これからのリーダーに知っておいてほしいこと の商品レビュー
「素直」と「謙虚」と「真摯」のうちリーダーに必要なものはどれか?: Meet Up 大阪 @ blog http://meetuposaka.seesaa.net/article/420196355.html
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リーダーに必要なこととは? →単なる知識、学問ではなくそれを超えた強いもの、志を心の根底に培って初めて知識、学問が生きてくる 他人の評価もさることながらまず自分で自分を評価することが大事
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中村邦夫氏の経営社としての経験を、幸之助創業者の視点を理解したうえで述べていく。リーダーとしての心構えや考え方を理解するのには参考になります。書かれていることは当たり前だけど、それをどう理解して自分なりに実行していけるか、というのは非常にチャレンジングだと思います。
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パナソニックの改革者と持ち上げられた中村氏ですが、最近の評価はどうでしょうか。松下幸之助の考えと照らし合わせながら自分がどう決断したかなどを綴っているこの一冊は、自身の決断や行動がいかに松下幸之助の哲学とアラインが取れているのかということを示すためと言えなくもない。悪い意味ではな...
パナソニックの改革者と持ち上げられた中村氏ですが、最近の評価はどうでしょうか。松下幸之助の考えと照らし合わせながら自分がどう決断したかなどを綴っているこの一冊は、自身の決断や行動がいかに松下幸之助の哲学とアラインが取れているのかということを示すためと言えなくもない。悪い意味ではなく。 中村氏よりも松下幸之助を知るには良い一冊かもしれないですが、予備知識として松下幸之助の障害を知っておくとよりわかりやすいでしょうね。
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松下電器産業を「破壊と創造」をテーマに改革した中村氏の著書。 現在、苦境に立たされているPanasonicの現状を踏まえつつ、評価の高かった中村氏のリーダー論を読んでみました。 結論から言えば、創業者である松下幸之助氏の著書を読んだ方が良いと思います。 中村氏はあくまで、松下の大...
松下電器産業を「破壊と創造」をテーマに改革した中村氏の著書。 現在、苦境に立たされているPanasonicの現状を踏まえつつ、評価の高かった中村氏のリーダー論を読んでみました。 結論から言えば、創業者である松下幸之助氏の著書を読んだ方が良いと思います。 中村氏はあくまで、松下の大企業病体質を破壊した豪腕が評価された改革者であって、幸之助氏をはじめとする創業者的(イノベイター)な哲学はないと思います。 所詮、サラリーマンの域を出ないと思います。 また、松下政経塾をありがたがる人は多いですが、個人的には幸之助氏の失敗作だと思います。 総理大臣1名をやっと輩出できたが・・・ 成果は出せず・・・
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
松下幸之助さんの思いを伝承・実践し、驚異的な業績回復を果たしたパナソニック会長の中村さんの著書。 自分も管理者として少人数ながらチームを率いているため、共感する部分が多いとともに、反省しながら読んでいました。 その中で、特に印象に残っている部分を紹介します。 ・組織というのは、そのトップの人格・度量以上にはならない (→リーダー自らが成長しないといけない) ・率先垂範こそが、あらゆる階層のリーダーの必須条件 ・ゴリゴリとやる前に人間の心をつかむ ・2つの速さ(スピード、アジリティ)を常に意識 ・組織の皆でやった仕事、あるいは部下に任せた仕事において失敗があれば、それはリーダーである自分の責任 ・上から目線が部下に分かったら、その部下はついてこない。人というのは、組織の中にあっても常に対応であるべき ・きのうと同じことを今日は繰り返すまい。わずかな工夫の累積が大きな繁栄を生み出す。
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パナソニックにて当時中村改革と言われたほどの改革を成し遂げられた、中村前会長の著書。そのサブタイトルにあるとおり、「松下幸之助創業者に学び実践したことから」である。実践である。本田さんも言っておられた、まさに実践である。 本日の朝日新聞にもあったが、パナソニックは現在大変な苦境で...
