1,800円以上の注文で送料無料

ななめの音楽(2) の商品レビュー

3.8

5件のお客様レビュー

  1. 5つ

    1

  2. 4つ

    1

  3. 3つ

    2

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2017/05/21

 線がきれい。絵がきれい。見たことのない世界を見せてくれる。  しかしそれは、現実との境界があまりにも淡くて、地に足がついていなくて、読んでいて不安になるところもある。  作者が見せたかった風景はどんなものだったのだろう。

Posted byブクログ

2015/08/24

終始フワフワした作品だった。 なんでだろうと納得いくまで読み返してみたけど、いい人ばかりなんじゃないかって気がついた。この作品の登場人物はみな一様にそれぞれの優しさを持っていて、誰かのために苦労もいとわず優しさで包み込む。 だからこそ物語として物足りなさが残るんじゃないかな。 厳...

終始フワフワした作品だった。 なんでだろうと納得いくまで読み返してみたけど、いい人ばかりなんじゃないかって気がついた。この作品の登場人物はみな一様にそれぞれの優しさを持っていて、誰かのために苦労もいとわず優しさで包み込む。 だからこそ物語として物足りなさが残るんじゃないかな。 厳しいことを言う人もいないし、息が詰まるようなシリアスもない。肩の力を抜いて読めるけど、やっぱり退屈に感じられてしまうのかもしれないです。

Posted byブクログ

2012/06/02

家に帰ったら、兄も、この作品に衝撃を受けていたようでした。 まあ、「川原 由美子は、どこに行く~」と思いますよねぇ、これ。 しかも、壊れているんではなくて、ものすごく良くできているし。 特に、最後の方の展開は凄いです。 難しいお話なので、解釈の仕方は間違っているかもしれませんが...

家に帰ったら、兄も、この作品に衝撃を受けていたようでした。 まあ、「川原 由美子は、どこに行く~」と思いますよねぇ、これ。 しかも、壊れているんではなくて、ものすごく良くできているし。 特に、最後の方の展開は凄いです。 難しいお話なので、解釈の仕方は間違っているかもしれませんが。もしかすると、怖い話なのかな? ものすごくお互いを大切に思っていても、理解し合うことは不可能に近いというお話ですよねぇ。 微妙にずれているようで、つながっていると思っていた会話が、実は、まったく伝わっていなかったという。 でも、寄り添って生きるということは、理解しあうということともまた違うのかも。 認めあうというのが近い?

Posted byブクログ

2012/02/28

航空機レースって…航空ショーも見たことがないから、なんだか想像を超えた世界だっなあ。企業や国の思惑が入り乱れて黒い感じがする。 お話の最後は綺麗にまとまって、読後感は爽やか! こゆるちゃんの乙女幻想が結構気に入っている。綺麗で、ちょっと残酷なところが。航空機レースという私にとって...

航空機レースって…航空ショーも見たことがないから、なんだか想像を超えた世界だっなあ。企業や国の思惑が入り乱れて黒い感じがする。 お話の最後は綺麗にまとまって、読後感は爽やか! こゆるちゃんの乙女幻想が結構気に入っている。綺麗で、ちょっと残酷なところが。航空機レースという私にとっては非日常な世界と、こゆるちゃんの幻想風景が入り混じるので、読んでいる間ずっと宙に浮いたようなふわふわした感覚がする。でもそこに、ときどきぐっと現実味を帯びた台詞や表情が入ってきて、目を覚まさせられる…という、不思議な感触の本だった。 一度目はストーリーの先が気になって、うわーっと読んでしまったけれど、二度目ではゆっくりと、ひとりひとりの少女の視点を感じながら読んでみた。再読すると、脇の登場人物にも目が行く。みんな味があってすてき。世界に奥行きがある。メイドさんABCとか香椎航空機のお下げの整備士さんとか。

Posted byブクログ

2011/08/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「結婚しましょう」に度肝を抜かれた。え、…えぇえ…? 最初のラウラさんと光子さんの話が好きだ。ちょっとプランツっぽい、かな?

Posted byブクログ