だからテレビに嫌われる の商品レビュー
・最近のテレビがつまらないのは、右へならえの情報しか流さないから。多様な意見などなく、少しでもテレビ局の意図するものと異なる意見が出るとバッシングの憂き目にあう。何故そんなことになるかというと、スポンサーの顔色をうかがっているから。今回の原発自己の件で、東電批判がテレビ局(や新聞...
・最近のテレビがつまらないのは、右へならえの情報しか流さないから。多様な意見などなく、少しでもテレビ局の意図するものと異なる意見が出るとバッシングの憂き目にあう。何故そんなことになるかというと、スポンサーの顔色をうかがっているから。今回の原発自己の件で、東電批判がテレビ局(や新聞)からあがらないのは、東電が大切なスポンサー様だから。 ・本来のメディアは多様な意見があるべき。諸外国は皆そうだが、日本はひとつの意見しか許されない。ひとつのテレビ局のみならず、全体的に同じ価値観を持とうとしている。「世界のテレビは(中略)、世の中には、アンチもあれば親もあるということを見せている。これがまさに現代のテレビに求められる総合的な役割なのに、日本だけは価値観を1つにしようと時代に逆行している。」 ・既存の放送だけでなく、もっとニコニコ動画とかYouTubeとか動画サイトの放送をお茶の間に流せるようにすればいいのにというのは面白そうなので同意。 ・リモコンのチャンネルボタンが12個しかない=それだけ価値が上がってしまうというのはなるほどーとオモタ。そんなもんなくしてしまえば、これまでの枠組みに捕らわれない放送ができるのに。 ・原発事故から日が経っていないためか、原発に関する話題も多かった。 「原子力=危ない」「原子力=安全」という二元論を成り立たせている社会が不健全で危ない。二元論だけでなく中間もあっていいというのは、武田徹氏も同じ意見言っていたなーということを思い出した。
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【ノート】 ・しばらく図書館になかったが、入った。札幌ではそれなりに人気があるらしく、かなり待った。 ・政党を作ると宣言したら親からのお金は無税になるとは初めて知った。鳩山家も安倍家もやってるとは。しかも実際には出馬しなくても全然オッケーなんだって。 ・最大の利権は電波であり、突...
【ノート】 ・しばらく図書館になかったが、入った。札幌ではそれなりに人気があるらしく、かなり待った。 ・政党を作ると宣言したら親からのお金は無税になるとは初めて知った。鳩山家も安倍家もやってるとは。しかも実際には出馬しなくても全然オッケーなんだって。 ・最大の利権は電波であり、突き詰めると、それを体現しているのはリモコンとはさすが卓見ですな。 ・「東電は結局私企業だからまだ分かるが、メディアが自分たちの利権ばっかりというのはダメ」という上杉さんに対して「メディアだって結局私企業だから期待してない」というホリエモン。
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テレビに嫌われている 上杉隆と ライブドア事件以降でれなくなった堀江貴文が、 テレビに何故嫌われるのかを語りながら、 テレビの問題を語っている。 テレビがおもしろくない理由は? ネットの急速な発展で、多様な意見が溢れ出した。 テレビのもっている言論統制、放送禁止用語、多様な視点...
テレビに嫌われている 上杉隆と ライブドア事件以降でれなくなった堀江貴文が、 テレビに何故嫌われるのかを語りながら、 テレビの問題を語っている。 テレビがおもしろくない理由は? ネットの急速な発展で、多様な意見が溢れ出した。 テレビのもっている言論統制、放送禁止用語、多様な視点の欠如。 もっと大きなことは 電波利権 が存在していることだ。 既存利権や既存勢力に対して挑戦する堀江貴文。 タブーに斬り込み、記者クラブ制に反対する上杉隆。 二人が語ることで、見えて来ることもあるが なぜか、おじさん談義になっていて、 すこし与太話かな。 もう少し、論点を明確にしたほうがいいね。
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問題児二人の対談本。 原発報道の話になると上杉氏がエキサイトして、ホリエモンの合理的思考と噛み合わなくなるのが残念だった。 電波利権については両者の息のあったやりとりで勉強になった。 お二人にはタブー無き言動を期待したい。 上杉隆の情報は信用できるのかどうかよくわからないのだけれ...
問題児二人の対談本。 原発報道の話になると上杉氏がエキサイトして、ホリエモンの合理的思考と噛み合わなくなるのが残念だった。 電波利権については両者の息のあったやりとりで勉強になった。 お二人にはタブー無き言動を期待したい。 上杉隆の情報は信用できるのかどうかよくわからないのだけれども。
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日本のテレビって今のネット社会において、 どうあるべきなのか疑問を持っています。 そのテレビから嫌われる人の本ってどのような内容なのか、 気になって本を読んでみました。 上杉隆さんと堀江貴文さんとの談話の内容を書籍化した本になっております。 書評ブログ:http://ame...