パナソニックにて当時中村改革と言われたほどの改革を成し遂げられた、中村前会長の著書。そのサブタイトルにあるとおり、「松下幸之助創業者に学び実践したことから」である。実践である。本田さんも言っておられた、まさに実践である。 本日の朝日新聞にもあったが、パナソニックは現在大変な苦境である。日本の製造業を支えてきた企業として、松下幸之助創業者の素直、日に新た、などの言葉から、中村前会長のスーパー正直、といった言葉など、人々に勇気と幸せを提供してきた企業として、頑張ってほしい。 仕事でもパナソニックさんには、大変お世話になった時期があった。ちょうどその時が中村さんの時代だったから、創業者の言葉を時代に当てはめて実践していく、というのは非常に響いた。当時お世話になったパナソニックの皆様も社内の一体感はすごいものがあった。 また、読み返したい本。図書館に返したら購入しよう。
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傲慢になってはいけない、常に謙虚であれ。この言葉が何度も繰り返されるが、ひどく胸にしみた。会社で出来る出来ると周りから言われるとつい傲慢になってしまう。出来ると言われても、(若手にしては)という括弧が抜かされて言われてるだけで、自分より出来る人なんて上を見ればキリがない。だからこ...
傲慢になってはいけない、常に謙虚であれ。この言葉が何度も繰り返されるが、ひどく胸にしみた。会社で出来る出来ると周りから言われるとつい傲慢になってしまう。出来ると言われても、(若手にしては)という括弧が抜かされて言われてるだけで、自分より出来る人なんて上を見ればキリがない。だからこそもっとやる気が出る訳で、常に学ぶ姿勢を持って、謙虚に、そして素直に行こうと思う。というか行かなければそれまで。自分を今一度戒めてくれた本。
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「同行二人」という言葉。もともとは四国お遍路に由来がある そうです。巡礼者がいつも弘法大師と一緒に巡礼しているという 意。 松下改革の中心であった中村元社長が、偉大な創業者である 松下幸之助さんの想いをうけながら取り組んで来たことが 語られています。 謙虚でありながら、覚悟を...
「同行二人」という言葉。もともとは四国お遍路に由来がある そうです。巡礼者がいつも弘法大師と一緒に巡礼しているという 意。 松下改革の中心であった中村元社長が、偉大な創業者である 松下幸之助さんの想いをうけながら取り組んで来たことが 語られています。 謙虚でありながら、覚悟をもって行った聖域なき改革。 覚悟とは「知の極み」だと聞いたことがあります。 考えに考え抜いた結論だからこそ、不退転の気持ち=覚悟の 域に達するということ。 中村さんも、自分の中の松下幸之助さんと対話しながら、 自分なりの解釈をしっかりと行っていることが素晴らしい ですね。 読んでいて、心が洗われました。
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日本を代表する電器メーカー、パナソニック。 この企業については、創業者自身による著作も含め、関連する本が多く出版されていますね。 でも僕はこれまであまり、読んできませんでした。 この会社の起源と気風については、雰囲気だけでも知っておきたいと思い、先に感想を書いた『神様の女房』とと...
日本を代表する電器メーカー、パナソニック。 この企業については、創業者自身による著作も含め、関連する本が多く出版されていますね。 でも僕はこれまであまり、読んできませんでした。 この会社の起源と気風については、雰囲気だけでも知っておきたいと思い、先に感想を書いた『神様の女房』とともに、この本を読んでみることにしました。 著者はパナソニックの元社長で、出版時点では会長。 2000年に社長に就任するも、2001年度には4千億円を超える赤字決算。 この状況に対して、「創造と破壊」というスローガンによる経営改革を進め、2005年度には千五百億円の黒字を生み出し、パナソニックの「V字復活」を成し遂げた、敏腕経営者です。 この本は、「自分ひとりの力で実現できたわけではない」という元社長を、松下政経塾、PHP研究所が説き伏せて、「V字回復にあたってどのような信念で経営を行っていたか」「それにあたり創業者、松下幸之助の言葉、教えをどのように解釈して実践していたか」という視点で中村氏にインタビューした内容を中心にまとめられています。 各章とも、編者による導入文章(質問事項)、中村氏のインタビュー、そして創業者の過去の著作の引用という3部構成になっています。 「同行二人」という言葉で表している通り、創業者の過去の著作を読み返し、経営に反映した姿勢が、感じ取られる内容でした。 社長当時も、”破壊”という部分に注目が集まりましたが、「変化に即応する」ということは創業者も重ねて発言しており、その意図を汲んで改革に適用したのだと、理解しました。 「実際にこの方の部下として仕事をしていたら大変だろうなあ」とは想像しましたが、会社経営とは何か、経営理念とは何かについて、深く考えさせられる一冊でした。
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