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日暮らし 新装版(下) の商品レビュー

4.3

46件のお客様レビュー

  1. 5つ

    15

  2. 4つ

    22

  3. 3つ

    4

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2024/06/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

一気に読んでしまった。人間のきたないところもしんどいところも書いているのに、きれいなところもやさしいところも書かれているから、ただただしんどくなったりはしないで済む。みんな幸せであれたら、は偽善だとしても。それにしても長助どこいったん…?

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2023/12/28

面白すぎて上下巻合わせて5日とかからず読了。 宮部みゆきさんの時代小説を片っ端から読んでいるところだけど、本当にどれも面白い。 弓之助やおでこ、こんなにも可愛くて頼りになる子どもたちなら是非とも我が家の跡継ぎにしたい。笑

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2023/04/29

どこか、名探偵コナンを思わせるようなキャストで、ことごとく事件を解決する利発な弓之助に主役を奪われがちだけど、やっぱりいい味を出してる平四郎が真ん中に居るのが座りがいいね。 ものぐさで凡庸だけど、空気が読めてけっこう物事の芯をとらえていて人情味に溢れてる。 宮部さんの時代小説は温...

どこか、名探偵コナンを思わせるようなキャストで、ことごとく事件を解決する利発な弓之助に主役を奪われがちだけど、やっぱりいい味を出してる平四郎が真ん中に居るのが座りがいいね。 ものぐさで凡庸だけど、空気が読めてけっこう物事の芯をとらえていて人情味に溢れてる。 宮部さんの時代小説は温かみがあって好きだな〜。早速、続編の「おまえさん」へ・・・。(o^^o)v

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2023/04/16

おや冷たいこと、亡者のあたしより冷たいねえ、という下りには、ゾクゾクさせられました。鉄瓶長屋に纏わる様々な伏線を回収してゆく後半の展開がすごい、宮部みゆき ★四つです。

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2022/12/07

ぼんくらシリーズ2作目。 裕福な湊屋。彼らの好き勝手な行動により、日々の暮らしで一杯一杯な人々が色々とはた迷惑を被りつつも、お互いに助け合っているお話であろうか。 とある事件を起点に展開される、江戸人情物らしい、登場人物間の支え合いが良く描かれた作品と思う。

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2022/09/11

読み終わりましたー 図書館で借りてて返却期限ギリギリの為、最後駆け足だったけど、ちゃんと解決してすっきり! 弓の助とおでこコンビが可愛いし、活躍してますね。2人は12、13歳?にしては幼いのは数えだから今にしたらあと一つ二つ小さいのか 弓の助の美形を一度見てみたいものだ この後は...

読み終わりましたー 図書館で借りてて返却期限ギリギリの為、最後駆け足だったけど、ちゃんと解決してすっきり! 弓の助とおでこコンビが可愛いし、活躍してますね。2人は12、13歳?にしては幼いのは数えだから今にしたらあと一つ二つ小さいのか 弓の助の美形を一度見てみたいものだ この後はおまえさん、早く読みたい

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2022/06/01

いやぁ面白かった! 堪能いたしました。 終盤にかけて心がキュッとなるような展開。 そしてフィナーレは豪華に! 最高でした。

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2022/01/20

「ぼんくら」がとても面白かったので、シリーズ2作目の本作を続けて読んだ。中山七里の最新作「おわかれはモーツァルト」や逢坂剛のイベリアシリーズなど読みかけのものを放り出して。 江戸情緒、人情、登場人物のキャラクター、そしてミステリー。とにかくツボにハマってしまった。前作同様、いくつ...

「ぼんくら」がとても面白かったので、シリーズ2作目の本作を続けて読んだ。中山七里の最新作「おわかれはモーツァルト」や逢坂剛のイベリアシリーズなど読みかけのものを放り出して。 江戸情緒、人情、登場人物のキャラクター、そしてミステリー。とにかくツボにハマってしまった。前作同様、いくつかの短編があり、それが伏線となって本編に繋がっていく。ぼんくら同心(本当はぼんくらではない)井筒平四郎と後継養子に迎えようかとしている甥っ子弓乃助が事件の謎を解き情のある解決に導く。関わる周りの人々も前作からの馴染みが多く、どの人物もキャラクターが立っていて、ウイットもあり、どんどん作中にはまり込んでいく。 3作目(最終話?)に「おまえさん」があるようなので、早速読むか、楽しみをとっておくか、、、

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2021/12/07

上、中、下の3巻に分けて読みました。上巻では点である話が、中巻で繋がっていき、下巻で完結する見事な構成になっていると思いました。人の因縁、心の奥底に眠っている感情などが江戸時代の人々を通して描かれている作品です。

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2021/02/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

あの2人を会わせてあげたかったなあと思ったり会わなくてよかったのかなぁと思ったり。でも変えられない過去を悔やむよりも、これから来る未来を想って動く方が明るい気持ちになれる気がするから、そこをどうこう思ってもしょうがないよなという気も。こんなふうにキャラに思い入れてあれこれ考えちゃうくらい、人の気持ちが迫ってくる作品。さすが宮部みゆき。

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