日本のテレビって今のネット社会において、 どうあるべきなのか疑問を持っています。 そのテレビから嫌われる人の本ってどのような内容なのか、 気になって本を読んでみました。 上杉隆さんと堀江貴文さんとの談話の内容を書籍化した本になっております。 書評ブログ:http://ameblo.jp/toshinobook/entry-11538636494.html
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電波利権について多くの人は「オークション等をして適正な価格で割り当てるべき」という意見だが、ホリエモンは通信の技術論(配信、圧縮。解凍等)として、現状で利権を持ってる人は持ったままでも新規参入出来ると唱えています。 前者がパイの大きさはそのままで中身を代え、パイの価値を高める論だ...
電波利権について多くの人は「オークション等をして適正な価格で割り当てるべき」という意見だが、ホリエモンは通信の技術論(配信、圧縮。解凍等)として、現状で利権を持ってる人は持ったままでも新規参入出来ると唱えています。 前者がパイの大きさはそのままで中身を代え、パイの価値を高める論だとすれば、ホリエモンは新しい人もパイの中に入れ、パイ自体を大きくしましょうという発想。 既得権益者からすれば後者も、現行の価値が希釈されかねないので拒絶するでしょうが、至って全うで健全な論だと思います。 電波利権というのは空気中に道路を作り、そこをテレビ局やラジオ局、あるいは電話などの通信会社で免許を持った車のみが走れる権利です。 免許を発行する方も免許を持ってる方も利権になります。 そんな中、現状‘帯域の無駄使い’と思われるものが 「タクシー無線」「アマチュア無線」「ワイヤレスマイク」 タクシー無線は現状なら携帯電話で充分対応出来る。 アマチュア無線は利用者が激減し、昨今ではツイッターでリスナーを呼びかけてる始末。それならツイッターでいいし、ユーストリームやスカイプなど機材が廉価で精度の高いもので代用出来る。 ワイヤレスマイク(コレだけのために電波の帯域を割いてることが驚きだが)はブルートゥース等で対応出来る。 これらの帯域を寡占してるのはおそらく数千人~数万人ぐらいで、この帯域が空くだけでネット環境や携帯電話の電波状態が劇的に改善され、数千万人が恩恵を受けるとこが出来る。 そもそも何もない空間に線引きをして、使用料を徴収出来るように利権化したのが橋本登美三郎で、その後は田中角栄(元はお金儲けではなく言論統制が目的か!?)で、竹下、橋本、小渕、野中と引き継がれるのだが、田中派の中枢は皆、郵政、通信族、電波族なのである。しかし、利権といえば建設族というイメージを植え付けミズリードすることで電波利権を守り通していた。 そして、その利権は現在、総務省が握っている。 この度、総務省は900MHz帯、プラチナバンドと呼ばれる帯域を開放するが、その周波数割り当てを競売せず、2月に比較審査で選定する。 しかし、結果はソフトバンクに内定している。 ソフトバンクの携帯が繋がり難いのは、基地局が少ないからではなく、900MHzのプラチナバンドを持たず1.5~2Hz帯しか持っていないからである。これはボーダフォンを買収した時から分かっていたことで、だからこそ安く買収出来たわけである。 それを顧客を集めてから、顧客を盾に「顧客の為に解放しろ」と迫るのは非常にアンフェアである。 総務省にとって電波使用料は隠れ特別会計として、「研究開発予算」と称して天下り先の特殊法人などにばらまく貴重な財源である。 これを競売というオープンな形にされると、不透明な会計は許されず一般会計へ組み入れら財源を財務省に握られてしまう。 だから電波オークションをしないことによって、総務省は財源を守れ、ソフトバンクは安価な使用料でプラチナバンドを獲得出来る分けである。 これが世界で通じる日本語`danngou'というやつですね。
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TVがいかに既得権益なのかがわかる。電波使用料が他国に比べても圧倒的に安くはやく電波オークションに出して貰いたいものだ。
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家庭生活の中心にあった牧歌的なテレビの時代の終焉、未来を直視しなかった結果である この本、読まなかったことにしよう、見なかったことにしようって、一瞬思いました。
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テレビはNHK以外いらない。ただ、たまには息抜きとして民放のバラエティ位はあっても良いか。 新聞も、私の中では重要度は下がっている。 両名の活躍に期待したい。
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大メディアから嫌われ続ける堀江貴文と上杉隆の対談集。 既存の「テレビ的」な価値観から外れる「非テレビ的」なものに対する排除の姿勢や、あたかも「なかったこと」にする最近のマスコミに対する警鐘の一端が短い時間で知ることができる。 このテの本を読んでいると、大メディアの暴走は今に始まっ...
大メディアから嫌われ続ける堀江貴文と上杉隆の対談集。 既存の「テレビ的」な価値観から外れる「非テレビ的」なものに対する排除の姿勢や、あたかも「なかったこと」にする最近のマスコミに対する警鐘の一端が短い時間で知ることができる。 このテの本を読んでいると、大メディアの暴走は今に始まった訳ではなく、ホリエモン事件(東電の顛末やカネボウ粉飾決算事件に比べ規模が小さすぎる)以前のカネ絡みの事件、例えばリクルート事件や佐川事件、もっとさかのぼってロッキード事件もきちんと検証する必要があるんじゃないかと思えてくる。 あまりにもメディアの情報を鵜呑みにしすぎて来たんじゃないか?と。
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