本棚探偵の生還 の商品レビュー
喜国さんの本棚探偵は初めて読んだのだが、面白かった〜!前作達も読まねば。岡山の横溝記念館というか、ふるさと記念館とイングランドの古本屋巡りはしたいものです…
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シリーズ第三作。 私は図書館で借りて読みました。別冊付録と月報もついて、なんと箱入りの状態で貸し出されています。それだけで、もう豪華な気分。(自分で買えばいいのにね)
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古本好き、探偵小説好きなら抱腹絶倒まちがいなしのエッセイ第3弾。前作で少々テンションが落ちたかなと思っていたが、本棚探偵健在なり。たぶん今年一番笑った本。 今回は英国、台湾、カリブなど本を求めて、あるいは本を持ち込んで世界を駆けめぐる長編エッセイが多いが、相変わらず一般人の常識で...
古本好き、探偵小説好きなら抱腹絶倒まちがいなしのエッセイ第3弾。前作で少々テンションが落ちたかなと思っていたが、本棚探偵健在なり。たぶん今年一番笑った本。 今回は英国、台湾、カリブなど本を求めて、あるいは本を持ち込んで世界を駆けめぐる長編エッセイが多いが、相変わらず一般人の常識では計り知れない世界観やこだわりに唖然としたり爆笑したり、マニアでなくても十分楽しめる。温泉宿の秘密書庫は一度見てみたい。 著者が書いた本の解説なども載っており、『怪人と名探偵』の解説がまさに私がこの本を読んで思ったことだったので嬉しくなった。 本の作りも函入り分冊、月報付きと凝ったものだが、これ文庫化するときにどうするんだろ。
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古書マニアの、漫画家さんのエッセイ。 古書マニアではないけれど、分かる!!と思ってしまう ところがたくさん。思わずにやりとしてしまう。 出てくる方々の、本だらけの家に行きたい、と真剣に 思ってしまう・・・。
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「こんな時代に無謀な造本!」帯の文句どおりの趣味丸出しの本。 キクニさんみたいな人って、ビブリオフィリアとでも言うのかな… そんな言葉あるかどうか知らんけど。高い古書買って読まずに本棚へ、ていう感覚は私は理解できないが、とにかく筋金入りね。 その徹底ぶりが天晴れかつ面白い。
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函の手触りにうっとり。二分冊が泣かせる。月報をコピーして豆本作って…、と読む前にすでに十分楽しい。中味はもちろん充実のバカバカしさ。五十を超えても(オドロキだ!)ロックで小学生な(?)キクニさん、マンガも古本話も大好きだよ~。 これが最後のたなぞうへのアップ。自分の読書記録にと...
函の手触りにうっとり。二分冊が泣かせる。月報をコピーして豆本作って…、と読む前にすでに十分楽しい。中味はもちろん充実のバカバカしさ。五十を超えても(オドロキだ!)ロックで小学生な(?)キクニさん、マンガも古本話も大好きだよ~。 これが最後のたなぞうへのアップ。自分の読書記録にと思って始めたのだけれど、ここには思いもかけない楽しい世界があった。運営してくださった方たち、たなぞうを愛してここに集った皆さん、本当にありがとうございました。またどこかでお会いしましょう。
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昨今ではすっかり珍しくなった「函入り」。 そして、2冊組にてそのそれぞれの裏表紙には、「分売不可」の文字。 これだけでもう、中身の本好き度、古本者としてのマニア度を充分予感させられる。 愛と根性とバカバカしさに満ちた古本行脚。 冒険→回想→この生還と、ますますパワーアップして、...
