パーフェクトフレンド の商品レビュー
二度目の読了 なにかのご縁で「あれ?野崎まどってなんだっけ?」 と思ったので、とりあえずこの作品を再読 途中に出てくる気味の悪さが野崎作品だと再認識 そして作者紹介欄が野崎まど
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論理的な主人公が友達って何?というのを学んでいく話なんですがちょっと後半の展開がぶっ飛びすぎてて物語に集中できませんでした。
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友達と奇跡と技術の話。友達とはなにか。発売当時に登場人物の名前とロリータアンテナに導かれて表紙買いしておきながら積読、他の野﨑作品に触れたのち立ち返ってようやく読めた、思い出深い作品。結果的にこの作戦は功を奏し、唐突なギャグにもめげず円滑に読み進めることに成功した。過去作に輪を掛...
友達と奇跡と技術の話。友達とはなにか。発売当時に登場人物の名前とロリータアンテナに導かれて表紙買いしておきながら積読、他の野﨑作品に触れたのち立ち返ってようやく読めた、思い出深い作品。結果的にこの作戦は功を奏し、唐突なギャグにもめげず円滑に読み進めることに成功した。過去作に輪を掛けて新人作家がデビュー作でやったら賛否両論呼びそうなギミックではあったが裏切り方が良かったので別にいいや
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『友達』って必要?『友達』って何?と思っている人におすすめ。そして、日常『あの人友達かな?』と疑問に思うことがある人にもおすすめの本。 私が今まで周囲に感じたことは、『友達』の定義は人それぞれで、幅広いなぁということ。 私自身『友達』と『親友』は違うものと思っているので。 野崎...
『友達』って必要?『友達』って何?と思っている人におすすめ。そして、日常『あの人友達かな?』と疑問に思うことがある人にもおすすめの本。 私が今まで周囲に感じたことは、『友達』の定義は人それぞれで、幅広いなぁということ。 私自身『友達』と『親友』は違うものと思っているので。 野崎まどさんおもしろい作家さんだと思います。初読みでした。
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面白かったです。良い小説だった。 野崎まどの今までの小説の中で一番ラノベっぽいノリ。 友達というものについて拗らせている僕にとって、一つの指標を示してくれるような本だった。 友達というのはシステムだという、さなかの考えと似たような考えで僕の思考は止まってたので、読んで良かった...
面白かったです。良い小説だった。 野崎まどの今までの小説の中で一番ラノベっぽいノリ。 友達というものについて拗らせている僕にとって、一つの指標を示してくれるような本だった。 友達というのはシステムだという、さなかの考えと似たような考えで僕の思考は止まってたので、読んで良かった。 ここにきて、野崎まどの著作同士がリンクし始めたので、野崎まどを読みたい方は刊行順に読んでいった方が楽しめると思います。 アムリタがやはり原点だったのだろう。 ただ、繋がっていると考えるとこの話は嫌な話に思えてくる。単体でみたらとても良い小説です。 野崎まど、本を出版するごとに成長を感じさせられる。
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「友達とは何か」という児童文学的テーマをハイレベルな知能で検証する不思議な作品。 機本伸二氏の作品と少しイメージがかぶるけど、野崎氏らしい個性的な作品だと思う。
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「友達とはなにか?」という問いに真っ向から挑んだこの作品。ちょっと言いすぎた。 前半はコメディ寄りで、これをどう野崎まど流に落とすかを気にしながら読み進めた。結論から言うと僕は満足。しかし、作者のとある別作品を読んでないひとが読めばなにか腑に落ちないだろうし、そこが「大満足」で...
「友達とはなにか?」という問いに真っ向から挑んだこの作品。ちょっと言いすぎた。 前半はコメディ寄りで、これをどう野崎まど流に落とすかを気にしながら読み進めた。結論から言うと僕は満足。しかし、作者のとある別作品を読んでないひとが読めばなにか腑に落ちないだろうし、そこが「大満足」でない理由。「別作品とはなにか」を言うとそれはそれでネタバレになるとなので言わないけど、野崎まど作品は読んでも損はしないはずなので全部読めばいいと思うよ。 「友達定数」という言葉にビビっときたひとは是非読もう。 それと、最初は姉妹だと思ってました。
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【読了】野崎まど「パーフェクトフレンド」 8月22冊目 野崎まどの本といえば、デビュー作「[映]アムリタ」から全て読んでいるのだけれども、今では新作が出たならば無条件で買うというくらいに、お気に入りの作家となっている。そんな彼の5冊目の本が「パーフェクトフレンド」である。結論か...
【読了】野崎まど「パーフェクトフレンド」 8月22冊目 野崎まどの本といえば、デビュー作「[映]アムリタ」から全て読んでいるのだけれども、今では新作が出たならば無条件で買うというくらいに、お気に入りの作家となっている。そんな彼の5冊目の本が「パーフェクトフレンド」である。結論からいえば「読め」(できればデビュー作から追って頂ければなお良いかと)。 野崎作品の魅力はなんといっても、モノの見方、世界の捉え方、視点の置き方。それらをするするーっと読ませてしまう物語の形式に落とし込む技術の巧みさにあると感じている。この辺りの魅力は、どうにも言葉では言い尽くせないので、ぜひお手に取ってご確認頂きたい。 さて、今作の主人公は小学4年生である。従来の作品は比較的に年齢層の高い主人公が多かったように思うが(といっても大学生くらいだけど)、今回は一気に低年齢化している。 前半部はコメディである。小学校という舞台をいかして、大いに笑える話が展開される。ギャグ的な部分に時代性が入っているので、数年後に読んだら微妙かもしれないが、同時代に読む分には問題は全くない。何度も声を上げて笑わせて頂いた。 しかし野崎作品にとって、コメディ、ギャグ的な要素は持ち味の一つではあるけれども、それがメインディッシュではない。野崎作品の真実は他にある・・・と思っていると、やはりこの作品でも中盤から、実に鮮やかに場面が転換し、ガラッと違う作品へと変貌を遂げる。そして突き落とされる。「ぐえっ!?」って感じに。 文学というものは人間を描くものというけれども、彼のようなアプローチで人間を書いた人はいるのだろうか。とにかく着眼点が素晴らしい。どの作品もSF的だったり、ファンタジー的だったりするのだけれども、そこにはリアリティを感じさせる力があるし、嘘を突き通すだけの説得力がある。 最後にこの作品、単独で読んでも十分に面白い作品なのだけれども、やはりデビュー作の「[映]アムリタ」を読んでからの方がいいと思う。それで初めてこの作品に込められた数式が完成するんだと思う。
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裏を掻かれた。裏の裏を掻かれた。こんなに素晴らしい屁理屈を突き通し、不条理を力業でねじ伏せる。読んで良かった。騙される、翻弄される快感。
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面白かった。これは読み応えがあった。 読ませられたかのようだった。 友達について。解の無い解を導き出した。友達は素晴らしいものだと。 そして今回も例に漏れず超常だった。 しかもあの一族が関わっていた。これは納得するしかない。
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