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コシノ洋装店ものがたり の商品レビュー

3.8

32件のお客様レビュー

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2012/04/22

毎朝これを楽しみに起きていた、NHK朝の連続テレビ小説の「カーネーション」。 内容から、ほぼこちらが原作と言ってよいと思います。 テレビでは、NHKの朝の番組としては、不倫の関係をつまびらかにできなかったのか、周防さんと北村さんという男性が、なんとなくそれを表現している感じでした...

毎朝これを楽しみに起きていた、NHK朝の連続テレビ小説の「カーネーション」。 内容から、ほぼこちらが原作と言ってよいと思います。 テレビでは、NHKの朝の番組としては、不倫の関係をつまびらかにできなかったのか、周防さんと北村さんという男性が、なんとなくそれを表現している感じでしたが、原作を読んで納得。 これを読むと、テレビでの表現はよく頑張ったと思う。 テレビはディーテールを楽しめましたが、本は小篠綾子という女性の生き方、考え方の本質を感じることが出来ました。

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2012/04/15

父親とのエピソードのほうが、娘たちとのそれより数倍おもしろい。男兄弟がいなかったとはいえ、この時代に、父親にここまで期待させてしまう娘ってすごい。先に「カーネーション」を見ていたので、「へー、あのエピソードは実話だったんだ!」というふうに楽しめました。

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2012/03/18

巷でカーネーションがえらく好評のようなので、読んでみた。 なるほど、パワーにあふれた女性だったのだなぁと。面白かったです。 が、まあまあ当然の事ながら文章はイマイチだよね。(小説では無いと分かってはいるのだけど...味わいが足りないと思ってしまった。) それにつけても、ミチコロ...

巷でカーネーションがえらく好評のようなので、読んでみた。 なるほど、パワーにあふれた女性だったのだなぁと。面白かったです。 が、まあまあ当然の事ながら文章はイマイチだよね。(小説では無いと分かってはいるのだけど...味わいが足りないと思ってしまった。) それにつけても、ミチコロンドンの苦労がどんなもんだったか!!逆に子供達の物語も興味出てきちゃった。

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2012/03/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

カーネーションにはまって、読んでみた。 カーネーションの印象がものすごくあるところから読んだので、あ、ここはドラマと違うんだなとか、そういう見方になってしまって本単品の評価はできないけど、ドラマを先に見ていたからこそお父ちゃんとのやりとりの部分とかはその映像が思い浮かんで、ついのめりこんで読んでしまった。 ドラマを見ていても思うことだけど、本を読んで改めて感じたのは、自分の人生に対する自分の責任っていうものがあって、それは子供とか大人とかは関係なくて多分人としてみんながそれを負っているんだなということ。 だから「やりたいことを決めるのは親じゃなくて自分自身」とか、「決めたんやったらやりきり」とか、そういうところがすごく響いた。で、始終そういう考えで一貫されているところが気持ちよく感じた。 ドラマの中で一番響いてるのは、優子が進路に悩んでるときに糸子が「自分で考え」って突き放すところ。ドラマはドラマ、この本はこの本で状況とかは若干違ってたけど、本の中にもやっぱりこの考えが根本にある感じがして、よかった。 またドラマを改めて一から見たくなりました。 ちなみにドラマはフィクションになってたからまだ見やすくなっていたけど、実際は結構ドロドロな感じなこともあったんですね…。

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2012/03/02

カーネーションが面白すぎて買ってみた。戦後を生き抜いた世代の人はパワフルだが、その一つ上の世代の人は本当に苦難だらけの人生だった気がする。「4姉妹」を支えていた周りの人はえらいなあと思っていつもドラマを見ているのですが、その辺がこの本にはどう出てくるのか。。

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2012/03/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

2012.3.1~7 読了 パッチ屋修行、父から突き放された独り立ち、父の揮発油火傷事件と旅先での死などTVドラマはほぼ原作に忠実なことがわかる。ミチコは本当に軟式庭球で日本一になったんだ!さすがにTVでは不倫内容などはぼかしているが・・・女性がおかれていた時代背景を考えれば破天荒というか、世間や常識に惑わされずに我が道を貫いたエネルギーは凄まじい。こういう人がもっと現れていれば日本社会ももっと違ったものになってたはずだ。

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2012/02/02

NHK朝ドラの『カーネーション』にハマッてる人も多いのではないでしょうか。 男の自分にはあまりピンとこなかったというか知らなかったコシノ3姉妹。 3人が3人とも服のデザイナーで超有名な方らしいですね。 で、そのためなのかさ3姉妹の母でこの本の著者の小篠綾子さんは『どうやってあ...

NHK朝ドラの『カーネーション』にハマッてる人も多いのではないでしょうか。 男の自分にはあまりピンとこなかったというか知らなかったコシノ3姉妹。 3人が3人とも服のデザイナーで超有名な方らしいですね。 で、そのためなのかさ3姉妹の母でこの本の著者の小篠綾子さんは『どうやってあんなに育てたの?』とたびたび人に聞かれるみたいですね。 育てたなんて言えたもんじゃないですよ、むしろ母親としては失格くらいで、 “ただ親である私の生き様を見せただけさ” みたいなカッコよくて本当にパワフルな方です。 もうお亡くなりになられたらしいのですがこの時代の女性にはまずありえないでしょう。この小篠綾子さんて女性・・・すさまじいエネルギー持ってます。

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2012/03/16

朝ドラ「カーネーション」に興味を持ち、本書を手に取りました。 その人生は本当に波乱万丈というか、あの厳しい状況下でよくぞ 自分の意思を曲げることなく、思う通りの道を突き進めたものだと 感心しました。 肝っ玉かあちゃんという言葉が正にピッタリの人でした。

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2012/01/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 ドラマ「カーネーション」を毎日楽しみに見ています。 主人公・糸子は実在の人物をモデルにしてると知って、読んでみることにしました。 結婚して男性のために尽くすことが一番の幸せとされていた時代に、男の人と同じように仕事をして「女にしか出来ないことをする!」という思いで洋装店を立ち上げ、三人の娘も世界的に有名なデザイナーになりました。 小篠さんの才能・センス・服が好きという気持ちを感じるエピソードがたくさんありました。 仕事も恋愛も子育てもやるときは徹底する、という考え方。 本には書かれていない苦労もたくさんあったんだろうなぁと思います。 これからドラマの方で「糸ちゃんの人生」をどう描いていくのかも楽しみです。

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2011/12/05

「カーネーション」にはまり、気になって読み始めた小篠綾子の自伝。 裁縫に出会い、ミシンに出会い、洋服づくりへと一直線に突き進んでいく姿はドラマ同様に痛快。そして、再確認したのは父の娘への、愛情ゆえの厳しさ。まるで、女版「巨人の星」のようだ。 父は、「薄情も情のうち」と言っていたそ...

「カーネーション」にはまり、気になって読み始めた小篠綾子の自伝。 裁縫に出会い、ミシンに出会い、洋服づくりへと一直線に突き進んでいく姿はドラマ同様に痛快。そして、再確認したのは父の娘への、愛情ゆえの厳しさ。まるで、女版「巨人の星」のようだ。 父は、「薄情も情のうち」と言っていたそうだが、それも 大きな愛あっての薄情。子どもの可能性を信じる、子ども自身の力を引き出すためにも、こんな大きな愛で子どもを育てていかなくてはいけないと思った。

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