怖い絵 泣く女篇 の商品レビュー
怖い絵シリーズでも一番惹きつけられて震えた、レディ•ジェーン•グレイの処刑が表紙なんて!!!またしても読むしかないって感じ。なんと夏目漱石もこの絵に魅了されていたのは広く知られているなんて、私は全く知りませんでした。本当に見入ってしまう美しさであり、怖さ。その次に魅了されてるカル...
怖い絵シリーズでも一番惹きつけられて震えた、レディ•ジェーン•グレイの処刑が表紙なんて!!!またしても読むしかないって感じ。なんと夏目漱石もこの絵に魅了されていたのは広く知られているなんて、私は全く知りませんでした。本当に見入ってしまう美しさであり、怖さ。その次に魅了されてるカルロス二世もあって、この本もハズれなし!
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
…美術っていうのは(この人も書いてたけど)個人的な体験だから誰かの感想を読んで「ああ、そんななんだ」って思うもんでもないよね。 …って思った。 あんまり劇的な文体でかくもんだから(うまいけど)なんか花につくなーって感じ。
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名画の隠された意味について読み解くノンフィクション。 全然絵画にくわしくないけれど興味があって手に取った作品。 読み解いてる内容については興味深い一方で、ちょっと考えすぎなのかなあと感じたりもした。 けれど、名画に触れられるので、美術館に行った感覚で絵画を楽しむことができた。
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このシリーズ大好きです。 ちゃんと絵の写真も主なものはカラーで載っているし世界史の勉強にもなる。 けど文庫でこんなに高かったの気づかなかった…( ̄▽ ̄)
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「怖い」シリーズ第2弾が文庫化されたもの。表紙のジェーン・グレイの絵からして恐ろしい。その他にミレーの「晩鐘」、ビアズリーの「サロメ」、タイトルにもなったピカソの「泣く女」など、全22作品に秘められた、背筋が寒くなるような憎悪、嫉妬、絶望、狂気、陰謀などが読み解かれる。歴史、文...
「怖い」シリーズ第2弾が文庫化されたもの。表紙のジェーン・グレイの絵からして恐ろしい。その他にミレーの「晩鐘」、ビアズリーの「サロメ」、タイトルにもなったピカソの「泣く女」など、全22作品に秘められた、背筋が寒くなるような憎悪、嫉妬、絶望、狂気、陰謀などが読み解かれる。歴史、文化、当時の社会情勢や常識など、目からウロコのエピソード満載。美術館のお供にしたい本。
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フェルメール好きの私にとっては、メーヘレンの『エマオの晩餐』がいちばん印象に残りました。 果たして我々は絵それ自体を見ているのか、それとも有名画家の名前に納得しているだけなのか…。(p236より引用)
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まつくろけの猫が二疋、 なやましいよるの家根のうへで、 ぴんとたてた尻尾のさきから、 糸のやうなみかづきがかすんでゐる。 『おわあ、こんばんは』 『おわあ、こんばんは』 『おぎやあ、おぎやあ、おぎやあ』 『おわああ、ここの家の主人は病気です』 怖い絵を紹介するだけの本なら沢山あ...
まつくろけの猫が二疋、 なやましいよるの家根のうへで、 ぴんとたてた尻尾のさきから、 糸のやうなみかづきがかすんでゐる。 『おわあ、こんばんは』 『おわあ、こんばんは』 『おぎやあ、おぎやあ、おぎやあ』 『おわああ、ここの家の主人は病気です』 怖い絵を紹介するだけの本なら沢山あるんだけど、この著者さんの紹介の仕方が秀逸すぎる。「カルロス二世」に萩原朔太郎の「猫」をぶつけてくるとは…素晴らしすぎる。 いやそれよりも、「何なんだ、これは、この、『突然召喚された魔術師』みたいな男は」という一文がツボに入った。いまだかつてこんなにピッタリな形容をした人がいたでしょうか。アルノルフィニ氏のあの独特なお姿を。 あと、「大量大量フフフンフ~♩おっと失礼樵さんちょっと通るよー。あ、ちょうどいいからついでに君の魂も貰ってくわー。」みたいなミレーの「死と樵」確かに怖い。こんな通りすがり感溢れる死神見たことない。
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「怖い絵」1・2・3 から、チョイスされた22編。 文庫化のタイトルにつけられた「泣く女」篇は、最後に紹介されたピカソの作品から。 文庫なので、せっかくの作品がどうしても小さくなってしまい、たいへん鑑賞しずらい。シリーズ全3巻でも、小さいと思えたし・・・ 文庫化よりも、シリーズ...
「怖い絵」1・2・3 から、チョイスされた22編。 文庫化のタイトルにつけられた「泣く女」篇は、最後に紹介されたピカソの作品から。 文庫なので、せっかくの作品がどうしても小さくなってしまい、たいへん鑑賞しずらい。シリーズ全3巻でも、小さいと思えたし・・・ 文庫化よりも、シリーズで新刊を出してもらいたいなぁ~と思う次第。
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怖いという印象はあまり受けませんでした。 それぞれの絵画に対する解説が面白かったです。 実際に見たことのある絵画も何点かあったので、それらの解説は余計にわくわくしました。 本の大きさの問題なのか、載っている絵画にやや不鮮明な点があったのが残念でした。 あまり深く考えて絵画鑑賞をし...
怖いという印象はあまり受けませんでした。 それぞれの絵画に対する解説が面白かったです。 実際に見たことのある絵画も何点かあったので、それらの解説は余計にわくわくしました。 本の大きさの問題なのか、載っている絵画にやや不鮮明な点があったのが残念でした。 あまり深く考えて絵画鑑賞をしないので、解説は興味深く読めました。 加えて、どんどん読みたくなる文章だったのも魅力的でした。
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立ち読み:2011/9/18 単行本より安くなっていて良いかなー、と思ったのだけど…画像が圧縮されすぎていて見づらい!!(サイズの問題ではない。画像ファイルを圧縮するときの圧縮率の問題) 「名画で読み解く~」シリーズではサイズは小さくとも画質はよかった(ダヴィッドのナポレオン...
立ち読み:2011/9/18 単行本より安くなっていて良いかなー、と思ったのだけど…画像が圧縮されすぎていて見づらい!!(サイズの問題ではない。画像ファイルを圧縮するときの圧縮率の問題) 「名画で読み解く~」シリーズではサイズは小さくとも画質はよかった(ダヴィッドのナポレオン戴冠など、縮小率はかなりのものだが、実にきれいな画像)。 だからおそらく、文庫や新書サイズでも質の高い画像にすることは可能であり、編集者やデザイナーの問題だと思う。
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