おうさまジャックとドラゴン の商品レビュー

ピーター・ベントリー(著者),灰島かり(訳者),ヘレン・オクセンバリー

2011/11/16

King　Jack　and　The　Dragon　2011

「かいじゅうたちのいるところ」を思いうかべた人も多いのでは？
設定が似てますよね。
かいじゅう踊りのような場面もとうじょうしますし、後半にかけてのブルーのようなグレーのような色調も似てませんか？

2011/11/08

おうさまジャック、しょうぐんザック、チュッパおうじのおとおりだ！　さんにんでおしろをつくって、ドラゴンたいじだ！　かいじゅうだってやっつける！　でも、きょじんがあらわれて、ジャックはひとりぼっちになっちゃった。ちょっとこころぼそくなったころ、むこうからよんほんあしのなにかがちかづいてきて…。
ジャックのなかまになって、おもいっきり遊びたくなる本。

2011/10/06

おうさまジャック、しょうぐんザック、チュッパ王子の３人組が、ダンボールやシーツなどで自分たちのおしろを作り、ドラゴンや怪獣たちと戦います。
子どもたちがとってもかわいい。チュッパ王子は、おじゃぶりをくわえたベビーなんだけど、いっちょまえに戦うっていうか、遊んでるというか。
ドラゴンは鼻から火をはいて強そうだけど、怪獣たちも愛嬌があって、オクセンバリーの絵は本当にうまいなと思います。
戦いのあとは、お城で宴会。おうさまジャックが「今夜はお城に泊まろう」と言いますが、突然巨人が現れて…。
しょうぐんザックとチュッパ王子が次々と連れ去られ、ひとりになったジャック。
こわいもんか、ぜったい平気さと言ってたけど、４本足がやってきたときには、とうとうパパとママを呼んじゃった。
最後は、ジャックが巨人の大きな肩にまたがって、勇敢におうちへ帰っていきます。
いっぱい遊んで、あたたかい両親のふところに帰っていく、そんな
子どものしあわせな一日が素敵に描かれた絵本だと思います。
表紙の絵も気に入っています。

2011/09/26

パパの夜ごほん。庭に基地を作るのも、なりきって戦う世界も、おうさまと声かけするパパママも、いい感じ。寒くなる前に子供達と家キャンプしたくなった。

2011/09/15

「おうさまジャック、しょうぐんザック、チュッパおうじのおとおりだ。ぼくたち、おしろをつくるんだよ。」段ボールやシーツでつくったお城でドラゴンやかいじゅうをやっつける。ところが巨人が現れて、一人また一人と連れて行かれ、ついにジャックのもとにも・・・。文章がリズミカル。絵もとてもいい。途中、センダックの『かいじゅうたちのいるところ』のような印象を受けた。遠目も効くし、幼稚園などで読んでみたい。めいっぱい遊べることと、巨人のスリル、最後のひと安心、まるごと楽しんでほしい。

2011/08/24

こんなふうに思いっきり遊べるのって、いいよなぁ。
男の子のあそび。
いろんなものを、かっこいいものにかえちゃう才能。
みんなで見える、ドラゴン＆かいじゅうとの闘い。
あんなに勇敢だったのに、「きょじん」には敢えなく連れてかれるんだよね。
（チュッパおうじが、おうさまジャックと兄弟じゃないことに驚いたけど。）
ジャックのママとパパが、さすが「おうさま」のママとパパなセリフに、むふふ。です。