25時のバカンス 市川春子作品集2(2) の商品レビュー
好みが分かれる
一巻も読んだ者です。一巻もちょっとわかりにくかったですが、今回さらにわかりにくいです。絵も上手なのか下手なのかわかりません。発想はすごいと思いますが(ちょっと病んでいるのかなとも思いますが)、突っ込みどころ満載です。一巻のほうがよかったなって思いました。姉の顔が取れる・海関係が、...
一巻も読んだ者です。一巻もちょっとわかりにくかったですが、今回さらにわかりにくいです。絵も上手なのか下手なのかわかりません。発想はすごいと思いますが(ちょっと病んでいるのかなとも思いますが)、突っ込みどころ満載です。一巻のほうがよかったなって思いました。姉の顔が取れる・海関係が、『夢幻紳士』シリーズにある話を髣髴させました。 また、登場人物が軽いです。深刻な状況なのに・・・ これ以上は読んで判断してください(^.^)
ですです
市川春子の吹き出しの描き方、独特の丸みが好き ただ、久しぶりに読んだらなんか気持ち悪さが勝ってしまった 『宝石の国』は今でも好きなんやけどなあ
Posted by
【25時のバカンス】 水や海を題材にしている。 「月の葬式」 間さんが探してたリモコンはなんのリモコンなのか、物語の序盤で巻き戻しのコマがあったけどどういう意味なのか、考えたけどわからなかった。 全ての話が難解で2回以上は読まないと理解できない。でも繊細で緻密な作りとか刹那さを...
【25時のバカンス】 水や海を題材にしている。 「月の葬式」 間さんが探してたリモコンはなんのリモコンなのか、物語の序盤で巻き戻しのコマがあったけどどういう意味なのか、考えたけどわからなかった。 全ての話が難解で2回以上は読まないと理解できない。でも繊細で緻密な作りとか刹那さを感じさせる結末が全ての物語を愛おしく感じさせる。 こういう不思議な話は好きだし、掘り出し物のような作品に出会うために漫画を読んでいると再確認。
Posted by
私が好きで本棚においていたのを我が子が真剣に読んでいた。成長を感じた。市川さんの物語、絵は本当に美しく繊細。もう少し大きくなったら、どのシーンが好き?をやってみたいな。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
「25時のバカンス」美しくて美しくて、市川先生の描く海が本当に好きです。最後に乙女さんが戻ってきてくれてよかった……。眼球を割れた脚から取り出すところで2人とも赤面してるのが可愛くて… 「パンドラにて」最後の展開が置いてけぼりな感じでした。これはまた読み直したいです。役目を終えてもまた次の役目を負う。形を変えて。 「月の葬式」これはまた市川先生らしい、リモコンって月を破壊する装置だったんですね。それを自分から捨てたという。月を破壊する見開きの描写がまた美しい。 市川先生のお話って、場面の切り替わりが、かなりわかりにくいんですよね。セリフも説明的なものではない。そこが、人なのに人じゃない感じのお話でも、自然で好きなんです。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
・市川春子先生の独特な感性に惚れ惚れしたり置いてかれたりする短編集。 ・「25時のバカンス」、優秀で和気藹々とした人が集まる理想の研究所だ。臨海観測所でバカンスっていう発想が素敵すぎ。市川春子先生の描くパーティの阿呆みたいな陽気さが好き。割れた太ももから体内に手を突っ込む描写はあまりにも性的ですよ...。 ・「パンドラにて」、難解。終盤の展開が理解できない...。 ・「月の葬式」、よくこんな設定思いつくな。月の地下は内臓を晒した死体だらけって。地球の葬式の見開きページの静けさが好き。さらっと月が粉々になってる?ので、潮汐が狂って結末の時点の地球はめちゃくちゃですわ。
Posted by
SFはもちろん、近親愛、同性愛的な表現も盛り込まれたかなり濃い作品だった。 25時のバカンスは何度読み返してもいいな。市川春子先生の言葉が綺麗で…「あのときお前を助けられるのは私だけだった。それがうれしくて今が永遠になれば良いと思った。」何回読んでも胸がギュンとする
Posted by
何故か、「妖星伝」と検索すると、この本が。この方を全く存じ上げないのだが、今年正月、ある大学教授から知っていますか、と連絡があった。調べると、御縁がある方かもしれない。
Posted by
宝石の国既読者です。 モデルになってそうなキャラ、描写が結構あって 興奮した。 それにしてもこの人の描くキャラクターはなんでこんなにもかわいいんだ?
Posted by
ちょっぴり寂しくて、でも、少し温かくてよかった。 表題作の25時のバカンスが好き。 百瀬、こっちを向いて、のなみうちぎわ、にも通ずる何かを感じたけど、なんだか、2人が後半になってお互いの気持ちを認めていく過程もとてもよくて、なんだか、よかった。
Posted by