25時のバカンス 市川春子作品集2(2) の商品レビュー
ヴィレバンにて、この本に「この本だけは立ち読みはさせない!今の若い人は相応の対価を払ってこそ自分の血肉となることがわかってない。僕は、自分の感性を信じて買った本にハズレなんて無かったよ。一つも。」っていうPOPがつけられていました。 このPOPが心にズシンと来て、もうPOPごと欲...
ヴィレバンにて、この本に「この本だけは立ち読みはさせない!今の若い人は相応の対価を払ってこそ自分の血肉となることがわかってない。僕は、自分の感性を信じて買った本にハズレなんて無かったよ。一つも。」っていうPOPがつけられていました。 このPOPが心にズシンと来て、もうPOPごと欲しかったんですけど、漫画を買わせていただきました。買って良かった!大切にしよう。 本はちゃんと定価で買わなきゃな、と思う一冊。 店員さん見てたらすいません。
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読むたびに、この漫画を読むことができる幸福に感謝したくなる。ちょっと不思議で残酷でとてもきれい。最高~。
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セミのお腹、、、えらいこっちゃやなぁ どの作品も面白かった。個人的には前の『虫と歌』 のほうが好きかな
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
兄弟愛を軸に展開される短編集。 主題の「25時の~」は姉と弟の恋心にも似た関係が もどかしい。二人を構築している物質の存在・世界観が 不安定に成り立ち魅力を際立たせている。 2話目の「パンドラにて」は、女の園の世界感と 人工物との一体感がアンバランスに成り立つ。 3話目の「月の葬式」はいよいよ私の理解の 範疇を越え難解だった。
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【印象】 科学っぽく人と人。 【類別】 短編集、全3編。 ファンタジー。 【脚本等】 思いがけない。 【画等】 ある場面でミロのヴィーナスを想起し、惹かれました。
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市川先生は、簡単そうにすらすらと人物を描画しますね。無駄がない。 台詞も無駄がない。一言一言、ふわっと軽い、けど濃い。 上手く言えないけど、市川先生の書く言葉のキャッチボールが好きです
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短編集ですが、全編を通して不思議な雰囲気が漂っていて、合う合わないがはっきり表れる作品、作家だと思います。SFにすんなり馴染めない私は、残念ながら合わない方でしたが。。
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話はとても好きなのだけれども、『月の葬式』的な表現がとても苦手な身としては、読み返したいけど読み返したくない、とても微妙な気分。
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人と、人でないもの(あるいは人でなくなろうとするもの)との交流と、その間に生まれる愛としか言えないもの。前作もよかったけど、この本に収められた3作品には往年のSF的なモチーフも随所に見られ、懐かしさとともに切なさも感じる。美しくて残酷で、でもそこに漂う気持ちには共感できて。言葉で...
人と、人でないもの(あるいは人でなくなろうとするもの)との交流と、その間に生まれる愛としか言えないもの。前作もよかったけど、この本に収められた3作品には往年のSF的なモチーフも随所に見られ、懐かしさとともに切なさも感じる。美しくて残酷で、でもそこに漂う気持ちには共感できて。言葉では言い表せない世界がこの本には広がってる。
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よく分からん話が多かったな。 ちゃんと読み返します。 虫と歌に引き続きタイトルがどれも素敵。 25時のバカンス/パンドラにて/月の葬式
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