三月の招待状 の商品レビュー

角田光代【著】

2019/05/13

最近は角田さんの小説好きって思ってたんだけど これは苦手だった。全然引き込まれず 休み休みなんとか読み終わった感じ。オビのあらすじ見たときは面白そうって思ったんだけどなぁ。残念。
限りなく星一個に近い二個。

2018/12/15

大学の同級生たちの、揃いも揃ってなんとも冴えない恋愛と結婚の話。でもその冴えなさはやけにリアル。気付いたら私昔のままじゃん、って思いながら、現状をどうしたら打破できるのかよく分からず、なんとなく一歩進もうともがくけどそれって他人から見ると大したことなかったりして。もがくから誠実じゃなくなる、他の道が、可能性が自分にもあったんだと思いたくなる。でもそういうのにフラついたところでやっぱり大したもん得られるわけじゃない。結婚ってなんだろうね～。

2018/07/26

まだまだ大人になり切れてない感がある男女の物語。どっちに転ぶかは自分次第なんだけど。
でも、若い時に思い描いていた自分になってる30代40代なんてほんの一握りなのでは。

2018/03/03

友人の離婚式から集まった卒業後15年の仲間達の物語。みんな学生時代に何かを残してきて悩んでる。形の上では不倫だの、色々あっても、あの時代に置いてきたものに引っかかっている。とんでもない奴、宇田男も学生時代に少し小説家として売れてしまい結局はその時代に置いてきたものから逃れられていない。普通に近くに居たら自分的にはみんな好きになれない人達。

2017/09/23

何かと満足しない、人のことは色々言えるけど、自分のことはよく分からない。そういうモヤモヤが続くのは、結構共感できる。

2017/06/24

34歳。ライターの女性、充留とその大学時代の友人たちが主人公。それぞれが結婚、離婚、恋愛、仕事、といった問題を抱えながら奮闘していく。始まりは友人夫婦の離婚式から。登場人物がとにかくみんなポンコツで。。そして、暗い。今の自分の心境には合いませんでした。角田さんの作品は好きなのもあるけど。これはちょっと。

2017/03/26

学生時代の男女なかよしグループが30代半ばになりぼちぼち落ち着いてきたところで起こるあれこれ。各章でグループのそれぞれ＋アルファが語り手になり出来事や心情を語るのだが、グループの中で一人だけ語り手にならない。しかし、あれこれ(過去のことも含め)はその人物が関わってくる。そこに何か意図があるのかよくわからないが、印象としては若い主婦向けの夜9時ぐらいのドラマな感じ。

2016/05/26

友人夫婦の離婚式の招待状から始まる、青春を引きずる男女たちの現在。
大学時代って、そんなに楽しいものなんだろうか。社会に出て家庭を抱え、責任を持つ立場になる。それでも、いつでもあの頃の思い出と仲間を宝物のように捨てきれない彼らが、とても幼稚に思える。遥香の彼らに対する言葉が、私の思いを代弁している。

2016/03/29

離婚式を行うカップルと、その周りを取り巻く友人たち。

真面目な主婦のひとり相撲、ぬるい感じの恋愛、、

いまいち何も見えて来なかった…

2016/03/27

離婚パーティの招待状から始まる、大学の同級生5人のお話。
大学時代に取り残されて、そこから動けなくて、おとな になりきれてない5人。
それはそれで楽しくていいじゃない、と思ったりもする。

20160327