時を刻む砂の最後のひとつぶ の商品レビュー
好き嫌いが分かれそうな文体。 わたしは好きです。 長いこと付き合っている彼がいて、倦怠期かもしれないな、と思った時に手にとった作品でした。 誰もが満たされない愛を求めている気がしました。
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ライターだったり、小説家だったり、もしくは職業ではないけど物を書くことを生活の一部としている人たちを中心とする、連作恋愛短編小説集。 物を書くことと、恋愛をすることは、なんだかどちらも哲学的で、かつ冷静じゃない座りの悪さがあるんだなと思いました。 連作7編、こうひたすら恋と愛につ...
ライターだったり、小説家だったり、もしくは職業ではないけど物を書くことを生活の一部としている人たちを中心とする、連作恋愛短編小説集。 物を書くことと、恋愛をすることは、なんだかどちらも哲学的で、かつ冷静じゃない座りの悪さがあるんだなと思いました。 連作7編、こうひたすら恋と愛について語られるとほんとだんだん疲れてくるというか、さいごの方はうっかり読み飛ばしそうになりましたが、ひとつひとつは面白かったです。 特に、1編目の「残された時間」がとても面白かった。
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人を好きになるって残酷なことなのかもしれない。 それでも、恋心という獰猛でわがままなものをうまく乗りこなせば、それは素晴らしいギフトにもなる。 短編集。つながっている話もいくつかある。
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短編なんだけど、その中に繋がっている話がある。 愛するって不思議なこと。 好きになりすぎるって、ある意味とても怖いこと。 そんな気持ちにさせられた。 2012.5.17
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哀しさのなかにもあたたかさを感じた、そんな作品。それぞれの物語がゆるやかに繋がっていて、また切なくなったり、納得したりする…。
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