スイーツ断面図鑑 の商品レビュー
CAFE LANDTMANN、A.K Labo、La Maison du Chocolat、Toshi Yoroizuka etc 素敵な店が多すぎて目が迷う(紹介されてるなかにはすでに閉店してしまってるところも)断面でひときわ惹かれたのはタルトタタン。バターソテーされたリンゴが...
CAFE LANDTMANN、A.K Labo、La Maison du Chocolat、Toshi Yoroizuka etc 素敵な店が多すぎて目が迷う(紹介されてるなかにはすでに閉店してしまってるところも)断面でひときわ惹かれたのはタルトタタン。バターソテーされたリンゴがキャラメリゼされた焼き色は見てるだけで幸せ
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テーマが変態じみてて気になってた本 予想通りひとつ目から あ!これはフェチのレベルだ!ってかんじ このあいだ初めてカヌレを食べて何これおいしい…!って思ったのでそれを思い出してカヌレが食べたくなりました イラストじゃなくて写真なところがうれしいお菓子フェチ用本
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NHKでやってる「グレーテルのかまど」が好きな方にはお勧めしたい一冊。 見開きの左のページに断面図の写真と購入したお店のことが、右ページにそのスイーツの歴史やトリビア、筆者の思い出などが書かれています。
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ショートケーキ、シュークリーム、モンブラン。スイーツの断面と、その歴史や小話が、載っています。普通に見るよりもなぜだか美味しそうに見える断面図はなかなかにヨダレもので、甘いものへの衝動を駆り立てます。注意?
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ケーキをスパッと真っ二つに切断! そんな写真ばかり並べたスイーツ図鑑なんて初めて。楽しいし、美味しそう! 著者の猫井登さんはかなり異色なお菓子の歴史研究家だ。かつては大手の銀行員だったそうだ。大学卒業後、銀行に就職し、勤めること15年。そこから人生後悔したくないと退職し、大好きなお菓子の世界に入ったというのだから驚く。いくつかの製菓学校で実際のお菓子作りを学んだ上で、お菓子の歴史や文化を研究されている。 私が読んだ猫井さんの本も本書で2冊目。最初に読んだのは 『お菓子の由来物語』で、これもスイート好きには楽しい本だった。 さて、本書。40種類ちょっとのスイーツの断面が並ぶ。そして、1種類ごとに、猫井さんの文章が添えられている。 具体的には、 1.そのお菓子の歴史に想いを馳せる 2.発明者を偉人と称え、その足跡を追う 3.そのお菓子に関わった人々の人生を見る 4.そのお菓子を生んだ土地の文化を感じる 5.なぜそのように焼きあがるのかを科学する 6.お菓子のかたちの意味を知る 7.そのお菓子にまつわる著者の思い出 印象に残ったのは、 ・モンブランを4タイプに分類したところ。 ・有名パティシエが、シュー生地を焼くのに4時間かけること。 ・ババとサヴァランの違い。 ・ブリオッシュを好んだマリー・アントワネットの話。 ・タルトタタンの秘密。 ・コクシネルは「聖母マリアの使い」という言い伝え。 きりがない。あっ、私の好きなパリ・ブレストもある。自転車の車輪を模したシュー菓子。 とにかく、スイーツ好きなら、それもパティシエ、パティスリーを意識している人なら、本書はきっと楽しいはずだ。 かつて私はただ食べるだけの甘いもの好きだった。なんという店の、なんというケーキなのかさえも知ろうとせずにただ食べていた。デパ地下に行っても、ただ見た目で選んでいた。買ってもどこの店のを買ったのかなんて気にもしていなかった。 でも、いつ頃からだろう、やたらと気になりだした。それは同じ名前のケーキであっても、A店のとB店のとではまるっきり違うことがあったからだ。 さらには、本場のレシピそのままに作ったというスイーツを口にした時の衝撃、これが強く印象に残ったからだ。 かくして、本書のようなスイーツ・ガイドブックまで見るようになってしまった。 でも、読めば世界はさらに広がり、楽しみが増したのも事実。 今では、個々のスイーツにまつわる歴史や文化にまで興味を引かれているのだから。食べれば美味しさも何割りか増すかな。
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