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雪男は向こうからやって来た の商品レビュー

3.5

44件のお客様レビュー

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2024/08/18

雪男をヒマラヤへ探しに行く話。 こんなに大々的に雪男を何度も探しに行っている人たちがいたことを初めて知った。 最後には、鈴木紀夫さんの謎にも迫りつつ終了する。 豪快な山男達も登場するので、読み物としても非常に面白い。

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2023/11/30

角幡さんの文章は分かりやすく、ユーモアがある。 命を危険にさらす場所ですら、角幡さんにかかれば、普通の人でも行けてしまいそうなほどに。 冷静に考えれば、現地の人の目撃証言はないのである。 にもかかわらず、「いるに決まっている、自分なら見つけられるのでは」と思ってしまうのは、証言者...

角幡さんの文章は分かりやすく、ユーモアがある。 命を危険にさらす場所ですら、角幡さんにかかれば、普通の人でも行けてしまいそうなほどに。 冷静に考えれば、現地の人の目撃証言はないのである。 にもかかわらず、「いるに決まっている、自分なら見つけられるのでは」と思ってしまうのは、証言者の魅力に惹きつけられてしまうからでは。ありきたりな言葉で言えば、ロマンを持ち続けて生きることへの羨望。 現地の人にとっては、話題になるほど登山客が押し寄せ、現金収入に繫がる。そういう場所だからこそ雪男伝説は今だに残るとも言える。

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2020/02/08

題名の意味が最後にわかる。 この意味は、ここまでの取材と現地調査など本人だけがわかる境地なのだと思う。 新田次郎の小説のモデルになった登山家や他の著名な登山家が、雪男を見たと言う。 それらの人々に取材を重ね、現地に調査隊の一人として向かい、更に解散後も単独で再調査したからこ...

題名の意味が最後にわかる。 この意味は、ここまでの取材と現地調査など本人だけがわかる境地なのだと思う。 新田次郎の小説のモデルになった登山家や他の著名な登山家が、雪男を見たと言う。 それらの人々に取材を重ね、現地に調査隊の一人として向かい、更に解散後も単独で再調査したからこそ、行き着いた境地(雪男がいたか、いないかではない。)なのだと思う。

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2018/02/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

雪男は向こうからやってきた! 雪男がいるかどうかは、極論すれば重要ではない、と筆者はいう。 ふとしたきっかけで、人生がガラリと変わる、そんな事態を、雪男を追う人々をつうじて描き出そうとする本書。 自分の人生をかえるようなきっかけは、これから訪れるのだろうか?

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2018/01/08

2014.11/14 角幡さん、タイトル狡いよ(;^_^) 「空白の5マイル」が非常に面白かったんで、こちらも...と思ったらこちらの方が出版先だったんですね〜。元記者らしく、ひたすらウラを取っていく、実際に会う、実際に見ることへのエネルギーがもの凄い。そこから紡がれる言葉はスト...

2014.11/14 角幡さん、タイトル狡いよ(;^_^) 「空白の5マイル」が非常に面白かったんで、こちらも...と思ったらこちらの方が出版先だったんですね〜。元記者らしく、ひたすらウラを取っていく、実際に会う、実際に見ることへのエネルギーがもの凄い。そこから紡がれる言葉はストレートに響く。

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2017/09/07

内容(「BOOK」データベースより) いったいソイツは何なのだ?なんでそんなに探すのだ?二〇〇八年十月二二日、われとわが目を疑った人は、日本中に大勢いたに違いない。「ヒマラヤに雪男?捜索隊が足跡撮影、隊長は“確信”」の見出しとともに、雪男のものとされる足跡の写真が新聞を飾った。ま...

