警官の条件 の商品レビュー
「警官の血」の続編。 加賀谷のカッコいいところ、特にラストを描きたかったのだろう、そのためか和也のキャラが立たずに弱かったかな? 好きな作家、好きな警官モノなので、調理法にやや違和感を感じた。ちょっぴり勿体ないな。
Posted by
人物相関図的なものが欲しいです。 人間が多すぎて。 借りはかえすって仁義は好きです。
Posted by
佐々木譲の作品ということでかなり期待して読んだものの、、、 エース捜査官と親子三代の警察官という二人に加え、でる杭は打たれるという日本の官僚組織の暗部から始まり、時が経ったその後、実績が上がらなければ背に腹は代えられないという、これまた日本の官僚組織という感じ。 このシチュエ...
佐々木譲の作品ということでかなり期待して読んだものの、、、 エース捜査官と親子三代の警察官という二人に加え、でる杭は打たれるという日本の官僚組織の暗部から始まり、時が経ったその後、実績が上がらなければ背に腹は代えられないという、これまた日本の官僚組織という感じ。 このシチュエーションで佐々木譲ならハズレは無いと思ったんだけど、読み終わると物足りない。 分量はあるから書ききれないは無い。 この食材にして、この調味料、さらにはこのシェフ。 なのにこの味、、、 そんな感じなんで辛口採点です。 好きな作家なんですがね。
Posted by
Posted by
佐々木譲の著作だけあって読みでがあるし、このシリーズを貫くテーマは骨太のものだと思う。 しかし少なくとも本作に限っては、展開が安易かつご都合主義的すぎて、先が読めてしまう。また、悪役の人物描写も薄っぺらで、結果として主人公たちの行動の切実さもあまり伝わってこない。 多分、このシリ...
佐々木譲の著作だけあって読みでがあるし、このシリーズを貫くテーマは骨太のものだと思う。 しかし少なくとも本作に限っては、展開が安易かつご都合主義的すぎて、先が読めてしまう。また、悪役の人物描写も薄っぺらで、結果として主人公たちの行動の切実さもあまり伝わってこない。 多分、このシリーズはまだ続くと思うので、もうひとたびの復活を期待したい。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
かつて和也が密告した刑事・加賀谷が復職した。麻薬捜査で失態を犯した和也に対して、独自の捜査で次々と手柄をあげる加賀谷。かつて親爺さんと慕った二人の心中は、そして捜査陣を嘲笑う麻薬取引の黒幕とはー「警官の血」に続く、警官の条件を問い質す一冊でした。最後の加賀谷の台詞に落涙です。
Posted by
前作、警官の血を読んでいないといけないので、星一つマイナス。前作を読んでいれば、星4.5かな。面白いが前作の警官の血を超えてはいない。
Posted by
三代目・安城和也の最初の上司である加賀谷仁。 この男がある捜査のために現場に復帰してくる。 状況は二転三転して、余談を許さないが、 90年代と様相が異なっている裏社会が色濃く反映されている。 敢えて伏せられている事件は、ピンとくるはず。 それにしても、こんなラストが待ち受けて...
三代目・安城和也の最初の上司である加賀谷仁。 この男がある捜査のために現場に復帰してくる。 状況は二転三転して、余談を許さないが、 90年代と様相が異なっている裏社会が色濃く反映されている。 敢えて伏せられている事件は、ピンとくるはず。 それにしても、こんなラストが待ち受けているとは・・・! その瞬間、まさに“警官の条件”というタイトルがしっくりくる。 思わず、鳥肌が立ってしまった。かっこよすぎる!
Posted by
前作「警官の血」から続けて読んだ方がいい。おもしろい。とにかくおもしろい。なにもない3連休など、まとまったボンヤリした時間に「血」の上下巻からこの作品まで一気に読んだらかなり痛快だと思う。次回作もありそうな予感が…
Posted by
オーソドックスな警察小説。 どっしりと重厚感あり。 実際の芸能界の薬物事件も設定に取りいれてリアリティを増している。
Posted by