仕事をしたつもり の商品レビュー
『「量の神話」は、 ①考えることから逃げ(質を考えずに) ②安易に走り(量だけにこだわり) ③でも、傍目にはその行為が賞賛される。 という構造を持っているというお話をしました。 これが、「ハコモノ志向」では以下のようになります。 ①中身を考えずに ②形だけにこだわり ③でも、「...
『「量の神話」は、 ①考えることから逃げ(質を考えずに) ②安易に走り(量だけにこだわり) ③でも、傍目にはその行為が賞賛される。 という構造を持っているというお話をしました。 これが、「ハコモノ志向」では以下のようになります。 ①中身を考えずに ②形だけにこだわり ③でも、「ちゃんと頑張っているぞ!」と周囲に誇示できる。 どうでしょう。そっくりではありませんか?しかし結局、たいした成果は上がらないので、いくらまわりにアピールすることができたところで、ハコモノ仕事ばかりがまかり通れば、ビジネスはいずれ失敗に終わってしまうでしょう。』 納得感もあり、面白いのだが、学ぶことは少なかった。自戒するにはちょうどいいかな。
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常識という縛りで、思考停止になっていないか?そもそも常識は正しいのか? 何事も論理的に考えることが大切だね。
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結果にこだわりたいと思いつつ、数字(≠結果)に逃げたり、結果のすり替えを行ったり…して…そうです…ね。 当たり前と言えば当たり前。 それが出来ていないからこうしてビジネス書を読むんだろうな。
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批判的で断定的な文体が小気味良く、字が大きくて空白も大きいのでテンポ良く読める。 しかし、具体例と主張のつながりが強引だったり、その主張にも目新しいものはなかったり、著者の経験の範囲内での立論なので体系性や視野の広がりにも乏しかったり・・・ 気分転換にはなりそう
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仕事をしていると、よく「1日でこれだけしかできてないのか」と思うことが多くて、読んでみようと思ったのがきっかけ。 言ってることは一貫してて、要は考える習慣をつけ、常に本質に目を向けろってことですね。頭では分かるけど、それを実行するのはかなり難しい。自分だけの問題じゃないから、環...
仕事をしていると、よく「1日でこれだけしかできてないのか」と思うことが多くて、読んでみようと思ったのがきっかけ。 言ってることは一貫してて、要は考える習慣をつけ、常に本質に目を向けろってことですね。頭では分かるけど、それを実行するのはかなり難しい。自分だけの問題じゃないから、環境によっても左右されるし。それ故「キレイ事」と言われかねない内容だなと思います。 でも仕事をしながら本来の目的を見失ってることもよくあるので、意識する習慣はつけたいなと思いました。慣れてくると怠慢になるし、給料に見合った仕事ができるように。と言いつつ、きっと楽な方に流れちゃう気がしますが。 効率よく仕事ができる人になりたい。
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先日読んだ瀧本氏の著作の中で紹介されていたので読んでみた。ロジックがないので、なんとなく屁理屈に近い印象。 しかし、第2章で語られているビジネスモデルの模倣などについては、一橋MBA楠木教授が『ストーリーとしての競争戦略』で説いているOE(Operational Effectiv...
先日読んだ瀧本氏の著作の中で紹介されていたので読んでみた。ロジックがないので、なんとなく屁理屈に近い印象。 しかし、第2章で語られているビジネスモデルの模倣などについては、一橋MBA楠木教授が『ストーリーとしての競争戦略』で説いているOE(Operational Effectiveness)とSP(Strategic Positioning)の違いそのもので、こちらの理解が進んだ。 やはり個人の仕事であっても、OEではなくSPが重要だということだ。
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意味があるような、ない。そんな本でした、良くある若いビジネスマン向けの本。でもやる気が一日ぐらい湧くから好き。
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量で誤魔化すのではなく、より有効なことに時間を費やす 喧嘩読法 ハコモノ 形に固執 ビジネスモデル狂 裏紙コピーではなく再生紙 マイ箸? 割り箸 廃材利用 洗剤 環境破壊 チャリティー 目的が消失した時点で、成功体験はすべて仕事をしたつもりに堕ちていく 目的成果手段の流れ ワーキ...
量で誤魔化すのではなく、より有効なことに時間を費やす 喧嘩読法 ハコモノ 形に固執 ビジネスモデル狂 裏紙コピーではなく再生紙 マイ箸? 割り箸 廃材利用 洗剤 環境破壊 チャリティー 目的が消失した時点で、成功体験はすべて仕事をしたつもりに堕ちていく 目的成果手段の流れ ワーキングプアの殆どは学生・主婦・高齢者 カスタマーハラスメント 安全策 奇策 甘い蜜 どんな一日を過ごすか 見せかけのインセンティブ
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そういえば、みんな小学校の時や、まぁ大学でもそうなんですが、 「おすすめの本があるからぜひ長期休みの機会に読んでみてね!」 なんて言われて終業式の日に先生から本を列挙したプリントをもらった事、ありませんか? あれについて。 いや、別に列挙してくれるのは大変ありがたいし、生...
