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ゲーテの警告 の商品レビュー

3.2

30件のお客様レビュー

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2013/02/23

今、日本を動かしているのは「B層」すなわち、マスコミ報道に流されやすい「比較的IQの低い人たち」。 「はじめに」を読んだときは、なるほどって思ったんですけど、本文を読み進むに従い、B層のイメージがどんどんぼやけて掴みにくくなっていく感じ。

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2012/08/02

出だしは面白かったのに、ページが進むにつれ残念な展開に。 ページ数の関係もあるのでしょうけど、人の話をそのまま鵜呑みにしてはならない。と書きつつ、別な所では、一流の人間が一流と認めたものが一流です‥‥と。 え!?となりました。

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2012/07/11

大昔から、テレビも新聞も政治家もみんなみんな数の多い世相を中心にして活動するのは仕方が無いけど。 特に最近は、数が無駄に多くて判断力の乏しい世代だけをターゲットとして、あまりに露骨過ぎて気味がが悪くなる。 それに気がつかない人達は、おそらくこれ読んでも自分のことだとは思わないんだ...

大昔から、テレビも新聞も政治家もみんなみんな数の多い世相を中心にして活動するのは仕方が無いけど。 特に最近は、数が無駄に多くて判断力の乏しい世代だけをターゲットとして、あまりに露骨過ぎて気味がが悪くなる。 それに気がつかない人達は、おそらくこれ読んでも自分のことだとは思わないんだろうな。。。老いるとは何とおそろしいことか。

Posted byブクログ

2012/06/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

B層(マスコミ報道に流されやすい「比較的」IQの低いひとたち)から脱しなければならない。 そして、古典を読んで劣化した社会に抗する必要がある。 近年特に感じる政治やマスコミへの違和感や嫌悪感の理由が少しわかった気がする。 ちょっと気になったのは本書の書きブリ。 それこそB層をターゲットにしたのだろうが、すこし品がない。

Posted byブクログ

2012/05/26

ゲーテの警告という物々しいタイトルですが、内容はほとんどゲーテに関係ありません。 ゲーテの言葉を引用しながら、現代社会を痛烈に批判した内容となってます。 まず、この本について語るには「B層」とは何かについて言及せねばなりません。 「B層」とはもともと小泉内閣が郵政民営化を推し進...

ゲーテの警告という物々しいタイトルですが、内容はほとんどゲーテに関係ありません。 ゲーテの言葉を引用しながら、現代社会を痛烈に批判した内容となってます。 まず、この本について語るには「B層」とは何かについて言及せねばなりません。 「B層」とはもともと小泉内閣が郵政民営化を推し進める際にあう調査会社が大衆を分類するのに使った用語らしいです。 IQの高低および構造改革に対する姿勢で民衆をA層~D層に分け、そのうちどの層へのアピールを強めれば郵政民営化を実現できるだろうかという調査の指標でした。 A層:構造改革に肯定的で、比較的IQが高い層 B層:構造改革に肯定的で、比較的IQが低い層 C層:構造改革に否定的で、比較的IQが高い層 D層:構造改革に否定的で、比較的IQが低い層 上記のように分類されているのだが、「A層」、「B層」を下記のように言い換えている。 「A層」はいわゆる勝ち組であり、資本の原則に則りB層を躍らす側の人間である。財界の勝ち組企業やマスメディア、大学教授など。 「B層」はマスコミの報道に流されやすく、「A層」に踊らされる側の人間である。 つまり「B層」とは、マスコミ等の言うことを鵜呑みにし、さも自分の意見かのように思い込むこと思考放棄している人間のことである。 そのB層が増え続けていることによって現代日本の政治は低レベル化しているのだという。政治家としての技量よりも、いかに「B層」でもわかる聞こえの良い言葉で「B層」を騙せるかというパフォーマーとしての技術が選挙で勝つのに必要であり、その結果、身の無い不可能なマニュフェストで大衆の心をつかんだ民主党政権やアイドル議員といったものが生まれた。 流行の行列ができるラーメン屋に並ぶ人や銀座の高い寿司屋で食通ぶって原産地を聞く人は「B層」。 朝のテレビ番組の占いや昼間の低俗なワイドショー、ベストセラーが生まれるのも総じてそういう「B層」の人間が好み、買うからであるという。 そうやって世の中からホンモノが見失われていく。 まぁそんな感じで、いかに「B層」が日本をダメにしつつあるかという内容の本です。 でも、これを読んで自分が「B層」で無いと断言できる人は間違いなく「B層」の人間だと思うw 僕自身、こうやって人にすすめられてこの本を読んでるのも、ある意味「B層」的な発想ですからね。 マックとか吉牛も好きだし、何々賞を受賞!とか書いてあると興味をもってしまうし。 庶民を政治に参加させる民主主義が良くないという医者のたとえを用いた話はなんだか納得させられました。そういうことはプロに任せておけと。 この本の一番の面白いところは、『ゲーテの警告』といったいかにも「B層」の人間が手に取らなそうなタイトルでありながら、内容は完全に「B層」向けだということだと思う。そこの著者の皮肉が見られる。 このタイトルの本を手にとった時点で自分は「B層」では無いと思い込んでるが、しかしそれは”ゲーテ”という権威に踊らされている時点で実に「B層」的な行動なのだといった感じでw 文章力も表現力も拙い僕の文章では上手く伝わらないですが、是非読んでみてください!! 「B層」を対象とするビジネスが成功するわけですねw

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2012/05/08

キリスト教が個人に自由を与えて、それが弊害となっている。 ロジックが少し稚拙に感じる。 一方で、日本政治や昨今の社会風潮の悪化は、民主政治によってB層が政治を侵していくことを指摘されている点は見事だと思う。

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2012/04/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「活動的な馬鹿より恐ろしいものはない。」 日本をダメにしたのは、総理大臣でもアメリカでもない。B層である。B層とは、構造改革に積極的でかつ比較的IQが低い人たちのことであり、このような素人が、プロの領域に口だしする危うさを指摘している。 若干、過激な表現ではあるが、現在の社会が直面している問題を鋭く突いている。 もっと歴史や古典に根ざした判断力を身につけることが必要であると痛感させられる1冊である。 「過去はわれわれが何をしなければならないかを教えないが、われわれが何を避けねばならないかは教えてくれる。」

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2012/04/26

いわゆるB層の批判本です。刺激的で、日本って本当に大丈夫なのか?って思わせてくれます。とても勉強する気にさせてくれます。

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2012/02/19

谷垣総裁に読んでもらいたい。笑  是非ともマスメディアを利用しまくって政権を奪還するしか、ないんじゃないかと思う。 民衆、女こどもの考えを政治にもってきてはいけない。 民主主義は危ない。 やっぱり頭のいい人達に日本を担って貰わなきゃいけないなあと思いました。 公務員の給料...

谷垣総裁に読んでもらいたい。笑  是非ともマスメディアを利用しまくって政権を奪還するしか、ないんじゃないかと思う。 民衆、女こどもの考えを政治にもってきてはいけない。 民主主義は危ない。 やっぱり頭のいい人達に日本を担って貰わなきゃいけないなあと思いました。 公務員の給料もっと上げればいいのにね。

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2011/12/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

自分がもしB層だったら…と思うと怖くて仕方ない。いや大丈夫だ、僕はB層ではないはず!そう信じたい!えっ?B層って何か、だって?それは本書を読んでください。メチャクチャ面白いです!こんな面白い新書は久しぶりに出会いました!(長江貴士) ▼『ジセダイ』140文字レビューより http://ji-sedai.jp/special/140review/20111012.html

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