農薬と食 安全と安心 農薬の安全性を科学として考える の商品レビュー
副題にあるとおり 農薬としての安全性を科学として考える本。 農薬はDTEなどの人体に害のある農薬から、常にイメージが悪く今まで来たが、現在ではかなり厳しい安全性評価をクリアーした薬品だけが使われている。または時間によって、科学的に分解される物質も多い。 しかし、天然物は体に良...
副題にあるとおり 農薬としての安全性を科学として考える本。 農薬はDTEなどの人体に害のある農薬から、常にイメージが悪く今まで来たが、現在ではかなり厳しい安全性評価をクリアーした薬品だけが使われている。または時間によって、科学的に分解される物質も多い。 しかし、天然物は体に良いという考え方から、天然にある毒性の危険は菅がずに、有機農法がよいという考えになっているが、これもまた危険である。むしろ天然の毒性は試験されていないために危険という考え方もできる。 農薬と、ゴルフ場、食料生産、環境保全型農薬技術、環境ホルモン、農薬取締法、科学者の役割まで書いている。農薬と生活を考える上ではこれ以上に科学的な本は少ないのではないだろうか、オススメである。
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