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昔は、よかった? の商品レビュー

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18件のお客様レビュー

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2024/07/25

約10年前の本です。 だからか、今ならアウトかな?という表現もチラホラ。 10年前の自分なら、どう読んだだろう? と、ともに10年後の今だからこその読み方もできたんじゃないかな。

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2022/02/09

酒井順子さん2作目。 おおよそ1年の連載が1冊にまとまっているため、「そうか今年はこんなことがあった」と思い返すことができます。 この年は2011年、東日本大震災があった年。 あの日の出来事は生涯忘れないと思っていますが、やはり年を経るごとにあの日受けた衝撃は薄れていってしま...

酒井順子さん2作目。 おおよそ1年の連載が1冊にまとまっているため、「そうか今年はこんなことがあった」と思い返すことができます。 この年は2011年、東日本大震災があった年。 あの日の出来事は生涯忘れないと思っていますが、やはり年を経るごとにあの日受けた衝撃は薄れていってしまうものだと感じました。 原発問題や東北復興など自分たちが当事者となって考え続けなければならないと感じました。 他にも歌舞伎や男女恋愛、生活のIT化など、世間で話題になった様々な出来事が面白おかしく語られています。 エッセイは日常のささやかな魅力が感じられますね、気軽に読めるのも好きです。

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2021/09/10

人気エッセイストらしい。週刊現代2010年~2011年をまとめたもの。 菅さんは期待外れ、というのが菅(かん)さんのことだったり、海老蔵の新妻として小林麻央が出てきたり、10年前のことを懐かしんしまった。 撮り鉄の無法ぶりが出てきたりして、マニアは昔からいたのだと納得。

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2017/10/29
  • ネタバレ

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相変わらず、なかなか鋭いところを突いてくる。 何気ないテーマなんだけど、やっぱりどこか独特の切り口がある。

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2014/03/16

毒にも薬にもならないような酒井順子さんのエッセイ。「それめっちゃわかる!」と言いたくなるエピソードが必ず一冊に複数あって、気楽に読めるところが大好きです。 今回は「三十代独身女性は鳥獣戯画ブームの道を一度は通る」という指摘と、「自分で死亡届を出しに行って、棺桶の蓋を閉めるとこま...

毒にも薬にもならないような酒井順子さんのエッセイ。「それめっちゃわかる!」と言いたくなるエピソードが必ず一冊に複数あって、気楽に読めるところが大好きです。 今回は「三十代独身女性は鳥獣戯画ブームの道を一度は通る」という指摘と、「自分で死亡届を出しに行って、棺桶の蓋を閉めるとこまでやりたい」という呟きがツボ。鳥獣戯画ブーム、ちょうど私も去年来た笑

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2012/11/18

言いにくいことをはっきり書いて、しかも嫌味なく、むしろ笑いにできる文章力ってすごいと思わせる著者。 この人の「女の目線」ってホントに鋭くておもしろい。やせ我慢と見栄でできているような女にはチクチク痛い本。

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2012/06/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

週刊現代の連載をまとめたもの。 時事ネタが多く、政治、芸能から大震災に関して。 「ああ、わかるぅ」「同じこと考えてた」と思ったものが多かった。 この人の著書でそんなふうに思ったことが今まで少なかったので、驚き。 私が変わったのか、この人が変わったのか・・・以前のものを読み返してみようかな。

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2012/05/09

週刊現代の連載をまとめたもの(シリーズ)。 時事ネタが多く、政治、芸能から大震災まで。「こんなこともあったなぁ」と懐かしく思ったり、混乱を思い出して苦い気持ちになったり。 振り返り、これからのことを考えるという点で良い本でした。

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2012/03/08

聖子と順子のファンはシンクロする? 週間現代2010年4月3日号から2011年5月14日号に連載されたエッセイ。  本書は週刊誌へ初出されたものであるため、「せんとくん」であるとか「市川海老蔵」であるとか時事ネタに酒井節を効かせた仕上がりになっており酒井ファンなら誰でも楽し...

聖子と順子のファンはシンクロする? 週間現代2010年4月3日号から2011年5月14日号に連載されたエッセイ。  本書は週刊誌へ初出されたものであるため、「せんとくん」であるとか「市川海老蔵」であるとか時事ネタに酒井節を効かせた仕上がりになっており酒井ファンなら誰でも楽しめるが、「サザエさんの希少性」「大人女性のキャラ心を奪う鳥獣戯画」「金八先生のオリジナルキャスト」など、やはり世代のアンテナに触れる部分になるとつい反応してしまう。  なにしろ本書のタイトルからして『昔は、よかった?』だから、これだけなら単なる「懐古本か」と思われてしまうかもしれない。酒井さんのすごいところは同世代を懐古させるだけでなく、そんな著者に共感している自分も悪くないかも―というところまで持って行ってくれるところ。ここまでくると懐古本どころか「ナルシスト本」か…。 <「夏の扉」の前奏が聞こえたりした日には、胸が締め付けられるような気持ちになって、腕もちぎれんばかりに手拍子をした私。気が付けば、私の隣に座っていたおじさんも、慣れぬ手拍子を必死にしています。私の前に座っている中年女性も、一生懸命に聖子ちゃんとともに歌っている。  そんな姿を見せるおじさんやおばさん達が、私は無性にいとおしく思えたのでした。聖子ちゃんが「夏の扉」を歌っていたあの頃、このおじさんもあのおばさんもそして私も、青春を過ごしていた。それから今まで、聖子ちゃんにも我々にも色々ありましたよねぇ、ええ、ありましたとも…と、肩を叩き合いたい気分に。>  それにしてもこのエッセイ、「STORY」でも「GLOW」でもない、「週間現代」への連載というのが小気味良い。酒井順子さんの男女を問わぬ同世代性を感じてしまう。松田聖子のライブに出かけて、周囲のおじさんおばさんとともに、曲のイントロを聞いてスイッチが入ったという酒井さん。松田聖子と酒井順子のファンは意外とシンクロする?

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2012/03/03

まぁ、いつもの得にも毒にもならない感じのゆるめのエッセイ。 あ、ごめんなさいキビシイ表現で。決して嫌いなわけじゃないの、その証拠に出版されれば読んでいるので。 今回の中でほぉほぉと思ったのは、「金八先生ファイナル」を見て、同級生にあったような気分というあたり、あー!やっぱり?私...

まぁ、いつもの得にも毒にもならない感じのゆるめのエッセイ。 あ、ごめんなさいキビシイ表現で。決して嫌いなわけじゃないの、その証拠に出版されれば読んでいるので。 今回の中でほぉほぉと思ったのは、「金八先生ファイナル」を見て、同級生にあったような気分というあたり、あー!やっぱり?私も!私も!と膝をうったところかな。 酒井さんお母様も亡くされていたのですね。親友の親御さんの訃報を知らず、1年過ぎてしまったような申し訳なさを感じた。 最後の数編は2011年3月11日の震災後。

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