「世界標準」の仕事術 の商品レビュー
"最低限の語学力 異文化コミュニケーション(このテーマだけでも奥が深い) リーダーシップ プロジェクトマネジメント 交渉術 物事の捉え方 発想力 など、世界でも活躍できる人材像を見える化している本。"
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*世界標準の仕事で最も大切なエッセンスは、「リーダーが、構想を示して、適切なメンバーを集めて、プロジェクトとして仕事を進める」ということです。つまり、「リーダーシップの発揮」と「プロジェクト化」がキーワードです。 *人の前に立つ 世界標準のルールで仕事を進める場合には、ほとんど必ず、こういう目的で、こういうメンバーで、こういう分担・協力関係で、こういうプロセスで、いついつまでに成果をだそう、というふうに進めます。その際、目的の設定に始まる一連のリーダーシップをとることもありますが、いずれにしても、必ず、そういうリーダーたちが必要です。グローバル人材は、どんな立場でも、必ずリーダーシップをとります。なぜかと言えば、グローバル人材が手掛ける仕事は、必ず多様な人々をまきこみますし、また、多様な人の力をうまく活用しなくてはできないような仕事ばかりだからです。そういう状況では、自分一人でいくら仕事ができても通用しません 。リーダーシップとは、自分が目標・方向を示して、その方向に向けて、(自分も含めて)人々を動かしていく力です。そう言うと、「じゃあ、私が管理職(課長)になったらリーダーになろう」と思うかもしれません。課長の人は部長になったらとか、部長の人は、社長になって全権を把握したらリーダーになろうと考えるかもしれません。将来ポジションが上がってからリーダーになろうというのでは遅すぎます。ポジションが高くなれば、その分、仕事は難しくなります。難しい仕事でリーダーシップをとることは、簡単な仕事でリーダーシップをとることよりも困難です。つまり、課長になってから、生まれてはじめてリーダーシップをとるというのは、そもそもの想定が誤っています。リーダーシップをとる練習は、そういう大きな責任をもつ前に始めること。今から始めることです。リーダーシップは役職につくものではありません。どのポジションでも発揮できます。そして、発揮すべきです。それがグローバル人材になっていくための第一要件です。つまり、自分はリーダーの柄じゃないという人も、世界標準の仕事においては、必ず自分が専門とする分野や得意な分野ではリーダーシップをとることが期待されます。指示待ちはご法度、自分から動かなければ意味がありません。
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特段目新しい事が書かれている訳ではなかったが、自分の経験と照らし合わせて共感できる部分と、新たに参考になる部分がいくつかあった。ただ若干詰め込みすぎの印象を持った。外資系企業のマネージャーが、部下の仕事に対して小さな事でも意識して良く褒めるという部分は参考にしたい。
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グローバルの時代に向けてどのような能力が必要か?ということが書かれている。 まず、英語が話せることは必然だが、うまく話せるかどうかよりも、コミュニケーションがとれるかどうかが重要。うまくはなせることよりも、ビジネススキルを持っているかどうかが重要だと説いています。 意外だったのは、海外のビジネスマネージャーも心情的な部分の配慮は高く、ほめたりすることにも気を使っているという点だった。 自分の勝手な固定観念だが、海外は仕事は仕事ときっちり割り切っている部分が強く、心情的な配慮よりもドライに進めていくような印象が強かったものが新たな学びになった。
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・日本人企業が「始めに人ありき」だったのと比べるとグローバル企業は「始めに戦略ありき」です。 ・要するに英語量より重要なのは英語を話すこととセットになった思考力、行動力です。
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研修の講師が勧めていたので読んでみた。「ビギナーのグローバル人材」から始めよう、そこから小さくとも一歩ずつ進んでいこう…そう思わせてくれる良書。「初心者でも、今この瞬間からサッカープレイヤーになることはできます。」…グローバル人材っていうのは「やっとのことで」なるもんじゃなくて「...
研修の講師が勧めていたので読んでみた。「ビギナーのグローバル人材」から始めよう、そこから小さくとも一歩ずつ進んでいこう…そう思わせてくれる良書。「初心者でも、今この瞬間からサッカープレイヤーになることはできます。」…グローバル人材っていうのは「やっとのことで」なるもんじゃなくて「今すぐとにかく」なるもの、なると自分で決意するものだと。キャリアを磨くことと、ルールを知ってそのルールに沿って働くことは似て非なるものだと、言われてみれば当たり前だけど、言われてみると自分もそういう思考回路が働いていたなぁと反省させられた。思考の癖、マインドセットとは恐ろしいものだ。
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世界標準というより、もっとも大事な、基本的な、仕事への取り組み姿勢、考え方を説いた本であると思う。 基本を大事に実行することが、世界標準の人材につながるということか? 久しぶりによい本であったと思う。 一つずつでも実践していく。
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英語が出来て当たり前ということを前提にしているので、出来ない人はまずそのスタートラインにすら立っていないということになる。かといって英語できる=仕事ができるということを言っている本でもない。
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グローバル人材とよく叫ばれるけれど、その言葉の本当の意味を正しく理解されていないのではと改めて感じた。10年後に活躍する人材になるには、英語力を磨くとか海外の経験を増やすとかそういう外的要因以前に、マインドをどう”外向き”にするかどうかってことなんだろうな…。
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・リーダー 文字通り、人前に立つ! ・情報戦は記録戦 ・英語 →英文暗唱・英文書く・・・やりまくり ・専門の組み合わせ
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