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国債・非常事態宣言 の商品レビュー

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12件のお客様レビュー

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2018/10/20

国債の状況が分かった。日本の財政を一カ月分の家計に例えたら、月収40万円。経費総額77万円(内、家計費14万円。田舎への仕送り14万円。ローン元利払い18万円)。不足分(借金)37万円。ローン残高6661万円だって!日本国債が大丈夫の理由も、?日本が国であるから。?徴税権があるか...

国債の状況が分かった。日本の財政を一カ月分の家計に例えたら、月収40万円。経費総額77万円(内、家計費14万円。田舎への仕送り14万円。ローン元利払い18万円)。不足分(借金)37万円。ローン残高6661万円だって!日本国債が大丈夫の理由も、?日本が国であるから。?徴税権があるから。?日本国民が裕福であるから。?国内債だから。?対外純資産が莫大だから。それぞれを、本当のそうか?と検討している。第二章、第三章を読むとそら恐ろしくなるな。

Posted byブクログ

2014/06/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

三橋貴明の本の対照本として読了。タイトルは過大表示である。大人の事情だね。国債問題入門書。  【この本のまとめ】 ①国債は国の借金 ②円の増刷では解決できない ③格付け会社の評価は日本国債の保証ではない。一時的な投資先であるだけ。 ④日本は内国債だから大丈夫。ではない! ⑤財政政策で歳入増、歳出削減をしないと国債問題は解決しない ⑥日本の財政を信用するな。自分で財産のリスクヘッジをしなければならない。  【感想】  →①国債は国の借金で間違いない。でも、ちゃんと返済可能なものもある。現代日本は国債を返済が難しいところに使ってるからいけないのだと思う。(社会保障費の増大)  →②円の増刷で借金リセットしても、インフレで損するのは国民。でもこれ、徐々にやれば解決策の一つとして効果ないの?もっと勉強。  →③はっきり言って、格付け会社の意味ないじゃんとしか言いようがない。世界どこの国を探してもまともな国がないような話だ。実際そうなのかもしれないけれど、無駄に悲観的過ぎる気もする。昔はよかった、徳政令をバンバン出せたからね。笑  →④ギリシアに比べたら緊急性が弱いのでマシだけど、ツケで支払してるだけだから駄目なものは駄目!江戸時代のように師走に逃げ切ればツケを帳消しにできるっていうのならまだしも…。  →⑤これに尽きる。でも、日本がそれに成功した場合、ほかの国では赤字が発生しているはず。他国の犠牲の上で日本が助かるのは間違いである。そもそも、日本は債権国だが、他国が潰れるようなことになれば日本の利益だった分は水泡に帰すのである。日本ががんばりすぎるのもよくないはず。  →⑥無謀な主張な気がする。まぁ、金をため込んで金融を停滞させている年配層を煽る効果はあるかも。でも、一番大事なのは自国通貨をきちんと安定させるように努力することだろう。 _____  最初に言った通り、タイトルは大人の事情だと思う。だって私が読み終えたの2014.06.04ですから。  この本の初版は2011.09.11。もうすぐ3年だけどまだ大丈夫。 ただ、いまだに日本の財政がツケで支払しているのは変わらない。食い逃げされる前に何とかしなくてはいけないのは事実である。時間はまだあるから早く日本の財政改革を。社会保障の大々的削減を!!  三橋貴明の本も読んだが、あの人の意見にも賛成できないというか、あの人は頭が良すぎて、周りの人の思考スピードに合わせられない嫌いがある。だからイマイチ理解しにくい。ただ、結論はこの松田千恵子さんとあんま変わらないなと思った。  結局、日本の国債問題は景気回復だのみ。  歳入を増やす、当然景気回復がないとダメ。それには何が必要か。政府の公共投資である。公共投資には国債発行でもしないと予算がない。国債は必要悪。  では八方ふさがりかというとそうではない。歳出を減らせばいい。問題はどこを減らすか。  「問題はどこを減らすか!!」    歳出をドッと減らす。それから国債を発行して歳入を増やす。これしかない。この本では、読んでいて、「歳出は減らすが、国債を発行せずに景気回復をしなければならない」くらいの勢いで言われているようで、勘違いが起きそうになる。  歳出を減らそう。予算をつぎ込んでも歳入につながらなさそうな分野は減らそう。それが社会保障の分野でも、恐れず減らそう!!!年金なくして、ジジババには貯金を崩してもらおう。貯金がなくなったら、生活保護で派手すぎない生活を送らせてあげよう。  以上。

Posted byブクログ

2014/04/25

内容的にはありきたりの日本の借金の危機について書かれたものですが、新書で安く、そして読みやすい本なので、最初にこの問題について知りたい人には良い本だと思います。

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2014/03/11

20140224〜0307 割と平易な文章で書いているので初心者向け。出たのは数年前だけど、この本に書かれている警告が今まさに生じようとしているかも。この手の本にありがちなあおり系の内容ではなく、財政状況を含めた国債の動向に注意喚起を促す本。

Posted byブクログ

2013/10/06

国際と格付けにテーマを絞っているためとてもわかりやすく書かれています。 日本の国債が今どういう状況なのかをほんとに知りたい人にはとてもオススメです。 ただ結論として我々が何をすればいいのかと言う行動を変える要素は少ないので少し物足りないです。

Posted byブクログ

2013/03/03

格付け会社の元社員が書いた債務問題入門書。「一人でも多くの人に日本国債の問題を知って欲しくて書いた入門書的な本なので、ある程度知識のある人には物足りないかもしれない」と最初に書いてあったが、まさにその通りだった。。 コレは入門段階で読む本。タイミングを間違えた。 中盤の格付けの話...

