鉱物見タテ図鑑 の商品レビュー

フジイキョウコ【編・著】

2016/05/20

鉱物について知識0の私からすると、文章がかなりマニアック。
鉱物アソビという本もありますが、題名からこちらの方が入門だと思ってました。
鉱物にあまり興味の無い人は、鉱物アソビの方を先に読まないと、ついて行けませんね。
写真はとても綺麗ですが。

2014/07/04

これは…！！最高です！参考文献の多くを読んだり知ってたりするわけで。わたし、後席マニアだったのかも（笑）

2014/06/20

あとがきに「理科好き文系人間にもわかりやすい、鉱物図鑑があったらいいのに」（という動機でこの本を書いた）という作者の言葉が。まさに私はその理科好き文系人間で、こうやってこの本が出版されて、たくさんの好意的なレビューがついているということは、実は世の中には理科好き文系人間が結構たくさんいるのかな。
博物館のミュージアムショップなどでいつも、鉱物標本を買おうかどうか長い時間悩む。次こそは買ってしまいそう。そういうきっかけになり得る本で、危険。

2014/02/10

長野まゆみ宮沢賢治稲垣足穂という道を通った人なら、ここもまぁ大抵通るでしょう、という本です。
鉱物そのものの美しさや愛らしさ、想像力、撮影技術の結晶のような一冊。本棚にあると精神が安定します。多分。

2013/11/13

鉱物は好きだけど、化学とか難しいことはちょっと…
という人でも、この本ならおいしく鉱物を楽しめる。
それにしても、一部の鉱物が和菓子に見えるのはなぜなのか…

2013/07/08

鉱物を何かに見立てる想像力は、より鉱物の魅力を引き立たせる、という事を教えてくれる本です。

この本を見て「あぁ…こんな形の鉱物、お迎えしたいなぁ…」と思う鉱物に出会い、鉱物好きにますます拍車が掛かりました(笑)眺めているだけで、想像力を掻き立てられます。

パワーやスピリチュアルな効果を重視するのではなく、鉱物そのものの色や形を愛で楽しみたいという人や鉱物に興味があるけど、どう楽しめばいいのか難しい事はよく分からない…という人にオススメの本です。

2013/05/03

鉱物を薔薇に見立てた表紙に、鉱物好きならばそのまま素通り出来るはずがありません。手にとって本を開けば好きの気持ちがさらに高まって恋に変わってしまうはず。美味しそうなお菓子のような鉱物など奇跡の産物に惚れ惚れ。鉱物についての説明もきめ細やかで、登場する小説の一片を紹介し、そのタイトルまでも美しく想像豊かに鉱物世界へ導いてくれます。例えば「地界古書」「墜ち羽」「玻璃の翼」「ミルフィール時間」「月下の滝」など。 鉱物好きにはたまらない1冊。鉱物に興味のある方には是非ともこの美しい石たちの姿を見て欲しいです。

2013/02/26

美しい鉱物たちを、花やお菓子や風景に例えて解説した本。
馴染みのない石にもとっつきやすく、また見ていて空想を掻き立てられる。

2012/07/02

鉱物を花やお菓子などに見立て、しっとりとしたカラー写真と文章で紹介している。
詩的で美しく、薄いのでさらっと眺められる。

ほう！こんな発想があるのかｗと脳にいい刺激。

宝石もいいけど、見立てて楽しめる鉱物は想像の翼が広がる、というかんじ。

カンバンシ石「ノヴァーリスに捧げる　青い花」を見たい！！

雲母「地界文書」
”千枚はがし”シート状結晶が幾層になった姿。意外と丈夫らしい。断熱効果も高いため、白雲母はロシアでは窓ガラスに使われていた、ってすごい…！
粉末にするとダイヤモンドパウダーのようにきらきら輝くので、「きらら」「きら」と呼ばれた。版画や白粉にも使われてきたそうな。

藍銅鉱「藍珠秘薬」
妖しいクスリのよう！

オーケン石「綿玉製造所」
触りたい！ラビットテールというニックネームらしく、ウサギの毛のようにふわふわ…って！

リチア電気石「虹の欠片」
表現が素敵ｗ

2012/04/25

鉱石をみると、なにかににてるとは思っていたけど、
実際に見立てるとこんなに可愛いの！
自分の持っている石のディスプレイの参考になります。