世界一のトイレ ウォシュレット開発物語 の商品レビュー
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TOTO子会社の社長である著者が、ウォッシュレットを開発し進化させていく過程を書いた本。水の勢いや角度を研究したり、水の出方に強弱をつけて、「水量は1/2、洗浄力は2倍」を実現したりと、トイレにここまでこだわるか!と驚かされる。「音姫」の原型は、江戸時代の「かわやどびん」という音消し装置だった、などトイレにまつわるトリビアも出てきて面白い。
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途上国に行くときは、携帯ウォシュレットは必需品として持ってっていたんだけど、国内でも結構人気なんだな。 海外に行くと不思議な形のトイレがあるんだけど、これから構造とか、水流を考えながら用を足すことになりそう(笑)
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半年間世界を旅して確信した。日本のトイレのクオリティの高さ。 何気なく腰掛ける便座に、おしりに当たる温水に、うんちを流す水の流れに、こんなにも技術の粋が集まっていたなんて! まさしく、トイレのApple。 読了後、ウチのトイレの流れはサイホン式か?フラッシュバルブ式か? まさかの...
半年間世界を旅して確信した。日本のトイレのクオリティの高さ。 何気なく腰掛ける便座に、おしりに当たる温水に、うんちを流す水の流れに、こんなにも技術の粋が集まっていたなんて! まさしく、トイレのApple。 読了後、ウチのトイレの流れはサイホン式か?フラッシュバルブ式か? まさかのトルネード洗浄式なのか?? と思わず確かめたくなる一冊。
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私もトイレは文化だと思います。 「トイレという空間が快適になれば、生活のクォリティが上がり、人は 幸せになる。さらに、今後さらに深刻になるであろう世界の水不足を、 トイレを開発することによって少しでも解消することができれば、開発者と してこれほど嬉しいことはない。」 感動的で...
私もトイレは文化だと思います。 「トイレという空間が快適になれば、生活のクォリティが上がり、人は 幸せになる。さらに、今後さらに深刻になるであろう世界の水不足を、 トイレを開発することによって少しでも解消することができれば、開発者と してこれほど嬉しいことはない。」 感動的ですね。こういう方々は人生に対する満足度が 高いでしょう。 人生はおかねだけではない、という日本人の考え方に 育まれて、私は幸せに感じます。 」
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みなさんは人生のどれくらいをトイレで過ごすか知っていますか? 人生の大半を過ごすトイレを“快適な空間”にするために始まったウォシュレット開発秘話. 安眠グッズがあるなら安便グッズがあってもおかしくないですよね. 発想の転換とあきらめない気持ちを学びました.
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トイレの奥深さと、ものづくり…いや生活文化の創造にかける情熱は伝わってくる。ただいかんせんテクニカルな話が多くて、そこはほとんど頭に入って来なかったのが残念。
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”ウォシュレット”というのはTOTOの登録商標だそうだ。その誕生は、1980年にまで遡る。 『ウォシュレット開発がスタートして、まず立ちはだかった壁があった。どこにお湯を当てれば良いのか、すなわち、肛門の位置はどこか?」ということだ。そんな数値データなんてあるわけがない。開発チ...
”ウォシュレット”というのはTOTOの登録商標だそうだ。その誕生は、1980年にまで遡る。 『ウォシュレット開発がスタートして、まず立ちはだかった壁があった。どこにお湯を当てれば良いのか、すなわち、肛門の位置はどこか?」ということだ。そんな数値データなんてあるわけがない。開発チームは社内に協力者を求めた。・・・』 世界中に知られるようになったウォシュレットだが、開発に携わった張本人が、その歴史全てを”生々しく”語ってくれている。 (書評全文はこちら↓) http://ryosuke-katsumata.blogspot.com/2011/12/2011930720-toto1980-1204.html
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ウォシュレットの開発までの物語。 日本のトイレは世界一。 それを実現するまでの開発者の物語に焦点を当てている。
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意外と面白く読み易かった。ただTOTOの人が書いてるからやっぱり自慢話っぽい。たかがトイレ、されどトイレ!
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私にとってのウォシュレットは神だ。初めてウォシュレットを使った後の感動は忘れらない。もし、外でトイレがしたくなった時は、ウォシュレット付きのトイレを探してしまう。開発者は、手に水を当てて、それがお尻にどれぐらいの感度を与えるか分かるらしい。その探究心には、驚きを通り越して、笑ってしまったwしかし、そんなウォシュレットもアメリカでは苦戦したらしい。デザイン性や訴訟の危険性から、なかなか普及しなかったみたいだ。でも、きっかけ次第だと思う。 しかし、日本って凄い進化している企業がある国なのね。未来は明るい。
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