父さんの手紙はぜんぶおぼえた の商品レビュー
キラキラ読書クラブ、「手紙」で紹介されていたのでテーマ展示用に貸し出して読んでいます。 まず第1章で主人公リーネケの状況を知ったうえで「リーネケとおしゃべり」とされる父親からの手書きの絵入りの手紙を味わう。 アンネと違ってリーネケは生きているのである意味安心して読めるが、それ...
キラキラ読書クラブ、「手紙」で紹介されていたのでテーマ展示用に貸し出して読んでいます。 まず第1章で主人公リーネケの状況を知ったうえで「リーネケとおしゃべり」とされる父親からの手書きの絵入りの手紙を味わう。 アンネと違ってリーネケは生きているのである意味安心して読めるが、それでも生きづらさや戦後の彼女の波乱に満ちた人生を知ることは、平和や民族について考えるのに役立つと思い購入を決めた。 まず気に入ったのは、リーネケの「好きな部屋リスト」として紹介されるさまざまな部屋。オランダに行きたくなった。 一気に読むのではなく、少しずつ楽しみたい。
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YAブックガイドから。実際の物語を小説に仕立てたもの。途中途中に挿入される父からの手紙が美麗で、そこだけ拾い読みしても楽しめるかも。ナチス絡みのユダヤ人の物語で、悲劇的結末ではないのも救われる。
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読むのにはなかなか苦労した。アンネと同じように、ユダヤ人であることを隠し生き抜いた人たち。様々な理由で殺されていった人たちの話も出てきて、これが歴史なんだなぁと感じました。親が子を思う深い愛も感じました。子どもを守るためとはいえ、一緒にいられないことがどれほど辛かったことか。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
第二次世界大戦のオランダで、家族と離れて 生活していたユダヤ人少女リーネケ(本名は ジャクリーン) ユトレヒトの家から家族が逃げて減っていくなか とうとう自分も名前を変え、父親をおじさんと呼び 隠れて住むようになる 最終的に預けられたドクターの姪として暮らす中 ドクターから届けられる父親からの手紙は 隠れて住んでいる人が書いているものとは 思えないほどカラフルで愛情が詰まっている 最後に彼女が名前を取り戻したのかどうか、は 彼女なりの考えに基づいたとても寂しい選択でした
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ラジオで小川洋子さんが薦めておられました 何も知らずに手に取ったら なんて愛らしい手紙、ユーモアたっぷりだね って思ってしまいます ナチスに追われ、ユダヤ人であることを隠して、家族と離れひっそりと でも命がけの愛で守られて暮らす少女 父親はどんな気持ちでこれを書いたのでしょうか ...
ラジオで小川洋子さんが薦めておられました 何も知らずに手に取ったら なんて愛らしい手紙、ユーモアたっぷりだね って思ってしまいます ナチスに追われ、ユダヤ人であることを隠して、家族と離れひっそりと でも命がけの愛で守られて暮らす少女 父親はどんな気持ちでこれを書いたのでしょうか 奇跡的に運ばれ残された手紙 実際にあったことだと思うと…… いい本に出逢えました ≪ 名前変え その名で息詰め 前を向き ≫
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強制送還の恐怖に怯えながら名前も変え家族と離れてすごしていた女の子の話。お父さんとの手紙。絵がかわいい。
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名前を変え、田舎の村の医師に預けられたユダヤの少女にひそかに届けられた愛情のこもった父からの絵入りの手紙。悲惨な状況の中でもユーモアのあふれた手紙が胸を打つ。 アンネのミープのように、自分たちも飢えながら、危険を承知で少女をかくまった人々の存在。善であることの難しさを考えずにはお...
名前を変え、田舎の村の医師に預けられたユダヤの少女にひそかに届けられた愛情のこもった父からの絵入りの手紙。悲惨な状況の中でもユーモアのあふれた手紙が胸を打つ。 アンネのミープのように、自分たちも飢えながら、危険を承知で少女をかくまった人々の存在。善であることの難しさを考えずにはおれない。 独り亡くなっていた母も悲しいが、仲の良かった家族が結局は元の形に戻れなかった戦争の悲劇がここにある。
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手紙は現存しているそうで驚きました。本物だと知って改めて手紙を見直しました。素敵な手紙です。家族6人、戦争中に病気でお母さんが亡くなられて、それでも5人は生き延びたのだからと思ったけれど、「何もかもが変わってしまいました。」という言葉に重いものを感じました。
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表紙のカラフルな絵が、お父さんの手紙。ユダヤ人であることを隠して、ばらばらに暮らしている父と娘の実話。殺害シーンは少ないものの、ユダヤ人が「消えていく」という描写は怖い。
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父さんの絵入りの手紙の美しいこと!愛情が伝わってきます。アンネの日記を読むのがティーンエイジャーだとしたら、それよりも小さな子供向けの良書。
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