ひよこのかずはかぞえるな の商品レビュー

イングリ・ドーレア(著者),エドガー・パーリンドーレア(著者),瀬田貞二(訳者)

2022/11/07

たまごを町へ売りにいくおかみさん
たまごを売ったお金で何をしようかと妄想を膨らませます
これぞまさしく「取らぬ狸の皮算用」
膨らませた結果うっかり持っていたたまごを落としてしまいますが,,,
読み聞かせ時間は５分ちょっと

2022/03/06

正直言って、絵は怖い。
家の脇にはえている木がすでにおばけ？　おばけじゃない？　ひまわりも顔がついてるし。町は人気が無くて閉じている店が目立つし。ここ、ゴーストタウンじゃない？？
お話は西洋版、取らぬ狸の～話かな、と思います。

めんどりが産んだ卵を売りに出かけたおばあさんは、道すがら売ったお金の使い道を考えて楽しい空想にふけりますが、さて、現実は……というもの。

おばさんは資産を増やすイメージを持っていて、うっかりミスさえしなければ、そのうち夢を実現しそうに思えます。うっかりさえなければ。おばさんの後をついてきている猫が、気が付くとネズミを捕っていて有能です。ネズミにお困りなお宅向けに仕事をしては、と思います。その場合はねずみのかずはかぞえるな、になるのかな。

2021/10/02

「取らぬ狸の皮算用」を絵本にしたようなもの。

白黒のページとカラーのページに意味があるのかと思ったけれど、それはなさそう？

ちょっと日本語が古いかなぁと思うところもありますが、全体的にリズムがいいので読み聞かせ向き。

2021/08/15

強欲かと思ったら、おばさんたら、
身近な幸せをわかってるぅ。
おじゃんになった、欲望を唱える最後のおばさんのさけびと卵のイラストかおもしろかった。

2020/11/16

いろいろな理想や欲望もあるけど
最後に全部たまご割っちゃった。
そして今あるしあわせを感じる
深いえほん

2020/06/22

あーらら…と、いう感じでふみちゃんはサラッと流していた。弟は、たまごっ……と、絶句していた。
フルカラーでないのが減点ポイント

2017/02/02

たまごを売ったお金で…夢が広がる
けど、、、お約束な結果。
でも最後は今が幸せと終わる

リアルな絵とユーモラスな"おばさん"が微笑ましい

2016/10/04

5分半

まさに「取らぬ狸の皮算用」　
卵を売りに行こうとして歩いていくのが暇になったおばさんが、どんどん想像を膨らませて農場主の奥さんにおさまるところまでいったところで、元手になるはずのたまごを全部落として割ってしまう。

がっかりしたけど、自分の今の身近な幸せに満足する。
というお話し。

おばさんの想像が膨らんでいくさまが面白い。
絵も複雑なところがないので、見やすい。

2015/11/20

子供の頃、自分が母からもらった絵本だったことを思い出し図書館で借りて読む。取らぬ狸の皮算用？こんなシュールな絵本だったとは。

2014/12/20

初心者向けよみきかせ講座で知り、図書館で借りた。

にわとりを飼っているおばさんは、めんどりのうんだたくさんの卵を町へ売りに行く。
道中、卵の数を数えてはお金の勘定をして、妄想を膨らませていく。

途中で先がよめる。
7億じゃなくていいから宝くじがあたるといいのにと思いつつ、このおばさんほどの妄想力を働かせることができない。
私はカサカサした大人になってしまったのかも。
すぐそこにあるものに幸せを感じることは、いいことだと思う。
何かないと気づけなかったりするもの。
絵がきれいで、色々なものに顔があるのが楽しかった。