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革命のライオン の商品レビュー

3.8

35件のお客様レビュー

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2024/02/25

・出た当時から気になってて、やっと読み始めた。タイトルどおり、小説としてフランス革命を描いてて、読みやすい。 ・今のところミラボーとロベスピエールを中心に物語が展開してて、物語の舞台は議会。 ・歴史にしろ何にしろ、物語という形式で見せてくれると、頭に入りやすい。ゆっくり最後まで楽...

・出た当時から気になってて、やっと読み始めた。タイトルどおり、小説としてフランス革命を描いてて、読みやすい。 ・今のところミラボーとロベスピエールを中心に物語が展開してて、物語の舞台は議会。 ・歴史にしろ何にしろ、物語という形式で見せてくれると、頭に入りやすい。ゆっくり最後まで楽しみたい。

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2020/10/17

小説というだけあって読みやすいです。主にミラボーとロベスピエールを中心に話が進みます。 「第三身分とは何か。ーすべてである。」そこに革命の始まりが感じられました。

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2019/05/03

ヴェルサイユ ドーフィネ方式 プロヴァンス 気づき 嫌われて 選挙運動 マルセイユ 指導者 小革命 パリ 焦り 議員行進 新聞 議場 開会 議員資格審査 空転 処女演説 貴族の館 引け目 シェイエス 女と同じ 合流 投票 第68回毎日出版文化賞特別賞 著者:佐藤賢一(1968-...

ヴェルサイユ ドーフィネ方式 プロヴァンス 気づき 嫌われて 選挙運動 マルセイユ 指導者 小革命 パリ 焦り 議員行進 新聞 議場 開会 議員資格審査 空転 処女演説 貴族の館 引け目 シェイエス 女と同じ 合流 投票 第68回毎日出版文化賞特別賞 著者:佐藤賢一(1968-、鶴岡市、小説家)

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2018/11/04

理想に燃えるロベスピエールと、清濁併せ呑むというか、場の空気を読みつつ臨機応変に動くミラボー。ミラボー格好いい!とても放蕩貴族とは思えないw

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2017/06/25

フランス革命が始まった年とされる1789年、全国三部会に集まった議員たちはそれほどの認識を持っていた訳ではないのだろう。なんとなくくすぶる人々の不満に、火を付けるのは言葉を持つ人である。この大群像劇のトップを飾るのは不良貴族のミラボー。佐藤氏の筆を借りて語られるミラボーの言葉は、...

フランス革命が始まった年とされる1789年、全国三部会に集まった議員たちはそれほどの認識を持っていた訳ではないのだろう。なんとなくくすぶる人々の不満に、火を付けるのは言葉を持つ人である。この大群像劇のトップを飾るのは不良貴族のミラボー。佐藤氏の筆を借りて語られるミラボーの言葉は、心を動かす力があって面白い。

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2016/12/17

世界史は苦手で、フランス革命についての知識はベルサイユのばらで知ったレベルの私なので、ついていけるか心配だったのですが、楽しめてます。 国王と貴族、そして平民の三角関係から始まるところが、なかなかに新鮮です。

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2016/03/26

全巻文庫で集めて満を持してのスタート。第1巻はミラボーの活躍を中心に、三部会の召集と、第一身分の合流までの話。まだまだ序盤だが、この先の展開が楽しみ。フランス革命についてよく知っているつもりの自分なので、知らない人が読むとどのように感じるかが分からない。よく知っている側からすれば...

全巻文庫で集めて満を持してのスタート。第1巻はミラボーの活躍を中心に、三部会の召集と、第一身分の合流までの話。まだまだ序盤だが、この先の展開が楽しみ。フランス革命についてよく知っているつもりの自分なので、知らない人が読むとどのように感じるかが分からない。よく知っている側からすれば、第一巻は知っている話ばかりで、小説を読んでいるというよりは、教科書をなぞっている感じがしてします。第2巻以降、ここにそれぞれ個性豊かなフランス革命の主人公たちの感情が入ってくれば盛り上がること間違えなし。期待を込めて読み進めていく。

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2015/06/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

綺麗に並んだ背表紙に吸い寄せられるように手に取り、借りてきてしまいました…。長そうだなぁ、讀みきれるかなぁ、という不安もありましたが、意外に序盤から面白い。フランス革命といえば、マリー・アントワネットの印象が強烈です。でもあそこまで大きな事になるには、きっと小さな出来事がたくさん重なっていったのでしょうね。これから、どんな風に時代が動いていったのか、楽しみに読んでいきたいと思います。ミラボーが強烈でした(笑)

Posted byブクログ

2015/05/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

秀逸❗️その一言❗️現在、過去、未来の世界の政体、そして人間の欲と理想を非常に考えさせられた。最終巻の解説は非常に示唆に富む。 「己が欲を持ち、持つことを自覚して恥じるからこそ、他人にも寛容になれるのだ。独裁というような冷酷な真似ができるのは、反対に自分の欲がないからだ。世のため、人のためだからこそ、躊躇なく人を殺せる」 「しかし、私は自分にこそ常に厳しく接していたい。いや、それは私だけの話であってもならないはずです。なんとなれば、もう皆が立派な市民なのです。人権を与えられた自律的な存在であるからには、これからの世ではフランスの万民が常に自分に厳しく接し、また全ての振る舞いに責任を持つべきなのです」 「それは無理だ」 「どうして」 「人間は君が思うより、ずっと弱くて醜い生き物だからだよ。とことん純粋な民主主義をやれるほど、強い生き物でもない」

Posted byブクログ

2014/04/01

名前だけを知ってる人たちがたくさん出てくるけど、一人一人の人間性がものすごくリアル。ロベスピエールとミラボーのやりとりもとても面白い。 本当に昔のフランスにタイムマシンで乗り込んでる感覚になる。

Posted byブクログ