種子のデザイン の商品レビュー
風に乗って、海にもまれて、動物に運ばれて…芽吹く場所へ辿り着くために、 様々な工夫をこらした種のかたちはどれも素敵で説得力があります。 熱帯のドングリ、見てみたいです!
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見ているだけで楽しい キキョウソウとヒナギキョウ 実に開く穴の位置が違うということが 紹介されていました。 キキョウソウは、こぼれた種子が 葉の上で風を待つのだそうな。 春になったら、じっくり観察しよう。
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植物が種子を散布する戦略を写真で見ていく本。 解説はわかりやすく平易であり、美しい写真とスタイリッシュな装幀で楽しく眺められる。 ページの入れ方も洒落ているし、コラムの部分はバックに薄く水玉が入っていて(光線の当てる方向次第で見えたり見えなかったり。何か特殊なインクなのだろうか...
植物が種子を散布する戦略を写真で見ていく本。 解説はわかりやすく平易であり、美しい写真とスタイリッシュな装幀で楽しく眺められる。 ページの入れ方も洒落ているし、コラムの部分はバックに薄く水玉が入っていて(光線の当てる方向次第で見えたり見えなかったり。何か特殊なインクなのだろうか・・・?)、さりげない遊び心があふれている。イラストもかわいらしい。 カフェやモデルルームにおいても似合いそうな本だ。 気楽にぱらぱらめくるのに向いているだけでなく、解説もかなりおもしろい。 動くことが出来ない植物が種を旅立たせる方法を、大きく3種類に分けて紹介している。風を利用するもの、海を漂うもの、動物を運び屋として利用するもの。これをさらに細かく紹介していくわけだが、風に乗るものだけ見ても、翼があるもの、ヘリコプター様のもの、羽根つきの羽状のもの、と似たような形状のものを写真を並べて紹介していてわかりやすい。 学名や縮尺が入っているのも、さらに調べたいときなどに便利で、入門書として親切な作りになっている。 取っつきやすいけど奥が深い1冊である。 個人的におもしろかったのは、スミレの仲間がアリを誘引するのに使うというエライオソーム(elaiosome)。アリが好む脂肪酸・糖・アミノ酸を含むゼリー状の塊を種子に付けておいて、巣に運ばせるのだという。アリはエライオソームのみを巣の中に運び、種子は外に捨てておく。そこから発芽するというわけだ。 もう1つ、巻末に紹介されていた、テッポウユリやカタバミを初めとする発射性のもの。液体やゴム状のもので種をはじき飛ばすのだそうである。 写真で紹介されていた種子は大阪市立自然史博物館と兵庫県立人と自然の博物館所蔵のもの。 出版社はINAX出版。初めて聞いたような気がするが、それほど歴史の浅い出版社でもなさそうだ。知らずに読んでいたものもあったかもしれない。INAXはミュージアムも持っているらしく、文化活動に力を入れている社だということか。 *上にカフェ、なんて書いたけれど、自分が読んでいたのはトイレの中だったりする。たまたまだけどうちのトイレはINAXだったので、それに免じて許してもらおう(^^;)。
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