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機龍警察 自爆条項 の商品レビュー

4.1

32件のお客様レビュー

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2024/09/25

奇想天外な機動警察物に、世界の紛争の歴史が絡まって壮大なスケールの大作になっている。機龍のイラストでもあったらイメージしやすいのか。ガンダムっぽい感じかと思ったら内容はとっても硬派。「敵」との闘いはこれからも続くかな。

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2024/08/01

北アイルランドから機甲装兵によるテロが疑われた。 龍騎兵の乗り手の一人、ライザの過去に関わることだ。 IRF大物のキリアン・クインが日本でイギリスの高官を襲う計画だったが、その裏に隠された目的とは龍騎兵の奪取だった。 東京での大規模テロを防げるか。

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2021/07/28

緑とライザ、ちょっとやばくないですか? ライザの過去パート辛すぎて本気で吐きそうになったんですが、彼女が鈴石緑に向ける感情が大きすぎて混乱してます。魂レベルで両想いなんだよな。あと特捜がやっと報われたかと思ったらこの展開になるのかなり辛い。続きも読みます。

Posted byブクログ

2018/02/27

「死神の壮絶な過去」 機龍シリーズ第二弾。今回は「バンシー」の搭乗員“死神”ライザの壮絶な過去が明らかになる。妹殺しの十字架を背負いIRF(架空の組織)から逃れながら殺し屋が差し向けられるのを待つライザ。自死は許されない彼女は生きた屍なのだ。そんな彼女の再生の物語。それを果たす...

「死神の壮絶な過去」 機龍シリーズ第二弾。今回は「バンシー」の搭乗員“死神”ライザの壮絶な過去が明らかになる。妹殺しの十字架を背負いIRF(架空の組織)から逃れながら殺し屋が差し向けられるのを待つライザ。自死は許されない彼女は生きた屍なのだ。そんな彼女の再生の物語。それを果たすのは自分の呪われた過去を知るテロリスト・キリアンとIRFのテロの犠牲者でもある特捜部の緑だった。作者が別の機会でも述べているようにヒギンズの影響を受けた感がそこかしこに感じられる(ライザの来歴がアイルランドだったりIRFの設定等々)。そんな意味でも本シリーズは冒険小説の要素も含んでいるのだ。ラストの首都高の高低差を利用した挟撃の発想は、まさに機甲兵装のイメージにピタリとハマってお見事。特捜部の苦労が報われたかに思われた最後の最後まで敵にしてやられてしまうあたりもまた本シリーズの醍醐味か。

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2016/12/15

2014/6/28 龍機兵の活躍よりも人物を描くことに重点がシフトしている。アイルランドの話が長すぎて、ちょっと飽きた。最後の戦闘も陳腐。ただ今作は1作目より深みが増した。テロが繰り返される歴史に対し、「死者の積み重なりで歴史は作られている」という作者の考えが強く感じられる。

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2016/04/28

前作に次いで気に入った作品ではある。ただ、せっかくの踊り子があまりにもあっけないところに、ちょっと…

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2015/05/14

濃厚な警察小説かつ「至近未来」のSF小説の2作目。元テロリストのライザの過去と関係がある強敵たちとの戦い。ライザと緑を中心に進めていく。 これほどのストーリーを書ける小説家は月村了衛だけだ。

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2015/01/17

アイルランドの元テロリスト・ライザ警部のテロリスト時代からストーリーが始まる。ちょうど今、フランスのテロやISISが話題になってるけど、なんとなくテロリストの道に進む人の心情が分かった気がします。

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2015/01/16

シリーズ第2弾です! 本シリーズは、 現在までに、長編4編、短編集1編が、 刊行されておりますが…、 このうち、第1~3作は、 「龍機兵」の3人のパイロットについて、 それぞれ一人ずつ、物語の主軸に据えて、 それぞれの過去と現在を交錯させながら、 警視庁特捜部(架空)での任務...

シリーズ第2弾です! 本シリーズは、 現在までに、長編4編、短編集1編が、 刊行されておりますが…、 このうち、第1~3作は、 「龍機兵」の3人のパイロットについて、 それぞれ一人ずつ、物語の主軸に据えて、 それぞれの過去と現在を交錯させながら、 警視庁特捜部(架空)での任務が、 リアルテイストで描かれています。 第2作となる本作品では、 「龍機兵」唯一の女性パイロットとなる、 ライザ・ラードナーの物語となります…。 ライザの設定は、 10代で、北アイルランドのテロリストとなり、 ある事件を転機としてテログループを離脱し、 警視庁特捜部に入隊した、といぅ設定ですが、 本作品では、 第1章 現在:序 第2章 過去:生立ち~テロリストになるまで 第3章 現在:破 第4章 過去:テロ活動~転機となるある事件 第5章 現在:急 の5章構成で、ライザの半生を描いています。 この後、第4作では、 女性だけのテロ集団との攻防となりますが…、 その中で見せた、冷徹なライザの「苦悩」の、 その理由が、本作品で明らかにされています。 また、正反対の生立ちと、同様の転機を経て、 「龍機兵」のメイン・メカニックとなった、 カウンターパートとなる鈴石主任との関係も、 今後の展開の中で、注目ですね。 本作品は、シリーズ中、最も哀しく、 そして、一縷の救いと不安とともに終幕した、 物語かもしれません…。

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2014/07/09

面白かった‼ これはライザの物語なのか?分量的にもライザの過去に、半分が割かれている。 ともかく。最後の局面の畳み掛けるような展開は、ドキドキバクバクして体温が上がる!

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