ご機嫌な職場 の商品レビュー
ピークエンドの法則。 人はピークの時と最後を覚えている。旅行や飲み会はピークと最後が大切。 マレーの欲求リスト Abasement(謙虚) 譲ったり、罰を受け入れる欲求 Achievement(達成) 困難を乗り越え、成功する欲求 Acquisition(獲得) 財産を得る欲求...
ピークエンドの法則。 人はピークの時と最後を覚えている。旅行や飲み会はピークと最後が大切。 マレーの欲求リスト Abasement(謙虚) 譲ったり、罰を受け入れる欲求 Achievement(達成) 困難を乗り越え、成功する欲求 Acquisition(獲得) 財産を得る欲求 Affiliation (親和) 他者と交際し、仲良くなる欲求 Aggression(攻撃) 他者にダメージを与える欲求 Autonomy(自律) 他者の支配に抵抗し、独立する欲求 meavoidance(非難回避)ルールに従う欲求 Construction(構成) 何かを創造し、構築する欲求 Contrariance(反発) ユニークな存在である欲求 Counteraction (TEA) 名誉を守りたいという欲求 Defendance(防衛) 自分を正当化したいという欲求 Deference(恭順) 上位者に従い、仕えたいという欲求 Dominance(支配) 他者をコントロールし、統率する欲求 Exhibition(顕示) 他者の注意を惹きたいという欲求 Exposition(説明) 情報を提供し、教育したいという欲求 Harmavoidance(障害回避)痛みを回避する欲求 Infavoidance(劣等回避) 失敗を回避し、弱みを隠す欲求 Nurturance(養護)困っている人を助けたいという欲求 Order (秩序)整理、組織化し、正確である欲求 Play(遊戯)楽しみ、リラックスする欲求 Recognition(承認)認められ、ステータスを得る欲求 Rejection(拒絶)他者を排除したいという欲求 Sentience(感性) 感覚的な印象を楽しむ欲求 Sex(性) 性的な関係を構築し、そこから快楽を得る欲求 Similance(模倣)共感したいという欲求 Succorance(救援) 保護や同情を得たいという欲求 Understanding(理解) 分析、経験し、知恵を得る欲求
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2011年出版の本ということもあって、どうにも古い感じがする。今はもう一歩先、あるいはコロナ禍で二歩先の時代になっているのではないかと思う。「雑談」は大事という今でもよく見る内容。リモートワークがこれからもっと広まっていきそうな状況において「リアルオフィスで会う」ことによるメリッ...
2011年出版の本ということもあって、どうにも古い感じがする。今はもう一歩先、あるいはコロナ禍で二歩先の時代になっているのではないかと思う。「雑談」は大事という今でもよく見る内容。リモートワークがこれからもっと広まっていきそうな状況において「リアルオフィスで会う」ことによるメリットを享受できない環境でどのように「ご機嫌な職場」を作っていくのかを知りたいところ。
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「職場コミュニティ」の重要性。 仕事は仕事、プライベートはプライベート、ときっちり分けることがフツウのことになっています。しかし、生きた人間同士が同じ目的に向かって仕事をする職場が、その切り分けで機能するのだろうか、という疑問もあります。 職場をコミュニティとして機能させること...
「職場コミュニティ」の重要性。 仕事は仕事、プライベートはプライベート、ときっちり分けることがフツウのことになっています。しかし、生きた人間同士が同じ目的に向かって仕事をする職場が、その切り分けで機能するのだろうか、という疑問もあります。 職場をコミュニティとして機能させることが業績向上やメンタル対応にもつながると思われます。 職場コミュニティでよく見られるトラブル、失敗を例示し、それがなぜ起きているのかデータも開示しているので説得力があります。そしてその対応策は筆者が企業で実施してきた施策です。 データと事例が詳しく紹介されていて(やや古くなってしまう部分もあるものの)、いつも勇気づけられる1冊です。
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もう少し軽い内容かと思ったが、比較的論理的な構成だったのは意外だった。インターネットの浸透により、職場の相対的な価値は低下し、職場以外のつながりが、ビジネスの成果にも重要になってくる。そういうネットワークをどれだけ持っているかは今後のビジネスパーソンには必要である。決して職場のつ...
