1985年のクラッシュ・ギャルズ の商品レビュー
女子プロレスに興味はあったものの、なぜそこまで?という男子プロレスに対するのと同様の疑問があり、どんだけ頑張ってもキャットファイト扱いしかしてくれない客の目線とか、団体の男社会とかいろいろ気にはなっていたが、本人たちが意図的に演出したことがハマれば、そこにはものすごい満足感がある...
女子プロレスに興味はあったものの、なぜそこまで?という男子プロレスに対するのと同様の疑問があり、どんだけ頑張ってもキャットファイト扱いしかしてくれない客の目線とか、団体の男社会とかいろいろ気にはなっていたが、本人たちが意図的に演出したことがハマれば、そこにはものすごい満足感があるのだろうということはわかった。そしていまも、女子プロレスは進化し続けている。
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クラッシュ世代ではないが、物語に没頭して一気読み。 2人の天才の栄光と挫折。 プロレスとはスポーツではなく、不器用ながらも前に進んでいく人間ドラマなのだと感じた。 リアルタイムで、クラッシュの試合を見たことがある人なら、もっと楽しめるはず。
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偶然書店で発見。 あの時代の熱狂ぶりが蘇る。 ファンにはクラッシュの歴史をまとめ。 何もかも懐かしく夢中で読んだ。 大田区体育館もクラッシュ復活の有明コロシアムも観に行ったなあ・・・。 これを読む前にデラプロ復活号がでてきた。 クラッシュ再結成前のロングインタビュー。 捨てな...
偶然書店で発見。 あの時代の熱狂ぶりが蘇る。 ファンにはクラッシュの歴史をまとめ。 何もかも懐かしく夢中で読んだ。 大田区体育館もクラッシュ復活の有明コロシアムも観に行ったなあ・・・。 これを読む前にデラプロ復活号がでてきた。 クラッシュ再結成前のロングインタビュー。 捨てないでよかった。
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職場の先生が貸してくださったので、読んでみた。 女子プロレスってほとんど興味なかったんだけど、面白かった! 女子プロレスって、男子プロレスとはメンタリティ的に全然違うんだろうな・・・ 「傷ついた少女たちの代弁者」であったというのは、今でいうV系みたいなものなんだろうな〜。熱狂の...
職場の先生が貸してくださったので、読んでみた。 女子プロレスってほとんど興味なかったんだけど、面白かった! 女子プロレスって、男子プロレスとはメンタリティ的に全然違うんだろうな・・・ 「傷ついた少女たちの代弁者」であったというのは、今でいうV系みたいなものなんだろうな〜。熱狂の仕方とかも近い気がする。 知ってる名前もたくさん出てきたけど、私が物心ついた頃にはみんな引退してて、北斗晶もジャガー横田もただの怖い奥さんだったし、ダンプ松本とかアジャコングは芸人にビンタしたりする人というだけだった。 女子プロレスにこんなに濃密な歴史があったなんて知らなかった。 何よりも、この著者は文章がとてもうまい。 どんどん引き込まれて、目の前で試合を見ているかのようでした。 技名とか知ってたらもっと楽しめたかも・・・。
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文字通り、1985年に隆盛を極めたクラッシュ・ギャルズを視点として、この当時の女子プロレス(=全日本女子プロレス)を描いた一冊。 稀代の天才レスラー長与千種、そして一流のアスリートの能力を持ったライオネス飛鳥のコンビが、時代の寵児へと駆け上がっていく様子、芸能活動での葛藤、そし...
文字通り、1985年に隆盛を極めたクラッシュ・ギャルズを視点として、この当時の女子プロレス(=全日本女子プロレス)を描いた一冊。 稀代の天才レスラー長与千種、そして一流のアスリートの能力を持ったライオネス飛鳥のコンビが、時代の寵児へと駆け上がっていく様子、芸能活動での葛藤、そして引退後にプロレスが忘れられずに戻ってくる様子が丹念に描かれてる。 往年のクラッシュ・ギャルズを知る人はもちろん、そうでない人も楽しめる良著。
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ここに書かれている事が真実だと思っていないし、女子プロレスには全く関心がありませんが、読み物として面白い本です。
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大宅壮一ノンフィクション賞候補ということで気になって読みました。 ワタクシは、クラッシュギャルズを見たことがない。 プロレス的には闘魂三銃士、超世代軍で育ち、PRIDEを筆頭にMMAに魅せられた世代であり正直、クラッシュギャルズと聞いてもピンとこない。 とても面白く読めたが、...
大宅壮一ノンフィクション賞候補ということで気になって読みました。 ワタクシは、クラッシュギャルズを見たことがない。 プロレス的には闘魂三銃士、超世代軍で育ち、PRIDEを筆頭にMMAに魅せられた世代であり正直、クラッシュギャルズと聞いてもピンとこない。 とても面白く読めたが、やはり気持ちが入らないのが残念。 タイトルも「1976年のアントニオ猪木」を強く意識しているようだが、1985年が人気のピークだっただけであり、特に意味を感じない。 当時を知る人だったらもっと楽しめたんでしょう。 ごめんなさい。
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長与千種が入団当初は劣等生だったことに驚き。 そこから一気に才能を開花させて、観客の盛り上げ方などを研究(ジャイアント馬場のタッチの手の向きで、交代する・しないを見抜くところなどが天才的)、アナウンサーに技を勉強してください、などと言えるプロ魂が感動的である。 陰となるライオネ...
長与千種が入団当初は劣等生だったことに驚き。 そこから一気に才能を開花させて、観客の盛り上げ方などを研究(ジャイアント馬場のタッチの手の向きで、交代する・しないを見抜くところなどが天才的)、アナウンサーに技を勉強してください、などと言えるプロ魂が感動的である。 陰となるライオネス飛鳥も、本書を読んでもやはり陰の感覚。 彼女を陥れた元アイドルのロックミュージシャンとは誰だろう? しかし、銀座がリングと言えるクラブの経営者に成長されているので、一度は行ってみたいものだ。 ファンという視点を組み合わせて構成されている本書、この構成にも引き込まれる内容だ。文句なしの一冊です。 やはり柳澤さんには、次作はUWFしか無いだろうと思う。
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クラッシュギャルズの本がずっと読みたかったんです。北朝鮮の人民が地に伏して泣く姿よりも、小さい頃に見たクラッシュギャルズに歓声上げる無数の女子こそ熱狂的、というのに相応しかった。その裏側、熱狂をつくりだした驚異的な人間力を克明に記したヒリヒリする一冊。千種のイカれた凄さを垣間見る...
クラッシュギャルズの本がずっと読みたかったんです。北朝鮮の人民が地に伏して泣く姿よりも、小さい頃に見たクラッシュギャルズに歓声上げる無数の女子こそ熱狂的、というのに相応しかった。その裏側、熱狂をつくりだした驚異的な人間力を克明に記したヒリヒリする一冊。千種のイカれた凄さを垣間見るよし、女子プロレスの盛衰を見るもよし、天才千種と愚直な飛鳥はバガボンドの吉岡兄弟を見るもよしですな。
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母が飛鳥の大ファンだったので観てたけど、私はやっぱりリングスの前田日明が好きでした。でも読み出すと懐かしくて止まりません。
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