セルフ・コントロールと禅 の商品レビュー
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「現代人においては、右半球の働きが抑えられ、自然への気づきの媒体となる情性(肉体)への気づきが鈍麻ないし麻海しかかっている。これについては、病める社会の中にどっぷりとはまりこまざるをえない現代の危機的な情況一般に由来するばかりでなく、今日の若い世代は、しばしば、失感情、失体感の傾向の強い親たちによって育てられること、いろいろな事情のために、幼時に温かい親子間の交流を経験できないことなどによって、幼時から右半球の機能が抑制される傾向が培われてゆくことが考えられる。 もともと精神分析のねらいは、情性や肉体への気づきを促すとともに、自分の生みの親との和解を手がかりにして、自分たちを生み出した自然の生命界との交流を回復するところにあったものと思われる。鈴木大拙氏とともに『禅と精神分析』の共著者であるエーリッヒ・フロムが「精神分析は、真に宗教的とよばれる状態へと進む道を開くものである」と述べているのも、その意味であろう」 左脳(思考)を抑えつつ、右脳へと移行してゆくのが良いということか。このあたりは、ネドじゅんやクリシュナ・ムルティ等にも繋がるので面白いところと感じる。
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[ 内容 ] [ 目次 ] [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
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