暴力団 の商品レビュー
2013/6/1 山口組、稲川会、住吉会。 舎弟、若衆、若頭、若頭補佐、幹部、直系組長、5次団体。 覚醒剤、恐喝、賭博、顔役。 日本は半社会的、マフィアは匿名的。 半グレ。 安めを売る。
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暴力団研究の一人者ぐらいのレベルかと思うが、正直そこまで目新しかったりコアな話はない。ガッカリ。もっと内部に迫ったマニアックな話が欲しかった。
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暴力団とは何か、長期に渡りウォッチしてきたルポライターの渾身作。オモロイ話満載です。(本来、指つめは情婦が客への情愛を示すために始まったとか…) また、その組織体系や諸外国マフィアとの比較もとても面白かったです。ちなみに外国のマフィアは去るものは一切追わないとの事、かたや日本はほ...
暴力団とは何か、長期に渡りウォッチしてきたルポライターの渾身作。オモロイ話満載です。(本来、指つめは情婦が客への情愛を示すために始まったとか…) また、その組織体系や諸外国マフィアとの比較もとても面白かったです。ちなみに外国のマフィアは去るものは一切追わないとの事、かたや日本はほぼ終身雇用制… なお、この業界の今後の予測はかなり厳し目の見通しだそうで、また組織の高齢化もキツイようだ。そもそも暴力団の草刈り場だった暴走族も、最近じゃみかけない。 また、「半ぐれ」集団に比べてITへの対応が遅れているというのも面白い指摘。 怖いものみたさに手にとったが、なかなか楽しめた。
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暴力団に関する知識が深まったと感じた。暴力団=マフィアと考えていたが全くの別物と知り、驚いた。 総じて暴力団は下降気味、半グレ集団がのし上がってきている。ということも全く知らなかったので、そういった分野を知りたいと考えたときの入門書として適切だと感じた。
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暴力団に関する基礎知識が得られる教科書。大手の組織は勿論、海外の組織にも言及されています。グレーゾーンの犯罪者たちが急速に力を得ているのも実感できました。果たしてヤクザは落日の運命を辿るのでしょうか。
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暴力団の実態について書かれた本。 暴力団の魅力が失われているとともに、近年台頭している半グレ集団について書かれている。 とても勉強になった。
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新書コーナーで平置きされていたので興味本位で買ってみた。裏社会の基礎知識はそれなりに身に付けることができたけど、そこまで「目から鱗」なネタがあったかというと、そうでもなかった。
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本書は「暴力団入門」というべきもので、具体的なエピソードはあまりないが、暴力団という組織の現状について分かりやすく書かれている。暴力団は、組の名前を使って、非合法な手段(覚醒剤、恐喝、賭博、ノミ行為などの「シノギ」)によって活動資金を得ている。末端の組員は、組の看板を使わせてもら...
本書は「暴力団入門」というべきもので、具体的なエピソードはあまりないが、暴力団という組織の現状について分かりやすく書かれている。暴力団は、組の名前を使って、非合法な手段(覚醒剤、恐喝、賭博、ノミ行為などの「シノギ」)によって活動資金を得ている。末端の組員は、組の看板を使わせてもらう代わりに、上層部に上納金を納める。かつてバブル時代には、暴力団は地上げなどで大儲けしていた。 面白いことに、アメリカやイタリアのマフィアは存在そのものが非合法なのに、日本では暴力団の存在が法的に認められている。1992年には、暴力団の存在を認めた上で「暴力団対策法」が施行されたが、結果的に警察と暴力団は持ちつ持たれつの関係になってしまい、20年経っても暴力団はなくならなかった。 しかし現在では、暴力団の末端組員は困窮し切っているという。それは、ここ数年の間に、各都道府県で相次いで制定された「暴力団排除条例」によるところが大きい。暴力団の組員はアパートを借りることもできないのだ。そのため、新規に組に入ってくる若者は減少し、高齢化が進んでいる。 それでも、悪い人というのは世の中に一定数存在するものである。そういうアウトローな若者は、暴力団には入らずに「半グレ集団」を形成する。オレオレ詐欺なども反グレ集団によるものが多いという。暴力団が弱体化すれば小さな犯罪者集団が増えてくるが、そのような集団には暴力団排除条例は適応されないのだ。こうして近い将来、暴力団は四散し、マフィア化への道を辿るというのだ。 著者は山口組ウォッチャーのジャーナリストで、組員に背中を刺されたこともあるという。何であれ、命を賭して仕事をするというのはやはり凄いことだ思う。
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裏社会、山口組及び暴力団関係に詳しい溝口氏が、自らの調査の集大成と位置付ける一冊。 本書の見所は、おそらく筆者が定義付けした「半グレ集団」と暴力団の対比であろう。 最近だと、海老蔵事件や押尾学事件で取り上げられた、元暴走族「関東連合」が代表的な「半グレ集団」。 比較によって...
裏社会、山口組及び暴力団関係に詳しい溝口氏が、自らの調査の集大成と位置付ける一冊。 本書の見所は、おそらく筆者が定義付けした「半グレ集団」と暴力団の対比であろう。 最近だと、海老蔵事件や押尾学事件で取り上げられた、元暴走族「関東連合」が代表的な「半グレ集団」。 比較によって、暴力団の構造が非常に分かりやすく示されたように思う。 暴力団賛美する本が多い中、組員に左肩を刺されたとしても"真実"を書こうと努力する溝口氏の本を読んでみては如何だろうか? 多少、誇張表現が多いような気もするが、暴力団関係に対してここまで言える本はそうない。
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シノギ(暴力団の資金調達方法)の種類や、組織の構成(若頭の役割等)といった、知りたくても調べにくい情報が満載。 関東連合等の反社会的集団との対比が、より暴力団の立ち位置を鮮明にしています。 ただ繰り返しの表現が多く、単調な印象を受けるのが、若干残念か。 他の著作も読んでみた...
シノギ(暴力団の資金調達方法)の種類や、組織の構成(若頭の役割等)といった、知りたくても調べにくい情報が満載。 関東連合等の反社会的集団との対比が、より暴力団の立ち位置を鮮明にしています。 ただ繰り返しの表現が多く、単調な印象を受けるのが、若干残念か。 他の著作も読んでみたいですね。
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