もう少し軽い内容かと思ったが、比較的論理的な構成だったのは意外だった。インターネットの浸透により、職場の相対的な価値は低下し、職場以外のつながりが、ビジネスの成果にも重要になってくる。そういうネットワークをどれだけ持っているかは今後のビジネスパーソンには必要である。決して職場のつながりを否定するものではないが、職場外のつながりをこれまで以上に重視しようということ。 ポジティブ思考で、うろうろと歩き回る職場を作りたいものである。さらには、書籍を読んだ後にブクログにエントリーすることも続けていかないとね。
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ご機嫌な職場 酒井穣 (2011/8/26) 著書に、「はじめての課長の教科書」「あたらしい戦略の教科書」「日本で最も人材を育成する会社」等多数。 実務において、経営戦略と人事を専門としている著書。 経営にとって最重要の課題である職場の雰囲気。 それは絶対に明るい職場をつくる...
ご機嫌な職場 酒井穣 (2011/8/26) 著書に、「はじめての課長の教科書」「あたらしい戦略の教科書」「日本で最も人材を育成する会社」等多数。 実務において、経営戦略と人事を専門としている著書。 経営にとって最重要の課題である職場の雰囲気。 それは絶対に明るい職場をつくる必要があると説いている。 本書は、明るい職場をつくるための方法論を考えるものであると同時に、企業の収益を改善するための戦略を考えるものでもある。明るい職場と企業の収益は密接に結びついているからである。 本書の構成は以下の3章 ①ご機嫌な職場はなぜ失われたか ②ご機嫌な職場をつくるために ③ご機嫌な職場のつくり方 著者の作品はどちらかというと読みやすく平易な言葉で書かれた本が多く、導入本としては持ってこいの作品が多い。 しかし、本書は学術的な匂いがプンプンする少し読むのに抵抗を感じてしまうモノであった。しかし、読み進めるにあたりさすがはそのへんは著者の力量が素晴らしく、理解しながら体系的に職場風土の改善について学ぶことが出来た。 どこの企業にも多かれ少なかれ風土についての問題は存在している。まずそれを認識し受け止め、それに沿った改善策をこうじていく必要がある。 色々なケースから参考にしてみたい。
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企業買収後の企業融合(Post Merger Integration:PMI)の話を書こうとしたら、ひとつの企業の中でさえ統合が失われていることに気付き、職場コミュニティーを復活させようとした本。 MBA卒らしく、様々な組織理論が登場する。まずはマレーの欲求リストとマズローの欲求ピラミッド(生理、安全、親和、自我、自己実現)を用いて、高度成長期の日本が下層欲求が満たされ夢につながる自己実現欲求を追う余裕があったのに対し、こらからの日本では安全への欲求を自己責任で満たす必要があり親和の欲求が弱体化していると分析。自己実現が声高に叫ばれる昨今だが逆に安全の欲求が満たされないというジレンマがあるのだな。 その後、愛着理論から社員を4タイプに分類。 後半は実践編で、 マネージメント層への研修 (ARCS) 懇親会の積極的利用、課題とフォローアップ(SMART) 読書とクラブ活動の推奨 等を紹介。 結果的に、やってることは意外とオーソドックス。夜の飲み会だけではなく、日中のコミュニケーションの場を考えるあたりが新しい。 この筆者の著書ではいつものことだが、経営層が読むべき本。
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明るい職場は「なんとなく生まれる」のではなく、「従業員一人ひとりが意識してつくりあげる」ものです。 まさに「なんとなく」読み始めて、ここまで論理立てて考え方が書かれていることに面食らった。 議論>対話>雑談 真剣すぎず自由すぎない「対話」が重要 職場 <=> 地域 コミュニテ...
明るい職場は「なんとなく生まれる」のではなく、「従業員一人ひとりが意識してつくりあげる」ものです。 まさに「なんとなく」読み始めて、ここまで論理立てて考え方が書かれていることに面食らった。 議論>対話>雑談 真剣すぎず自由すぎない「対話」が重要 職場 <=> 地域 コミュニティー 少子高齢化が進むと地域コミュニティーが重視される インターネットに距離の破壊により「職場」という概念がなくなるかも。 業務支援、内省支援、精神支援 上司の仕事が業務支援だと思いがちだが、 実際には業務支援は部下の成長には結びついていないと思われ、 精神支援のほうが能力向上に紐付いている。 組織は目的を達成するため、道具としてのコミュニケーション「Do」 →株主重視 コミュニティーは人間のつながりを形成し、そこから精神的な充足を得るため 目的としてのコミュニケーションによって支えられている「Be」 →従業員重視 教育のデザイン ARCSモデル 1.Attention(注意) 注意をひきつける 2.Relevance(関連性) 相手の利益と関連性があるか 3.Confidence(自信) 自分には無理そうと感じさせない 4.Satisfaction(満足感) 学んでよかったと思わせる 在宅勤務をすすめること →接触回数を減らすという負の面も持っている ファミリーフレンドリーな会社 →従業員に優しいではなく、働く従業員が互いの家族を大切に思っている
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「どうせ働くなら明るい職場の方がいいー」 この考えは間違いで、正しくは、 「“絶対”明るい職場でなければならないー」と。 ポジティヴな空間が良い成果を生むのは当然の事。 本書で取り上げられていた良い職場作りのための具体的施策は すぐには行えないものばかりだが、考え方は参考...
