監獄ラッパーB.I.G.JOE の商品レビュー
ラップとかヒップホップってとこでなく、海外の刑務所事情が知れて面白かった。レコーディングできるところもあれば厳しいところもあって、多様なんだなーと。日本もそんな感じになったら面白いな。 刑務所の中の人間関係もとてもリアルでよい。嫌な奴もいれば抗争があったりもして、人種間のいがみ合...
ラップとかヒップホップってとこでなく、海外の刑務所事情が知れて面白かった。レコーディングできるところもあれば厳しいところもあって、多様なんだなーと。日本もそんな感じになったら面白いな。 刑務所の中の人間関係もとてもリアルでよい。嫌な奴もいれば抗争があったりもして、人種間のいがみ合いなんかもあったりして。 著者がラップやヒップホップをどのように考えているのか、というところはあまり伝わってこなかった。その点は漢氏の著書の方が鮮明だった。そして、やっぱラッパーは漢氏みたいに反省せずにアウトローでいてほしい。いやもちろんそんなのはこっちのワガママで、あまりに勝手なので口には出せないけど。
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ジェイル【jail】刑務所。拘置所。 オーストラリア シドニー近郊 ロストドープ 美園 ナカタジョウジ 塗装工 香港衣食住 中国とレバノンの二大勢力 旧正月 ラマダン 親父がヤクザ ペルソナ【(ラテン)persona】国《「ペルソーナ」とも。仮面・役柄の意》 1 人。人格。 2 ...
ジェイル【jail】刑務所。拘置所。 オーストラリア シドニー近郊 ロストドープ 美園 ナカタジョウジ 塗装工 香港衣食住 中国とレバノンの二大勢力 旧正月 ラマダン 親父がヤクザ ペルソナ【(ラテン)persona】国《「ペルソーナ」とも。仮面・役柄の意》 1 人。人格。 2 キリスト教で、三位一体論に用いられる概念。本質において唯一の神が父と子と聖霊という三つの存在様式をもつことを意味する。位格。位。格身。→三位一体 3 劇・小説などの登場人物。また、文学作品の語り手。 4 心理学で、外界へ適応するために必要な、社会的・表面的人格。 5 美術で、人体・人体像。 6 商品開発の際に設定する架空の人格。名前・年齢・性別・趣味・住所などから始め、細部に至る人物像を作りだし、その人格に感情移入することで、ユーザビリティーに優れた製品・商品の開発に結びつける。
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素晴らしい本に出会った。5つ星で評価しているが、それ以上の価値がある本だと心から思う。自分がヒップホップが好きで、BIG JOEが好きというのもあるが、ヒップホップを知らない人でも心に残る教訓が得らるはずだ。文章や構成は、ものすごく読みやすくリアルに頭の中に入ってくる。海外での6...
素晴らしい本に出会った。5つ星で評価しているが、それ以上の価値がある本だと心から思う。自分がヒップホップが好きで、BIG JOEが好きというのもあるが、ヒップホップを知らない人でも心に残る教訓が得らるはずだ。文章や構成は、ものすごく読みやすくリアルに頭の中に入ってくる。海外での6年間服役の話は、クオリティの高い表現で、伝えたいことがダイレクトに理解できる内容となっている。著者は同じ過ちは犯してほしくない、言っているが、この本を読んで疑似体験してほしい。著者が味わった苦労や苦悩をすべて体験できるわけではないと思うが、疑似的に感じることができるはずだ。おすすめです!!
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
好きなラッパーのB.I.G JOEの逮捕から釈放までの手記。 日記というかエッセイ形式で、勘違いラッパーが陥りそうな、 悪さ自慢をするわけでもなく、反省して、後悔をしているのが よくわかる手記だった。 獄中の中でどうやって生きるか。 それは一般社会でも当たり前のこと。 獄中の中も、シャバと言われるこちらの世界も 本当に紙一重。
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ネット社会でいういわゆる「ドキュソ」による「やんちゃ自慢」にならないのは、自分と社会との距離を測る仕方を心得ているビッグジョーの知性のたまもの。ほんとうにいい文章だと思う。
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極地。そういう環境、状況に人は追いやられると嫌でも感覚が研ぎ澄まされていく。普段見えているのに見えていないもの、感じているのに感じていないものを再認識することができる。 刑務所もそのような極地だろう。 LIKE A 修道院より 『ものは考えようで、今いる刑務所も見方によっては修...
極地。そういう環境、状況に人は追いやられると嫌でも感覚が研ぎ澄まされていく。普段見えているのに見えていないもの、感じているのに感じていないものを再認識することができる。 刑務所もそのような極地だろう。 LIKE A 修道院より 『ものは考えようで、今いる刑務所も見方によっては修道院生活のようである 。』 ものを「一つの視点しかない」と思いこまないことは本当に重要だ。しかし、それを見つける姿勢をつくること、その姿勢を保ち続けることは相当大変だろう。 著者は『みんなのおかげ社会復帰できそう・・・』と最後に語っているが、それ以前に著者自身の精神の強さが強固な基盤となっているからこそ、刑務所生活も修道院生活と考えることができ、周りの助けを有効に使えたのだと思う。 『こうやって夜を迎えるたびに、今日一日平和で生きられたことへの感謝や安堵の気持ちがわき上がってくる。』 刑務所でなくても、日常でこのようなことをたまには思えるようになりたい。 ジェイルで生きるための10の戒め 1つ、「自分の運命を受け入れろ」 :なぜ?どうして?ではなく、まずはそれを受け入れてみる 2つ、「看守には絶対歯向かうべからず」 :自分の首を絞める 3つ、「システム側と癒着するべからず」 :看守に媚を売っても同じベッドでは寝れない。自分は周りの囚人と同じ 4つ、「他人にリスペクトを払え」 :相手に対する最低限の敬意や配慮がないと必然的にトラブルになる 5つ、「他人に期待しすぎるべからず」 :裏切られたときに自分が傷つく。 6つ、「無駄に群れるべからず」 :人が3人以上集まると政治が始まる。それが勢力になり仲間割れや、不祥事をほかの勢力とおこしやすい 7つ、「敵を作るべからず」 :「若さ」「無知」「希薄な忍耐力」「柔軟性がない」。そんなことで無駄にt劇を作る 8つ、「約束は必ず守れ。できない約束はするべからず」 :その場しのぎのうその約束は大きなトラブルのもと 9つ、「外の世界の問題に首を突っ込むな」 10、「何を見たとしても口をつぐめ」 これらはほとんどジェイルも普通の社会も同じ。どんなところでも結局は同じこと。社会のせいにするのではなく、何か問題があったら自分に問題がないか確認してみるのは有効だろう。 これを読む前と読んだあとではB.I.G. JOEの曲の印象が変わった。
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