プリズム の商品レビュー
【書名と著者】 プリズム 百田尚樹 【目的】 百田尚樹を一通り読んでみるキャンペーンのラストに選んだ一冊。 なかでも本書は国会の大臣答弁で百田尚樹は天才との称賛があり、一体どんな話なのか気になる。 【読後感】 儚い終わり。物理的に存在しない人とどう関わり、どう結末を迎えるのか...
【書名と著者】 プリズム 百田尚樹 【目的】 百田尚樹を一通り読んでみるキャンペーンのラストに選んだ一冊。 なかでも本書は国会の大臣答弁で百田尚樹は天才との称賛があり、一体どんな話なのか気になる。 【読後感】 儚い終わり。物理的に存在しない人とどう関わり、どう結末を迎えるのかずっと気になりながら読んでいた。 仮に多重人格だと自称する人にあったら多分即座に信じることはない。 分人的な発想により、相手との人間関係に基づいた適切な振る舞いをするはず、と思うため。 何がプリズムなのかというと、本当に多重人格だったのかはさておき、人の心は外からは見えないものであり、発露のされ方は様々で謎が多く神秘的。この様を称してプリズムと題したのか。なぜプリズムなのかという疑問が残る。 【印象に残ったポイント】 ・心の問題は外からは見えない ・そもそも人格とは? ・不幸を引き受ける人格の不幸 →いろんな不幸を引き受ける専門家というのは、生そのものがしんどい。 ・不幸を引き受けさせられる人格の人権は? ・他人だけど互いの心が見える →仮にこの状態だとプライバシーも何もなく、落ち着いて過ごせる気がしない。仮にこんな社会が到来したら、人間関係は維持できなさそう。 ・記憶の欠落と自己同一性 仮に他人格が任意に出てきて記憶が欠落するようなことがあると、何がいつまでわたしなのか?と自己認識が揺らぎそう。 ・物理的に同一な人の中に、性別も年齢も身長も体重も異なる自己認識の人が同居できる 本人たちからすると事実なんだろうけど、にわかには想像し難い。 ・多重人格は解決しするのか? 出てこないから消えたとも言えない。 ということは、誰しも潜在的には多重人格なのかも?
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赤澤大臣が著者に【プリズム】に震えた、とかラストには泣かされた、、と感想を伝えたのを知り読んでみた。 多重人格者に恋する事も、不倫も私には感情移入できず、家庭教師先の父親に狙われるのもビックリ。 聡子の熱い恋心にグッとくる、というよりも、岩本広志が可哀想すぎると言う感想。 でも、赤澤大臣の感じたであろう感覚はなんとなくわかった気がする。 読書の心に語るストーリーのたたみ方はさすが百田さんだと思った。
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多重人格の男性の話。 虐待の表現も出てくるから注意。 最後の方は恋愛メインで、急な方向転換に思えた。
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プリズム 多重人格の青年と人妻の恋のお話。 設定的には面白いのですが、多重人格の一人の人格と恋に落ちるという設定自体が??? それに加えて、主人公の女性の自分勝手さが気になってしまってX。 百田氏の作品での人物描写は結構リアリティがあったので、本当にこういうふうな女性がいるのかもしれませんが、竹蔵としては読んでいてとてもイライラしました。 最後も予想通りの展開で意外性がなく残念。 恋愛小説自体あまり読まない(読めない)竹蔵ですが、それを差し引いても残念な作品でした。 百田氏の小説は気に入っていたので、次の本に手が出しづらくなってしまいました。困ったもんだ・・・ 竹蔵
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多重人格者と接していく中で、恋愛に発展していく話。同じ人でも、その人が見せる様子で雰囲気が全く違う。見た目は変わらないのに人が違う。戸惑いしかないと思った。人格が統合されて終わったけれど、聡子はどうしていくのであろうか。
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聡子が既婚者である必要あったかな…。広志の解離性同一性障害という特殊な設定で紛れてはいるけど、ただの不倫では…? それを差し引いても聡子の考えや行動はどうかと思う。
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多重人格者の中の一人と恋をしてしまう話。 それぞれの人格が統合された時寂しい別れが待っていた。 重いテーマにならないように工夫されていた気がしました。
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全く内容知らずに読み進めたが、多重人格の中の 1人卓也に恋する話。 最初は家庭教師の聡子に、良い印象を抱いていたが徐々に嫌悪感が。自己中心的で心に波がある。 だけど誰でもそうなのかも。特に恋愛においては。 結果的にヒロシの治療のプラスになり見違えるようになり良かった。
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解離性同一性障害の岩本広志から生まれた人格「卓也」と愛し合うようになる聡子。結末が気になりページを捲る手が止まりませんでした。とても読みやすく、恋愛小説としては面白かったです。
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恋愛×多重人格がテーマの作品で、よくある恋愛ものとは違った苦悩がみられました。 目の前に居る人は自分が愛する人なのか、その人はいつか消えてしまうのか、といった見方が、一筋縄ではいかない恋愛のもどかしさや切なさを強調しているようで、面白かったです。
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