「どうせ働くなら明るい職場の方がいいー」 この考えは間違いで、正しくは、 「“絶対”明るい職場でなければならないー」と。 ポジティヴな空間が良い成果を生むのは当然の事。 本書で取り上げられていた良い職場作りのための具体的施策は すぐには行えないものばかりだが、考え方は参考になるばかり。 酒井氏の著作はやはりイイ。毎度ながら。
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よく「どうせ仕事するのならば明るい職場がいい」ということが言われますが、本書はそのレベルにとどまらず、経営層が認識すべき最重要課題として今日の日本企業が抱える問題の分析と具体的な対応策を提言しています。 「職場コミュニティ」が崩壊しつつある背景として、(1)個人の安全が脅かされる時代背景により、他人に構ってられない。(2)インターネットの普及により職場外にコミュニティが形成されてきている。(3)業績や効率性が重視されるあまり非公式コミュニケーションが軽視されている。 という3つの問題点が挙げられています。 こうした問題点を踏まえて、9つの理論を応用して具体的な9つの対策が紹介されています。 9つの具体策には、非公式コミュニケーションの活性化、学習する場の実現、(従業員からみた)企業の魅力向上などが盛り込まれています。 例えば、オフィスのレイアウト変更といったコストがかかりそうなものから、親睦会(飲み会)のデザインのようにすぐにでも取り組めそうなものまで様々です。 ※これらの対策はあくまで筆者の経験に基づくものであり、適用する場合は各企業の事情なり環境に合わせて十分に検討する必要があります。 職場における有益なコミュニケーションが失われつつあることに危機感を抱いている経営者・人事担当のみならず、現場で閉塞感を感じている担当者にとって何らかのヒントが本書から得られるのではないでしょうか。 「職場」のあるべき姿について考えさせられる一冊です。
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酒井さんは多作だ。しかも単に焼き直しだったり、手軽な対談ものであったりすることはほとんどない。ざっと見てみる。 ①『はじめての課長の教科書』 2008年2月 ②『あたらしい戦略の教科書』 2008年7月 ③『英会話ヒトリゴト学習法』 2008年10月 ④『「日本で最も人...
酒井さんは多作だ。しかも単に焼き直しだったり、手軽な対談ものであったりすることはほとんどない。ざっと見てみる。 ①『はじめての課長の教科書』 2008年2月 ②『あたらしい戦略の教科書』 2008年7月 ③『英会話ヒトリゴト学習法』 2008年10月 ④『「日本で最も人材を育成する会社」のテキスト』 2010年1月 ⑤『これからの思考の教科書』 2010年9月 ⑥『リーダーシップでいちばん大切なこと』 2011年3月 ⑦『ビジネス英会話のプロがやっているシンプル英語学習法』 2011年7月 そしてこの本が2011年8月だ。 更にはこの本の後にも ⑨『料理のマネジメント キッチンを制する者がビジネスを制す!』 2011年11月 ⑩『君を成長させる言葉』 2012年1月予定 が続く。 2009年の著作がないが、ここは④でも紹介されたフリービットでの人材育成プログラムに関わっていた時期なのではないだろうか。 とにかく、できる人という印象がある。まわりのことに問題意識を持ってそれを整理することに長けている人なのかもしれない。そのこと自身を学ぶべきなのかもしれない。 ⑨なんかまだ読んでないが手を広げ過ぎでは?と思う。 本書では、「職場コミュニティ」の重要性を説いている。明るい職場が絶対的に必要だと。コミュニティ、コミュニケーションの喪失が根本的な問題であるという問題提起といくつかの解決策、実践案を提案している。実際には社内コミュニケーションに対しては消極的な冷めた立場を取る人も多いだろうけれども、もっと見直されてもいいだろう。 そう言えば入社したての頃は、課レクで伊豆に一泊旅行をしたこともあったな。ああいう制度はなかなか受け入れられないんだろうな。 当時、進んで参加していたわけではなかったが。 --- 紹介された読書手当の支給はうらやましい。最後に置かれた読書の重要性のコラムも秀逸。 --- 「書くことは、僕だ」 - 著者のブログ http://nedwlt.exblog.jp/17260814/ そういうことなんだ。
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