そういえば、みんな小学校の時や、まぁ大学でもそうなんですが、 「おすすめの本があるからぜひ長期休みの機会に読んでみてね!」 なんて言われて終業式の日に先生から本を列挙したプリントをもらった事、ありませんか? あれについて。 いや、別に列挙してくれるのは大変ありがたいし、生徒としても本って読んだ方がいいんだろうな、くらいの事は思ってると思いますよ。 先生としても本を読んで知見をつけてほしいと思って作ってくださっていることでしょう。 ちょっと待ってください。 それ、生徒は必要としているでしょうか? 生徒は夏休みに入る時に、テストも終わり、長い束縛生活から解かれるうれしさと休み期間への期待で頭がいっぱいのはずです。 そこに本という堅苦しいもの持ってこられても、読まないのは当然じゃないでしょうか。 読まないのは当然なのに、生徒の気持ち(ニーズ)をとらえずプリントをわざわざ時間をかけて作っている先生。 これはれっきとした、「仕事をしているつもり」なんでしょうね。 今日読んでいた本「仕事をしたつもり」では、こういったやっておけばいい、みたいな往年の仕事ぶりを徹底的に批判していて、読んでいて少し違和感すら感じるものでした笑 さて、ではどうすれば生徒に夏休みの期間を利用して本を読んでもらえるのか、ちょっとだけ考えてみます。 まず夏休みに入ったら、子供なんて遊ぶもんです。遊びたいんです。だから、その時期はしょうがない。 わかりやすく例を挙げれば、 夏休みの宿題をやる期間なんて、「夏休みの宿題」とか銘打っておきながら最後の数日です(もちろんまじめな生徒はいるでしょうけど、そういう生徒はだいたい本もちょくちょく読んでるかわりもんです)。 だからそこは割り切って、夏休みが始まって少し経って休む事に飽きてきたら、学校に来させる。例えば文字通りの「体育の日」を学校自身が設定して(始まって半分くらい、とか)運動みんなでしつつ、最初に出した第1の宿題を提出させる。 そんでもってそこで読書感想文を第2の夏休みの宿題として出せばいいと思うんです。 こうすれば何となく、「焦りの期間」っていうか、「頑張る期間」みたいなのも増えるかなーって思います。 どうせ学校なんてある面では嫌われ役なんだし、ちょっと生徒が「うわ、提出2回あんのかよ」って思ってもいたくないはず。 まぁ深夜に適当に考えてるんであまあまですけど笑 教育現場に対してこういう見方も出来るよなーっていう。 仕事をしているようでしていない人たち。自分自身も見つめ直したいと思った夜でした。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
今の業績の8割以上は働いている2割程度の時間であげることができて,残りの8割の時間はほとんど意味のない仕事をしている=仕事をしたつもり状態なのである。 1枚型プレゼンは考えることに時間を費やす(準備は時間かからない) 美味いプレゼンのみそはキーポイントを簡潔に述べ,相手の興味関心を喚起し,相手から次々と疑問を引き出していくというスタイルです。そして,彼らの疑問に答える資料のみを示していく。 読書とは著者にいちゃもんをつけながら,進める。 そのいちゃもんについて,今度は著者の立場から説明や反論を行うとより深く理解できる。 一冊を完全に咀嚼できれば,多く読むよりも良い効果。 「量の神話」 考えることから逃げ(質を考えず) 安易に走り(量だけにこだわり) 周りから賞賛される(頑張っていると周りにアピール) →形骸化しており,内容がない。 ビジネスモデルという「ハコモノ」だけではなく,人・もの・サービスという 中身を交えて初めて勝負ができる。 中身ではなくビジネスモデルに目が行く企業はいずれ衰退する。 ビジネスモデルだけをまねしても,中身がないと成功しない。 良い企業は「なんのために」「なにをすべきか」を繊細と言っていいほど 緻密に考えている。 強き者の行動を弱き者がまねるのは,思考停止状態でも行われるが,その逆の弱き者の行動を強きがまねるには必ずなぜそれが正しいのかという検証プロセスが必要となるから。 習慣とは今の自分が過去の自分に負けること 過剰サービスという仕事をしたつもり。 ラーメン屋では味というメインの仕事ができていないと,それ以外の無駄なサービスを提供しても客は集まらない。 度を越えた要求(カスタマーハラスメント)に対しては他のハラスメント同様,頑固とした態度をとるべきである。 できる営業マンは仕事において「対応な関係」を築くことを重視している。(自分がいなければ相手も困る) 無駄な媚や過剰サービス(仕事をしたつもり)が最小限である。 奇策を論理的に面どりしていくと,傑作となる。 (新しいビジネスモデルに対して) 本気で考えて,競合の少ない領域に対して合理性を持たせたことが勝因となっている。 重要なのは「なぜそれが成功したのか?」,「そもそも何の目的だろうか」と立ち止まって考えなおす。→今回の自分のケースに当てはまるのか? このように「WHY思考」「そもそも考」を徹底すれば仕事をしたつもりは防げる。 仕事をしたつもりは甘い蜜である。 考えなくても済む。 みんなやっているから失敗してもリスクなし 過去の成功例で説得力をもっているように見える 残業代などが付加され,周囲には頑張っているように見える。 仕事をしたつもりは楽だし,リスクもない。
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