パーフェクトフレンド の商品レビュー
あれ?と思ったらやはりあの人の娘だった。今回はちょこちょこと別作品とリンクしている。結果的に本当の意味での友達を見つけだせて良かったけど、旦那さんが誰なのか気になる。
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読了、81点 ** 小学4年生の理桜はクラスに登校拒否中のクラスメイトがいるということで、友達のやややと柊子と一緒にその子の家へ行く。 そこで出会ったさなかは既に大学を卒業し博士課程まで修了した数学者であった。 さなかは今更自分が小学校へ行く無意味さを説くが、理桜は学業だけじゃ...
読了、81点 ** 小学4年生の理桜はクラスに登校拒否中のクラスメイトがいるということで、友達のやややと柊子と一緒にその子の家へ行く。 そこで出会ったさなかは既に大学を卒業し博士課程まで修了した数学者であった。 さなかは今更自分が小学校へ行く無意味さを説くが、理桜は学業だけじゃなく友達と一緒に生活することが大事だと主張する。 そしてそのことに興味を持ったさなかは小学校へ通い始め理桜たちと行動を共にする。 やがてさなかは友達の答えがわかったと理桜に説明するが、、、、 ** この著者の小説初めて読みましたが非常に良かった。 基本的な掛け合いは読む人と時期(魔法少女リリカルリザクラの~とか数年後読むとちょっと、、、)を選びそうではありますがまぁ楽に楽しく読めます。 で中盤、友達ってなんですか?って問いに対する答えの部分で、読み進めながらそこは簡単にそう扱っていいの?って疑問に思った部分が、中盤以降の驚きの展開の肝になる部分で、その点が結構思い入れが強くなる作品。 本当にラストのシーンも味わい深くて良い。
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このお話は、年齢不相応な小賢しいクラス委員理桜、天才JS数学者さなか、井の頭秘密探偵団団員ややや、トム、の4人のJSが中心となって、街に起こる謎や事件=INOに立ち向かう美少女アクションミステリー『コズミッククラス委員リリカルリザクラ』……ではないw さなかのキャラクターがすごく...
このお話は、年齢不相応な小賢しいクラス委員理桜、天才JS数学者さなか、井の頭秘密探偵団団員ややや、トム、の4人のJSが中心となって、街に起こる謎や事件=INOに立ち向かう美少女アクションミステリー『コズミッククラス委員リリカルリザクラ』……ではないw さなかのキャラクターがすごくいい。 『解答』に辿り着きたいと同時に、読みきっちゃうのがもったいない、もっと読んでたいとも思い、やられたと感じた。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
最後の最後にやられたー!今回は天才児が友情を育む話かと思ったら、まさかあの子と関係あるとは。デビュー作から読んでる人の特典だわな。 ファンタジーを否定しながらも、夢と現つが曖昧な感じがいい。吉祥寺の魔法使いからがこの話の本気。推理も見事。登場人物の掛け合いは私には合わなかったが、それでも読みやすかったです。 友情イラストが可愛い。
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とっても良いと聞いて購入。まどさんの作品は初です! ちょっと(?)大人っぽい考え方の少女と天才然とした少女の「友達」って何なの?ということを解き明かしていく物語。 中盤あたりまでじわじわっと本当に何気ない小学生の日常を描いてぐぐっと読ませたかと思ったら、その後一気に別世界になる...
とっても良いと聞いて購入。まどさんの作品は初です! ちょっと(?)大人っぽい考え方の少女と天才然とした少女の「友達」って何なの?ということを解き明かしていく物語。 中盤あたりまでじわじわっと本当に何気ない小学生の日常を描いてぐぐっと読ませたかと思ったら、その後一気に別世界になるという。 のんびり歩いてたらいつの間にかジェットコースターに乗っていた!的な。 とっても楽しかったです。
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前半は非常に読みやすい、野崎まどの会話の掛け合いが重視されていてついつい吹き出してしまうところもありました。 中盤の友達をシステム論で科学的に考察したところは流石野崎まどだと思いました。その内容が正しいかどうかではなく、一つの可能性として提示出来ている時点で既に野崎まどは小説家の...
前半は非常に読みやすい、野崎まどの会話の掛け合いが重視されていてついつい吹き出してしまうところもありました。 中盤の友達をシステム論で科学的に考察したところは流石野崎まどだと思いました。その内容が正しいかどうかではなく、一つの可能性として提示出来ている時点で既に野崎まどは小説家の域を出ていると感じています。 後半は中盤とは真逆の超常的な進行で、こちらも野崎まどらしい構成でした。 野崎まどの特徴として科学と超科学の混在があると感じます。一見矛盾しているのに物語としっかり成立させている。それが野崎まどらしさなのではないでしょうか。 最後のひっくり返しも特徴的ですね。ネタバレになるので言えませんが、 素晴らしいとおもいます。
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無口だけどドSな女の子フェチな人は必読かな。 各キャラクターの造形はカバーイラスト担当のkashmir氏の影響を受けている様にも見受けられます。一応ミステリーですが、ミステリー色は薄いですね。
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この人のお話はパターンとかキャラクター構成がだいたい決まっているんだけど、あいもかわらずそのやりとりが絶妙に面白い。魔法使い……(笑) けれども残念かな。ものすごく理論的なんだけど、筋が通っていて理にかなった素晴らしい物語になりえてるかっていうと……うーん。 きっと作家としては...
この人のお話はパターンとかキャラクター構成がだいたい決まっているんだけど、あいもかわらずそのやりとりが絶妙に面白い。魔法使い……(笑) けれども残念かな。ものすごく理論的なんだけど、筋が通っていて理にかなった素晴らしい物語になりえてるかっていうと……うーん。 きっと作家としてはまだそこまでのレベル領域に達してはいない、発想とか知識はすごいんだけど、まだまだ発展途上な作家さんなんだと思った。 アムリタを超える作品はまだこないか?…というため息まじりの声を、私は心のなかでそっと漏らすことにします。
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野崎さんの独特の後半が、今回はそこまで違和感無く受け入れられるものだった。 前作までは作品を追うごとに後半の無理やり感が読後すっきりしなく感じたが、今作品ではその違和感もなくすっきりと読み終えることが出来た。 文章自体が面白いのですらすら読める作品。
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