへ情報を届けることが、結果的に100万、200万人へ情報を届けることになる。 エバンジェリストをどうやって作るか。それは共感してもらえる商品、サービスを作るしかない。小手先のプロモーションではもう見破られてしまう時代。そのために、生活者を巻き込んだ商品/サービス開発もありえる。このあたりは、新規開発よりは、既存改良に適しているかな。 コミュニケーション デザインとしては、商品/サービス特性、目的、場面に合わせ、AIDMA、AISAS、SIPSを共存させ、使い分けること。紹介されているゲータレードの「リプレイ」というキャンペーンは素晴らしい。
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メディアを取り巻く環境と、自分たちのコミュニケーションがどのように変化していっているか。日々の自分の行動とか周りでおきている現象を、ああ、そうだよね、うんうんと、文章にまとめてくれたような本だと思った。「ネオお茶の間」などはまさしく。情報を一番最初に知るのがツイッター経由であった...
メディアを取り巻く環境と、自分たちのコミュニケーションがどのように変化していっているか。日々の自分の行動とか周りでおきている現象を、ああ、そうだよね、うんうんと、文章にまとめてくれたような本だと思った。「ネオお茶の間」などはまさしく。情報を一番最初に知るのがツイッター経由であったり、人の書き込みによってはっとTVをつけたり、検索したり。AIDMAやAISASに加えてSIPS(共感→確認→参加→共有&拡散)というモデルを提唱されていましたが、まさしく、「シェアしたくなるかどうか」という部分が重要になってくるのだろうと。そして、それを従来モデルといかに効果的に組み合わせていくこと、なのでしょうか。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
消費者の購買行動プロセスの頭文字をとって「AIDMA」や「AISAS」という考え方があるのだけれど、それに加えてソーシャルメディアの出現により新たに提唱された「SIPS」という考え方のわかりやすい説明など。 ソーシャルメディアを利用した効果的な広報とはどのようなものか、なぜソーシャルメディアを利用するべきかなどがわかりやすく書かれている。 四大メディアと呼ばれてきた広告媒体が時代とともに衰退しつつある中に、どのように消費者とコミュニケーションを取ればいいかを提案してくれる良書。
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ソーシャルメディアの普及により生活者の消費行動が従来のAIDMA、AISASと共存しつつもSIPS(共感→確認→参加→共有&拡散)にシフトしつつある。企業側も「一個人」として誠実かつオープンに情報発信を行い、生活者の共感と信頼を得られるような取り組みが重要になってくる。
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期待通り。でもSNSでさとなおさんをフォローしていれば 大体分かることでもある。 結局、いいコンテンツをつくることに尽きるのだけれど、 個人的には商売に使われるだけで興をそがれる一面もある。 その辺は微妙な感覚ですね。
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webの時代は、既知の事をより深く知ることができた。 そして、今流行のSNSの時代は、人とのつながりによって、未知な事と出合えるチャンスが多くなる事ではないかと感じた。 SNSを上手く利用し、新たなコミュニケーションツールとする本が多く出版されているが、本書はそれを利用したマー...
webの時代は、既知の事をより深く知ることができた。 そして、今流行のSNSの時代は、人とのつながりによって、未知な事と出合えるチャンスが多くなる事ではないかと感じた。 SNSを上手く利用し、新たなコミュニケーションツールとする本が多く出版されているが、本書はそれを利用したマーケティングを含めかなり分かり易い内容。 なので、読み慣れてしまっている人にとっては、少し物足りなさも感じるかもしれない。
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発売前から楽しみにしてた癖に積みっぱなしでなぜか今読了。 昨年10月発売の本の内容がほとんど新しくなく、当たり前のことになってる情報のスピードには驚く。 コミュニケーションの基礎の部分はもう一度読んで勉強しようと思うが。
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ソーシャルメディア時代のコミュニケーションについて書かれた本。 著者のさとなおさんの事は、ツイッターのRTで偶然知りました。 本を出してると知り、図書館で見つけたので早速読んでみることに。 事例が多く出されているなぁと思った。 ただ、ソーシャルに慣れている私たちには ...
ソーシャルメディア時代のコミュニケーションについて書かれた本。 著者のさとなおさんの事は、ツイッターのRTで偶然知りました。 本を出してると知り、図書館で見つけたので早速読んでみることに。 事例が多く出されているなぁと思った。 ただ、ソーシャルに慣れている私たちには それほど目新しさを感じない内容だった。 p.81 「クチコミという伝言ゲームに全員が参加する。」
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