サボる時間術 の商品レビュー
作業系の仕事と創造系の仕事をやる際の上手な時間の生み出し方は役に立つ。ただし後半部分は蛇足に思われる。時間の効率的な使い方を説くのであれば筆者の本の上手なページの使い方を検討したほうがよいと思う。
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名古屋を地盤に活躍されている理央周さんの書。 「サボる」というタイトルが刺激的であるが、決してサボり人のための本ではない。 「サボる時間」とは、アポも入れない、手も動かさない、つまり創造的なことを考える、まとまった時間なのだ。 理央さんは、ちまたに溢れる時間術について「「中...
名古屋を地盤に活躍されている理央周さんの書。 「サボる」というタイトルが刺激的であるが、決してサボり人のための本ではない。 「サボる時間」とは、アポも入れない、手も動かさない、つまり創造的なことを考える、まとまった時間なのだ。 理央さんは、ちまたに溢れる時間術について「「中学生、高校生が自宅勉強の時間割をつくっても、結局は成果があがらないという話に、よく似ていると思える」と言い切る。 これは、少し前までは時間術オタクだった私も納得のフレーズだ。 細切れ、15分単位のスケジュールとかを試行錯誤したが、世の中、そんなに自分の都合よく回ってはくれない。 だったら、予め自分だけの時間、考え事をする時間を確保する。 これは全面的に賛同できる。 また、マーケッターらしく、時間管理というとらえどころのないものを、マーケティングのセオリーで分析しているのも、ある意味 斬新であった。 気に入った点は以下のとおり。 時間をうまく使って業務効率をあげていくことは、手段であって目的ではない。 価業;企画立案など 作業;ルーティン作業 カイゼン提案は「創造する仕事」に分類される。 押さえるべきところはきっちり押さえていたということだ。 人を動かし業績を上げられる人は、「ものの言い方」と「ものを言うタイミング」に秀でたコミュニケーションの達人なのだ。 ドラッカーは「企業の使命=やるべきことは顧客の創造」であり、そのために必要なのは「マーケティングとイノベーションだ」よ言っている。 できる人というのは、まず自分の能力をしっかり把握して、どうやって実力を発揮して、アピールすればいいかを考える。そして成果をあげるストーリー(仮設)に従って行動して、その結果を反省し改善することで、自分の価値をさらに高めていく。 名古屋人は人間関係を特に重視し、身内を大事にする土地柄である。 時代や社会が変わっているのに、同じビジネスをしていては、市場から認められなくなる。 市場のように複雑でとらえどころのない対象を分析するには、シンプルな手法ほど実用性が高いように思える。 優秀な経営者というのは、派手な創造性を発揮するだけでなく、自分を律し、小さな努力を積み重ねているのである。 超優秀な人は、創造的な発想で新たな価値を生み出すとともに、「こなす仕事」も、ものすごい高いレベルで完遂させる。 「自分が大切に思っている、やりたいことをできる限り全部やりましょう」
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作業に追われる生活じゃ回らない!じっくり考える時間=サボる時間を作らねば!と思って購入。一つひとつは簡単なことだが、全部できてる人はなかなか居ないと思った。そりゃそうなんだけど、と言い訳したくなる気持ちに屈することなく自分を高めていきたいと思えた一冊。
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最も言いたいことは、自分を高めるため、創造的な仕事をするため、「サボる時間=まとまり時間」を作ることが重要ということであった。 それに関して、理由や作り方をマーケティング的見方を持って書かれていた。 ★活かせること★ 週に2回3時間以上のまとまり時間を確保する。 そのために仕...
最も言いたいことは、自分を高めるため、創造的な仕事をするため、「サボる時間=まとまり時間」を作ることが重要ということであった。 それに関して、理由や作り方をマーケティング的見方を持って書かれていた。 ★活かせること★ 週に2回3時間以上のまとまり時間を確保する。 そのために仕事を委任する。
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