格付け会社の元社員が書いた債務問題入門書。「一人でも多くの人に日本国債の問題を知って欲しくて書いた入門書的な本なので、ある程度知識のある人には物足りないかもしれない」と最初に書いてあったが、まさにその通りだった。。 コレは入門段階で読む本。タイミングを間違えた。 中盤の格付けの話は面白かったです。

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2012/03/05

日本国債のリスクについての分かりやすい解説書。 日本国債が大丈夫だと言われる理由がほとんど根拠薄弱だという ことがよく分かる。 特に対外純債権国だから安心だとよく言われるが それは裏を返せば日本は投資先として魅力がないということであり 実際に国債がいよいよ危ないとなった時に そ...

日本国債のリスクについての分かりやすい解説書。 日本国債が大丈夫だと言われる理由がほとんど根拠薄弱だという ことがよく分かる。 特に対外純債権国だから安心だとよく言われるが それは裏を返せば日本は投資先として魅力がないということであり 実際に国債がいよいよ危ないとなった時に その海外の資産が日本に戻ってくるなどと誰が思うだろうか? むしろ逆にどんどん逃げ出すだろう。 ほとんど国内で消化されているというのも、国民資産が底を突くのは 時間の問題で、そうなれば外債を募集しなければならずリスクは高まるだろう。 財政再建を急がなければ遅かれ早かれ日本の財政は破綻するだろう。 我々に出来ることは常に政府のやることに目を光らせながら 万一の場合に備え、資産を分散するなどして対応しておくことぐらいだ。

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2012/02/23

冒頭でも、なるべく誰でもわかるように簡単に、専門用語抜きでと語られているように、経済に対する知識が高くない人でも読めるように書かれています。 特に国の財政の現状、中でも国債残務・税収・社会保障などに触れられている第1章は、ニュースで触れられてそれぞれを結びつけ、よりマクロな現状を...

冒頭でも、なるべく誰でもわかるように簡単に、専門用語抜きでと語られているように、経済に対する知識が高くない人でも読めるように書かれています。 特に国の財政の現状、中でも国債残務・税収・社会保障などに触れられている第1章は、ニュースで触れられてそれぞれを結びつけ、よりマクロな現状を把握したい人におすすめ。 具体的な数値を使い、また国の財政の○○兆円という数字から我々個人の世帯の支出入規模に話を置き換えたりと、努めて分かりやすくされています。 これからの経済がどうなるかは誰にもわからないと思うが、楽観論から悲観論まで、いろいろな考え方に触れる必要があると思う。 そのいくつかの意見の中に、入れておきたい1冊。 国の楽観的な計画・慎重な計画の2つに触れた上で、さらなる「最悪のシナリオ」を考えていきます。 まぁこれの信憑性は判断できないので、あくまでこういう意見もある、というくらいに留めておくのがよいかと。 また、ムーディーズで働かれていたというだけあり、ニュースでは結果しかわからないことの多い「格付け会社」の考え方や仕組みなどを垣間見ることもできます。

Posted byブクログ

2012/02/16

いま、自分の国の財政がどういう状況なのかを知りたい人は多いと思います。しかし、それを正しく説明しようとすると、どうしても専門的で難しくなってしまいます。 本書では、正しくて詳しい説明を極力抑えて、 「国が破たんするって言っているけどどうなの?」 「将来、年金がもらえなくなるって...

いま、自分の国の財政がどういう状況なのかを知りたい人は多いと思います。しかし、それを正しく説明しようとすると、どうしても専門的で難しくなってしまいます。 本書では、正しくて詳しい説明を極力抑えて、 「国が破たんするって言っているけどどうなの?」 「将来、年金がもらえなくなるって聞いたけど、それは本当なの?」 「日本の国債はギリシャなどとは違うので大丈夫、という人がいるのはどうして?」 といった素朴な疑問を抱えている人に、わかりやすく解説しています。 財政、金融について、それほど知識のない方が読むには、とても適した良書だと思います。ところが、本書が対象とした読者レベルに合致したタイトルではないので、著者が本当に読んでほしいと思う読者層に、この本が手に取ってもらえないのでは、と少々残念に思います。

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2011/11/08

2011/11/5読了。積読状態でしたが、仙台への旅行を機に読破。国債の話を中心に日本の財政問題に触れ、格付会社による日本国債の格下げが意味するものなど日本の危機的状況を明らかにしています。第三章は蛇足だったかな。

Posted byブクログ