25時のバカンス 市川春子作品集2(2) の商品レビュー
ちょっと読むのに勇気が要る。 それでも日常の中にもりこまれた非日常が、面白い。表題作はもちろん、三作目の「月の葬式」は特に。なんとなく、市川さんの描く非日常の彼らは、すごく、わたしの思う人間らしさがあって。それこそ非日常であるものとして人間とは違った形で描かれているのだけれど、中...
ちょっと読むのに勇気が要る。 それでも日常の中にもりこまれた非日常が、面白い。表題作はもちろん、三作目の「月の葬式」は特に。なんとなく、市川さんの描く非日常の彼らは、すごく、わたしの思う人間らしさがあって。それこそ非日常であるものとして人間とは違った形で描かれているのだけれど、中身はそうでもなくて、と言うと行きすぎかもしれないけど。温かみがある。その温かさは人間から分けてもらったのかどうかは分からないけど、別の人間に分けられるくらいに温かさを持っている気がする。
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ゾクッとする不思議なお話し集でした もう一度読み返したいけど、その時は昼間にしときたいです 夜読んだのがまずかったのか… 怖かった!
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独特の世界観でした。 貝殻になった研究者とその弟 土星で学ぶ少女 家出少年と月王子 ちょっと怖いけど綺麗
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何回読んでも、すべてがぴったりきたように思えず何回も読む。何と何が触れ合って、こんな関係性を築き上げるんだろう。
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待望の市川春子短編集2作目! やっぱり表題作がでたらめに面白いです この方のマンガはなんだかおもしろすぎて中毒になります 3作目が早くでないかと祈ってます
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ちょっと私には難しかったかも。どの話にも天才がいるけれど、どうにも不器用だったりして、すこしずれている世界観は面白いと思った。共感できる部分が少なくて、感情移入がし辛かったけれど、キャラクターは素敵。絵柄も好き。ただ私は文字の多い漫画は読み難いよう。
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どのお話も、根底に通じるものは同じ。表題作は、もう少しコンパクトな長さでも良かったような気もする。 1番最後のお話が好き。
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「虫と歌」より角が取れてまるくなったかな?そうでもないかも。どうやって話を思いついているのか頭の中を見てみたい。そう言えばきょうだい物が多い。
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具体的に言えば「皮膚がハスコラみたいで気持ちわりー!」ってところではあるけど、マンガでその得体のしれない恐怖感を再現されてしまったので、降参です。鳥肌。
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普段わたしたちの住む世界ではないようなありえない話なのかもしれないけれど、根っこのところはきっとわたしたちと何も変わらない。 すごく素敵な空気と独特の時間の流れをつくってくれます。
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