昨今ではすっかり珍しくなった「函入り」。 そして、2冊組にてそのそれぞれの裏表紙には、「分売不可」の文字。 これだけでもう、中身の本好き度、古本者としてのマニア度を充分予感させられる。 愛と根性とバカバカしさに満ちた古本行脚。 冒険→回想→この生還と、ますますパワーアップして、留まるところを知らないようです。 本好き、或いは古本者は「なぜ買うのか?」 その究極の答えが、ここにある。 『奇偶な交差点」の章の、日下三蔵さんの口から発せられるのが、その究極の答えだ。 日下さんのお宅では、山田風太郎、都筑道夫などのセットが1セットのみならず、出てくるのだそう。それを見た人はそりゃあ尋ねたくなる。「どうして、また買ったんですか?」 その答えが、本好き古本者は「なぜ買うのか?」の答えでもある。 異装幀だから?持っているけど、探し出すより買ったほうが早いから? …違います。 是非、そのシンプルにして奥深い答えを、本文175ページにて、お確かめください。 本体を読み終わっても別冊というオマケがあるという、学年誌のような嬉しさ。はさみこまれた月報で、豆本がつくれる。 手に持っているだけで満足。「触ってナンボ」「持ってナンボ」を有言実行の、本好き&古本者の1家に1冊もの。
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本棚探偵が復活。 いまは削除されてしまったが、アマゾンのレビュー で酷評されていたので、躊躇してしましましたが、 それほど悪くは無かったです。 ネタによりハマるものとハマらないものがあります が好みの問題でしょう。 「喜国衰えたり」という感想もありますが、コレク ...
本棚探偵が復活。 いまは削除されてしまったが、アマゾンのレビュー で酷評されていたので、躊躇してしましましたが、 それほど悪くは無かったです。 ネタによりハマるものとハマらないものがあります が好みの問題でしょう。 「喜国衰えたり」という感想もありますが、コレク ションが完成されて、安定してきているのかもしれ ません。本は好きでも造詣が深いわけではないので その価値を評価する事はできませんが、クスリと共 感させられる部分がにじみ出ています。 日下邸突撃は本書の白眉ですが、掘り下げ不足な点 がもったいないですね。
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このシリーズの装丁だけで「2011年ベスト」に選出したいくらいだ。読むのが勿体無い、ということで暫くは装丁を眺めている状態。 と、云う事で8月5日に購入して暫く熟成させていた「本棚探偵の生還を読んだ。「最高!」って小学生の感想文よりひどいものだが、本書の装丁を見ただけで決めた「...
このシリーズの装丁だけで「2011年ベスト」に選出したいくらいだ。読むのが勿体無い、ということで暫くは装丁を眺めている状態。 と、云う事で8月5日に購入して暫く熟成させていた「本棚探偵の生還を読んだ。「最高!」って小学生の感想文よりひどいものだが、本書の装丁を見ただけで決めた「今年のBEST1」の予感に間違いは無かった。 古書蒐集というと如何にも煮詰めた佃煮のような親父の辛気臭い本の蘊蓄がやけに鼻に付く、カビ臭い話しが多いのだが、本棚探偵はカビ臭さのかけらも無く愛すべき古書蒐集家の笑いに満ちた生態を紹介する稀有な存在だ。帯の文句の通り、今回は前二作には見られなかった台湾・ケイマン諸島・英国と世界を股に掛けた本棚探偵だ。 古本を探しに行っているのか、笑いを取りに行っているの良く判らないが古本をめぐる珍道中エピソード満載。台湾でのミステリブックフェアを訪問して何故か若い女性に正体がバレテしまったり、ケイマンの海でわざわざ濡れても良い本を読んでいる写真を撮ったり、英国でホームズ観光したり古書の町で本を探しまわったり等などエピソード満載。そういやもう一つの趣味であるマラソンに引掛けて古書店マラソン回りやらマラソン仲間との読書するためだけにロ-カル路線を乗りに行ったり、馬鹿な行動満載だ。読んだ後でもやはりこの本が今年のベスト1の評価は不変だ。 個人的には旅にまつわるエピソードも良いのだが日下三蔵さんの自宅で本棚整理を手伝い、本棚も自作する当たりが本棚探偵の真髄であり、こうした書に埋もれて生活する救い難い(?)蒐集家の生態をもっと知りたい気がする。
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古本マニアなエッセイ集第三弾。今回はなんと豪華な箱入り二冊組み! 持っているだけで嬉しくなってしまう一冊です。 古本マニアって楽しそうですね……足を踏み入れてみたいという危険な誘惑に駆られますが。まだ「本を買うのは読むため」だと思っているので安全か? イギリスにも古本屋がいろいろ...
古本マニアなエッセイ集第三弾。今回はなんと豪華な箱入り二冊組み! 持っているだけで嬉しくなってしまう一冊です。 古本マニアって楽しそうですね……足を踏み入れてみたいという危険な誘惑に駆られますが。まだ「本を買うのは読むため」だと思っているので安全か? イギリスにも古本屋がいろいろあるんですねえ。雰囲気などが魅力的で、行ってみたくなりました。読めないから、買わないけど(笑)。
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