婚活したらすごかった の商品レビュー
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流行りの「婚活」の実態に迫った、興味深い一冊。筆者の実体験と、婚活中の人々、業界関係者へのインタビューを基に構成されています。 友達がお見合いパーティーに参加したり、一つの街単位の合コン「街コン」が身近でも開かれるようになったりと、婚活はブームで終わらず、定着した感があります。そんな中、自分が知らなかった世界が垣間見れるという意味において、とても面白い本です。 ただ、婚活というテーマ上、仕方ない部分もあると思いますが、客観的なデータはほとんどなく、筆者の主観的な主張(というより感想)が続く内容です。フィールドワークは十分にしているけど、分析が甘いという印象。また、読み進めていくにつれて、段々と間延びした感じになっていくのも残念。第4章は、書籍化に当たって、ページ数を増やすために付け加えたのではないかと思う内容でした。 「女高男低」と筆者が述べる婚活の世界をちょっと覗いてみるには、短時間で読めて、手軽な一冊だと思います。
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著者の婚活について面白おかしく書いている本ですが、 結婚するのにこんな思いまでしないといけないのか、と笑う気持ちにはとてもなれませんでした。 結婚しないと負け、みたいな風潮何とかならないのでしょうか…。 してもしなくても、その人の人生、もっと大らかに生きたらよいと思うのですが。
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男四十代、バツイチ著者の婚活体験ルポ。 婚活サイト編、お見合いパーティー編、結婚相談所編、海外での婚活編、といった項目に分かれており、巻末の『付録・超実用的婚活マニュアル』には、各ツールの【メリット】【デメリット】【活動時のポイント】が纏められている。 爆笑ネタ(初対面でSM...
男四十代、バツイチ著者の婚活体験ルポ。 婚活サイト編、お見合いパーティー編、結婚相談所編、海外での婚活編、といった項目に分かれており、巻末の『付録・超実用的婚活マニュアル』には、各ツールの【メリット】【デメリット】【活動時のポイント】が纏められている。 爆笑ネタ(初対面でSMプレイを要求してきたCA、銀座ホステスとのお付き合い等々)を挟みつつ、著者本人と知人女性達の体験に基づく客観的な分析を行っているので、軽く読めて面白く、また現代の婚活事情がよく分かる。 面白いと思ったのは、「婚活パーティーはふつうの恋愛の訓練にもなる」というエピソード。 参加回数を重ねることで、自分が好む異性やどういう異性に好まれるか傾向が分かり、また口説いたりふられたりの経験を積んで恋愛体質になる、のだそう。なるほどねー。
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婚活のマニュアル本です。 作者のライターと言う職業は知的と言うイメージもあり一概にこんなに色々な女性とは会えないだろうなと思いました。 ネット婚活に始まり、お見合いパーティ、海外婚活など、その特徴や攻略方法など読むだけで楽しくなってしまいました。 プロフィールの登録の虚偽申請は...
婚活のマニュアル本です。 作者のライターと言う職業は知的と言うイメージもあり一概にこんなに色々な女性とは会えないだろうなと思いました。 ネット婚活に始まり、お見合いパーティ、海外婚活など、その特徴や攻略方法など読むだけで楽しくなってしまいました。 プロフィールの登録の虚偽申請は有りか無か。 無料より有料のお見合いパーティに参加しようなどなど しかし、結婚するのにここまで苦労をしないといけないのかと思うと先が思いやれます。
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婚活は自力でパートナーを見つけられない男女のする事だという雰囲気があるけど、人生の半分以上を一緒に過ごす相手を探すと考えたら、利用可能なあらゆる手段を使う方が合理的な気もする。 でも結局大切なのは、自分が魅力的な人間になることだろうな。 どんな人と結婚しても自分とその人が幸せにな...
婚活は自力でパートナーを見つけられない男女のする事だという雰囲気があるけど、人生の半分以上を一緒に過ごす相手を探すと考えたら、利用可能なあらゆる手段を使う方が合理的な気もする。 でも結局大切なのは、自分が魅力的な人間になることだろうな。 どんな人と結婚しても自分とその人が幸せになれる能力を身につけたい。
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さらっと簡単におもしろく読める。 男四十代、バツイチの婚活ルポ。 自分なりにまとめると、婚活において大事なことは(男目線)、 1) (自分という)商品価値を高める (稼ぐ、太らない) 2) 市場の分析 (ネット、お見合い、利用する会社はどこがよいか) 3) 選択と集中 (自分...
さらっと簡単におもしろく読める。 男四十代、バツイチの婚活ルポ。 自分なりにまとめると、婚活において大事なことは(男目線)、 1) (自分という)商品価値を高める (稼ぐ、太らない) 2) 市場の分析 (ネット、お見合い、利用する会社はどこがよいか) 3) 選択と集中 (自分はどんな人を追い求めたいか) あれ、なんか、こてこてのビジネス書みたいだ。 この本を読んだら、ナンパ目的で婚活をしようとする男性が増えること必須。と思うのは自分だけだろうか。 でもまぁ、婚活って考え方次第では、ナンパのなかのいちジャンルでしかない、ということのかもしれない。
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「とりあえずホテルに」と彼女は言った。そうカバーコピーにあったので思わず手に取る。そして、はまる。「突然、結婚したくなった」わかる。「誰かと生きていきたい」大いにわかる。必死さの中で生じるチクハグさが実にリアルで面白い。(三浦崇典) ▼『ジセダイ』140文字レビューより http://ji-sedai.jp/special/140review/20110930.html 婚活なんてかっこ悪い!そう思っている人でも、モデルやCAから関係を求められるといったらどうする?実際にこの本の著者は求められている。決して著者はスペックが高いわけではない。普通なら無理ゲー。それでも可能になるのが婚活。(田中大輔) ▼『ジセダイ』140文字レビューより http://ji-sedai.jp/special/140review/20110927.html
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面白かったし、参考になった。 婚活自体が目的になっていってしまう人達がいるのも、そういう人もいるんだと感心した。 ただ、筆者には仕事柄、人と話すのが抵抗無くできたりする時点で、奥手な自分とは違うので感情移入はしにくかった。
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そんな“すごい”話はない。でもそれが逆にリアル。 実話に即したオモシロ話と、それに基ずく冷静な分析は好感が持てる。 参考になった。妻子アリだが・笑。
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ネタとして読んだが、途中からはいたってまじめな本だった。 実際に婚活を経験したわけではないし、よく知らなかったので、そこではどんな世界が広がっているのかを垣間見れた点で面白かった。 そもそも婚活ビジネスで儲けようとしたら、月額費用を定期的に払ってくれる会員がいてくれたほうがいいの...
ネタとして読んだが、途中からはいたってまじめな本だった。 実際に婚活を経験したわけではないし、よく知らなかったので、そこではどんな世界が広がっているのかを垣間見れた点で面白かった。 そもそも婚活ビジネスで儲けようとしたら、月額費用を定期的に払ってくれる会員がいてくれたほうがいいので、結婚させようというインセンティブが働きにくくなってしまうという主張には納得した。だから成婚料を払わせる会社のサービスが良くなるのだろう。 年を取ると自我や価値観が固定化されてくるから、若いうちにパートナーを見つけてすりあわせていったほうがうまくいくというのは考えていなかった。 『「婚活」時代』も読みたいと思った。
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