1,800円以上の注文で送料無料

大震災 自閉っこ家族のサバイバル の商品レビュー

4

4件のお客様レビュー

  1. 5つ

    1

  2. 4つ

    1

  3. 3つ

    1

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2014/03/23

今更ながらの購入。読み始めた瞬間に、心臓がキューン。もし自分だったら?長男は?次男は?遠い学校に通ってる娘は?有事の際、主人は真っ先に職場に行く。真剣に考えなくてはならないこと。

Posted byブクログ

2011/12/12

「保護者勉強会主宰の高橋さんが立ち上げた「みかわ屋通信」のメンバーの 震災前後のブログやメールの記録から書き起こした本 前半は高橋さんの活躍ぶりの記録で 読み応えのあるのは三章の「津波に襲われた街で」にある 本人自身と地域の日々の記録 人間模様に涙があふれてしまうほど...

「保護者勉強会主宰の高橋さんが立ち上げた「みかわ屋通信」のメンバーの 震災前後のブログやメールの記録から書き起こした本 前半は高橋さんの活躍ぶりの記録で 読み応えのあるのは三章の「津波に襲われた街で」にある 本人自身と地域の日々の記録 人間模様に涙があふれてしまうほど 皆が失っていた無欲の付き合いがにじみ出ている 高橋さんの言葉: もしも夫が単身赴任でなかったら、逆に職場に取られて詰めっきりとなり すぐには家のことで動いてもらえなかっただろうと言う 自閉症の子にとって、揺れも悲鳴も気にならず落ち着いていて まるで遊園地のアトラクションだったのかも知れないと言う 机上の正義感による当り障りのない自粛はやめて 経済を回して間接支援をしてほしいとも言う 差し当っての援助や寄付ばかりでなく 生活を支える先の見える社会復興が心を支えると言う 「がんばれ」は我慢しろと言っているようなもので それは人ごとの机上からの思いだから言えること 自分が頑張っている時には一生懸命だから無理もするけれど もっと頑張れと人に言われる筋合いではない 人に関わるならじゃまにならないようにタイミングよく 一緒になって手伝いながら疲れをカバーし合い 急ぎすぎないで無理しすぎないでチョット息を吐いて 全体を振り返るチャンスを作ることだろう とつくづく思った

Posted byブクログ

2011/10/01

出版社/著者からの内容紹介 大地震......大津波......ライフラインが止まった...... そのとき、なにが起きたのか人々は、どうしたのか 宮城で被災した自閉っこのママたちがあの日、 家族に起きたことを家族はどうやって生きのびたかをリアルに綴る 「伝えたい」「残した...

出版社/著者からの内容紹介 大地震......大津波......ライフラインが止まった...... そのとき、なにが起きたのか人々は、どうしたのか 宮城で被災した自閉っこのママたちがあの日、 家族に起きたことを家族はどうやって生きのびたかをリアルに綴る 「伝えたい」「残したい」「次につなげたい」願いをこめて 私たちにも、大きな震災がやってくるかもしれない...... そのとき、どうすればいいのかこの本は、たくさんのことを教えてくれる

Posted byブクログ

2012/03/24

自閉症の子供を持った母親たちによる東日本大震災の体験記。 この経験を「ただ大変だったねで終わらせたくない」ということで本にまとめたそうな。 情報交換や支えあうためにブログやmixiで書いたものを基にしているため、私的な文章の色合いが強い。 プライバシーのためだと思うんだけどいつ...

自閉症の子供を持った母親たちによる東日本大震災の体験記。 この経験を「ただ大変だったねで終わらせたくない」ということで本にまとめたそうな。 情報交換や支えあうためにブログやmixiで書いたものを基にしているため、私的な文章の色合いが強い。 プライバシーのためだと思うんだけどいつどこで起こった出来事かわかりにくい部分があるし、文章もそんなにうまくない。(読みにくいほどじゃないけれど散漫) そういう部分も含めて普通の人たちの体験を知ることができる。 ただ、「大変だったけど家族の協力や周囲の優しさや様々な工夫や本人のがんばりのおかげでなんとかなりました」だけで終わってしまう個人的な体験談の域をでていない。 これを読んで「防災グッズをそろえよう」みたいな参考にすることはあっても、自閉症の子や家族が助かるシステムを作ろうという方向にはいかないんじゃないだろうか。 支援学校の校長先生(唯一避難所として自校を開放した)の話は「もうひとつの太平洋戦争」http://booklog.jp/users/melancholidea/archives/B000J7X8RQを思い出した。 こういう場所や最後のエピソードに出てくる人に(困っているその時に困っているその場所へ)支援が行くようなシステムを作るための問題提起であってほしい。 これもプライバシーとか論点の問題ではあるんだろうけど、ニックネームではなく「姉」や「息子」と書かれるきょうだい児たちのきょうだい児っぷりも気になるところ。 「きょうだい」http://booklog.jp/users/melancholidea/archives/4805833742とあわせて読みたい。

Posted byブクログ