猫は忘れない の商品レビュー

東直己【著】

2012/03/05

映画が面白かったので原作を読んでみようと思っていたら、新刊が出た。
で、読んでみたら、ハマった。
探偵の年齢が映画と全然違うのにまずびっくり。
推理小説ではない。ハードボイルド、、、というよりハーフボイルドって感じ。でもこの雰囲気、気に入りました。最初から読んでみたくなった。

2012/02/26

知り合いのスナックママ、ミーナから、旅行中の飼い猫の世話を頼まれた“俺”は、餌やりに訪れたマンションで、変わり果てた姿となった彼女を発見する。行きがかりから猫のナナを引き取り、犯人捜しを始めた“俺”は、彼女の過去を遡るうちに意外な人物と遭遇、事件は予想外の方向へと進展するが…猫との暮らしにとまどいながらも、“俺”はミーナの仇を取るためにススキノの街を走り抜ける。ススキノ探偵シリーズ第12作

2012/01/24

途中、話の進行が遅い感じがして★3,5と思いましたが、
犯人が意外だったので４にしました。
猫の描写が猫好きにはたまりません。

2012/01/21

札幌はススキノを舞台にしたセミ・ハードボイルド・ミステリ。

この＜俺＞としか名乗らず、また名前で呼ばれもしない主人公は、夜の繁華街・ススキノに生息する便利屋。今回は知り合いのスナックのママから猫を預かったばかりに、殺人事件に巻き込まれてしまう。

やたらと酒の蘊蓄を語り、浴びるようにたくさん銘柄品を飲みまくる俺＞。ケガと殺しとが背中合わせというのはごめんだけれど、これだけ飲んで食べて好き勝手しながらも、きれいな彼女が心配してくれるという50代なら私もなってみたいもんだ。

場面展開も無理なくスムーズで、すっかり話に乗せられてしまう。あれこれ用意されている伏線も、最後までそれとわからぬ工夫が憎い。さすがに、このシリーズを長く書き続けているだけあるというベテランの味だ。旅先での時間つぶしなんかには最高だ。

ついつい美味いつまみとお酒が進んでしまいそうだけれど、、、

2011/12/15

何となく犯人分かってたけど…
事件背景は衝撃！！
実写だと無理かも…。

猫の描写が好き(*^_^*)

2011/12/07

なんとなく気になった人物が・・あぁ・やっぱり。

同シリーズの今までよりユーモアがなくなったなかぁ・・？
全体的に「薄まった」印象。

ちょくちょく誤植あり。

2011/11/25

ちょっとした知り合いが旅行に行くからと留守の間ネコの餌やりを引き受ける。うーん、ありそうな展開。
が、餌やりに行ったら猫の様子がおかしくて知人が死んでいた。おぉ。やっぱり、気軽に引き受けるもんじゃないのかもね。
犯人探しのため、あれこれ調べ始めるのだけれど、意外な展開に。
ま、なんとなくおかしいよなとは思っていたけれど、まさかね〜。

2011/11/19

今回も楽しみで読みました。
内容は非常に面白かったです。『俺』の年齢を重ねているにも関わらず、生き方が変わっていないこととのギャップがいいですね。ストーリーは途中で分かってしまったのが残念。