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人面屋敷の惨劇 の商品レビュー

2.8

43件のお客様レビュー

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2023/06/25
  • ネタバレ

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連続幼児失踪事件は未解決で10年が過ぎ、容疑者の新たな噂に一縷の望みをかけた「失踪児童家族会」6人が乗り込むが、家族会の独りが容疑をかけた男を殺害し、独り身のハズの男の娘(失踪した幼児のひとり)が対決モード・・・警察への届出をする前に、幼児誘拐疑惑の払拭をかけて内部で捜査をする中で新たな犠牲が・・・人物描写が違和感あって、最後まで読んでも容疑者男の行動の意味が分からず、思わせぶりなラストを書いた意味が分からないが、推理部分のロジックは良かった

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2021/07/09
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館物だけど、トンデモな設定と落ち着きすぎてる謎の女子高生。この2人の懐いた「子供」はいいけど、他の子供たちは…。結局この事件の大元の犯人はちょっと狂ってるなぁと。 行方不明の子とかがこういう状況だったら怖い。

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2018/04/08
  • ネタバレ

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10年前の連続幼児失踪事件の「家族会」が乗り込んだのは当時容疑者と目された男の住む通称人面屋敷という冒頭から、薄ら寒い展開の後に待ち受ける推理劇。相変わらず無理矢理クローズド・サークルに持ち込み、登場人物が推理をせざるを得ない状況に持ち込んでくる様が凄まじい(褒めている)。今作ではヒステリックに行動する人物が混ざっているのがややらしくないと言える点だが、それすらも結局は論理に乗せられて動かされる辺りは実に苦い。子どもはいるのかいないのかという謎について、終盤で開陳される狂気はやや悪趣味ではあるが、それを受けて微妙に希望のある未来を見せる結末は良心だろう。石持ミステリらしい狂気が支配するストーリィでした。

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2017/05/08

館シリーズを意識しているそうである。なるほど。 淡々と進むんだけど結構怖い。 個人的にはもう少しすっきり終わって欲しいところだが、物理でなく状況で閉鎖空間にするというのは面白い。

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2017/04/10

「人面屋敷の惨劇」というタイトルのわりには、やけにあっさりとした物語だった気がする。 序盤から中盤へかけての屋敷内での探索に時間をかけたため、本当に怖ろしい真相がさらりと流されてしまった感がぬぐえなかった。 「惨劇」という言葉は、現実に起こっている目の前の事件のことではなく、警察...

「人面屋敷の惨劇」というタイトルのわりには、やけにあっさりとした物語だった気がする。 序盤から中盤へかけての屋敷内での探索に時間をかけたため、本当に怖ろしい真相がさらりと流されてしまった感がぬぐえなかった。 「惨劇」という言葉は、現実に起こっている目の前の事件のことではなく、警察も突き止めることができずに隠されてしまった過去の事件のことを指しているのだろう。 クローズド・サークルで起きる事件を謎解いていく過程は面白い。 犯人の候補はたった6人しかいない。 しかも、それぞれ2名ずつのペアでアリバイは証明されている。 異常な心理状態の中で疑心暗鬼に陥っていく人。 その重圧に耐えられずに自滅していく人。 冷静に事態を分析し、真相へと近づいていく人。 限られた時間の中で犯人が選んだ殺害方法には疑問も感じるけれど、登場人物それぞれの性格設定がわかりやすく描かれていて、読んでいて混乱することもない。 読みやすい物語だった。

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2016/01/26
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やっぱりこういうのは結末が大事なのであって、過程がおもしろいのはもちろんなんだけれど、結末がすっきりしたものであって欲しかったなーと思ったり。結局どうやってーん!って思ってしまう感じやったので、あれかな、続きができるように書いたのだろうか。むむむ。

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2023/05/01

綾辻行人の館シリーズを意識した作品。 著者らしさ満点。論理的。 館シリーズよりも地味なのは致し方なし。

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2015/06/23

石持浅海のサスペンスミステリ。 館ものなのだが、物理的でなく、状況から封鎖性を生み出す。こういう特殊状況ミステリは著者の得意範囲であり、今回もゲーム的な設定の面白さがあった。 中盤が平坦で、なんとなく展開も読めてしまうが、結末が割りとしっかりしていてよかった。布石や流れも無理もな...

石持浅海のサスペンスミステリ。 館ものなのだが、物理的でなく、状況から封鎖性を生み出す。こういう特殊状況ミステリは著者の得意範囲であり、今回もゲーム的な設定の面白さがあった。 中盤が平坦で、なんとなく展開も読めてしまうが、結末が割りとしっかりしていてよかった。布石や流れも無理もない。 が、相変わらずオマケみたいにラブストーリーを付ける点が気になる。嫌だ、とまでいわないが。 3

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2014/10/22

屋敷に忍び込んで家捜しするというシチュエーションと、 この著者の強みである推理合戦が興味深かった。 事件の全貌が推理しやすい構成なので、ひねりがないと感じる読者もいるはずだが、さらっと読めて好印象。 表紙が人物イラストなので、本文中にも挿し絵や デッサン画が登場するのではないかと...

屋敷に忍び込んで家捜しするというシチュエーションと、 この著者の強みである推理合戦が興味深かった。 事件の全貌が推理しやすい構成なので、ひねりがないと感じる読者もいるはずだが、さらっと読めて好印象。 表紙が人物イラストなので、本文中にも挿し絵や デッサン画が登場するのではないかと心配したが杞憂に終わった。 館での事件もの。 10年前に子どもが失踪。その家族たちが、謎の屋敷に押し掛ける。幼児誘拐犯の疑いがかけられた男、虐待児童の親、口論、拘束、根拠のない当て推量をふりまわす者etc 知能が高くて倫理観が欠如しているのは、誰だ。

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2014/10/01

ミステリー…なのかな? 心理的に××が怪しい!とかそういうのばっかりで面白くなかった 土佐の人物像も謎すぎた

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