内容(「BOOK」データベースより) いったいソイツは何なのだ?なんでそんなに探すのだ?二〇〇八年十月二二日、われとわが目を疑った人は、日本中に大勢いたに違いない。「ヒマラヤに雪男?捜索隊が足跡撮影、隊長は“確信”」の見出しとともに、雪男のものとされる足跡の写真が新聞を飾った。まさに、それを撮った捜索隊に加わり、かつて雪男を目撃したという人々を丹念に取材した著者が、厳しい現場に再び独りで臨んでえぐり取った、雪男探しをめぐる一点の鋭い真実とは?―。 雪男、イエティー、ヒバゴン、ビッグフット・・・。これらは所謂UMAと言われる未確認生物の一種で、二足歩行の類人猿と思われるものです。誰でも聞いた事が有る名前ばかりです。 この中でヒバゴンだけは日本なんで、まあまず無いよなあと思いますが、世界に目を向けるとまだまだ広い・・・・・・。と思いますが、こういう未確認生物が密かに見つからずに居られるほど地球はもう広くないって気もします。アマゾンの密林の中とかであれば可能性感じますが。 この本は陽気に探検して捜索している話では無くて、たまたま現地でその痕跡に触れてしまって、雪男の魔力に取りつかれ人生の方向が変わってしまった人々の悲哀溢れるドキュメントとなっております。なんでそんなに存在を確信してのめり込んでしまうのかと思いますが、そののめり込みこそが、雪男が存在する可能性の一番大きな根拠なのかもしれません。 何しろ見ている本人が身を持ち崩すくらいなのですから。 この本を読んで思ったのは、もし居たとしても見つからずに密かに平和に居て欲しいなと思いました。もし存在が確実になったら大捜索隊が結成されて生け捕りにしてセンセーショナルなお祭り騒ぎになって、生体実験とかされて展示されてになるのでしょうから、そんな悲しいことも無いよなあと思います。

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2016/09/18

雪男を探しにヒマラヤで亡くなった鈴木紀夫さんが本書のキモになっている。 小野田寛郎さんを発見したらどんな心の動きになるのかなんて、鈴木さん以外誰一人として理解できないものであり、きっと人生がひっくり返るほどの強烈な体験としてその後の生き方を変えてしまったのだろう。 角幡氏は鈴木...

雪男を探しにヒマラヤで亡くなった鈴木紀夫さんが本書のキモになっている。 小野田寛郎さんを発見したらどんな心の動きになるのかなんて、鈴木さん以外誰一人として理解できないものであり、きっと人生がひっくり返るほどの強烈な体験としてその後の生き方を変えてしまったのだろう。 角幡氏は鈴木さんをはじめ、雪男を見てしまった人達に焦点をあて、行動するジャーナリストとして丹念な調査と取材を重ね、読み飽きさせない冒険記に仕上げている。 ツアンポー渓谷の本と同様に、巻末に記された参考文献の数にも圧倒される。

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2015/02/28

未知なるもの には どうしても 心惹かれるものがある 北欧のトロル 沖縄のギジムナー 北海道のコロポックル もちろん 質的には ずいぶん違うのだろうけれど イエティ も ものすごく 心惹かれる 未知なるものである いるか いないか という レベルではなく その「存在」を考える...

未知なるもの には どうしても 心惹かれるものがある 北欧のトロル 沖縄のギジムナー 北海道のコロポックル もちろん 質的には ずいぶん違うのだろうけれど イエティ も ものすごく 心惹かれる 未知なるものである いるか いないか という レベルではなく その「存在」を考える中で 実際に 行動している人の 本気は とても まぶしく感じる 何のために「ヒト」は生きるていくのだろう そんな原初的な答えの一つが この 未知なる「雪男」の捜索 であるような気がする いる とか いない とか を 越えてしまった (なんだろう) 未知なるモノへの憧れは 人間が持っている 本能の一つ というような気がしている

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2014/09/03

雪男探しを追跡したルポ。目撃記事や雑誌、目撃したという登山家に取材し、自身もヒマラヤ奥深くに探検に入っていきます。雪男という存在になぜ惹かれた人を中心に、「探検とは?」を追及しているようなトーンです

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2014/08/25

”むこうからやって来た”のむこうというのは,たぶん場所の意味ではなく,”相手の方から”ということだと思う. 著者はけっきょく雪男を目撃もしなかったし,足跡も見つけ(られ)なかった→たぶんコーナボン谷には雪男はいないだろうというのが結論. ただ,”子供には〇〇がみえる”とか,”こど...

”むこうからやって来た”のむこうというのは,たぶん場所の意味ではなく,”相手の方から”ということだと思う. 著者はけっきょく雪男を目撃もしなかったし,足跡も見つけ(られ)なかった→たぶんコーナボン谷には雪男はいないだろうというのが結論. ただ,”子供には〇〇がみえる”とか,”こどものこころを持った人には〇〇がみえる”とか,よく言われると思うが,著者が言いたいのもたぶんそういうことなのだろう

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