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怖い絵 泣く女篇 の商品レビュー

3.8

76件のお客様レビュー

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2019/06/14

作品1 ドラローシュ『レディー・ジェーン・グレイの処刑』 作品2 ミレー『晩鐘』 作品3 カレーニョ・デ・ミランダ『カルロスⅡ世』 作品4 ベラスケス『ラス・メニーナス』 作品5 エッシャー『相対性』 作品6 ジェラール『レカミエ婦人の肖像』 作品7 ブリューゲル『...

作品1 ドラローシュ『レディー・ジェーン・グレイの処刑』 作品2 ミレー『晩鐘』 作品3 カレーニョ・デ・ミランダ『カルロスⅡ世』 作品4 ベラスケス『ラス・メニーナス』 作品5 エッシャー『相対性』 作品6 ジェラール『レカミエ婦人の肖像』 作品7 ブリューゲル『ベツレヘムの嬰児虐殺』 作品8 ヴェロッキオ『キリストの洗礼』 作品9 ピアズリー『サロメ』 作品10 ボッティチェリ『ホロフェルネスの遺体発見』 作品11 ブレイク『巨大なレッド・ドラゴンと日をまとう女』 作品12 フォンテヌブロー派の逸名画家『ガブリエル・デストレとその妹』 作品13 ルーベンス『パリスの審判』 作品14 ドレイパー『オデュッセウスとセイレーン』 作品15 カルパッチョ『聖ゲオルギウスと竜』 作品16 レンブラント『テュルプ博士の解剖学実習』 作品17 ホガース『精神病院にて』 作品18 ファン・エイク『アルノルフィニ夫妻の肖像』 作品19 ハント『シャロットの乙女』 作品20 ベックリン『死の島』 作品21 メーヘレン『エマオの晩餐』 作品22 ピカソ『泣く女』

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2019/03/05

美術館で絵を見ても「この時代はこういうのが流行ってたんだな」とか「これは私好みじゃない」とか、それぐらいしか感想が湧かないのがもったいないと常々思っていました。 本書のように歴史や風俗を掘り下げ、絵の背景にあるものを推理・考察してゆけたら・・・と思わずにはいられません。美術鑑賞が...

美術館で絵を見ても「この時代はこういうのが流行ってたんだな」とか「これは私好みじゃない」とか、それぐらいしか感想が湧かないのがもったいないと常々思っていました。 本書のように歴史や風俗を掘り下げ、絵の背景にあるものを推理・考察してゆけたら・・・と思わずにはいられません。美術鑑賞が100倍面白くなると思います。 私が今まで実際に目にしたことのある絵も数点含まれており、その時に知識がなく素通りしてたと思ったら悔しくて悲しい・・・

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2019/02/26

 洋画の絵解きをエッセイとして楽しめる本だ。シリーズものだが、私としてはこの本から入った。怖い絵というのだが、何が怖いのかをエッセイの中で明かしてくれる。  私たちが恐怖を感じるのは説明のできない何かを感じたときなのかもしれない。理解不能の事実を突き付けられたときに恐怖は生まれる...

 洋画の絵解きをエッセイとして楽しめる本だ。シリーズものだが、私としてはこの本から入った。怖い絵というのだが、何が怖いのかをエッセイの中で明かしてくれる。  私たちが恐怖を感じるのは説明のできない何かを感じたときなのかもしれない。理解不能の事実を突き付けられたときに恐怖は生まれる。本書で紹介されている絵画にはその意味での様々な意味不明が登場し、明かされていく。  一つの作品をどのように解釈するのか、鑑賞するのかは個人の自由だと思う。ただミレーの「晩鐘」をダリが解釈した見方はどう考えても邪道であり、絶対そうではないと思う。しかし、その作品がそういう幻想を抱かせたのなら、少なくとも鑑賞者の心象は虚偽とは言い切れない。  絵の怖さはさまざまな憶測を人々に想起させ、無責任に人をひきつけ続けることにあると感じた。

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2019/02/09

歴史の勉強になる。中身が充実している。 趣味悪い類の本ではあるが、嫌いではない。 こういうものの言われや裏話は好き。 また、せっかちな自分にとっては、 ゆっくり絵画を鑑賞できて、歴史も学べて良かった。 やはり日本史より世界史が好き。

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2018/08/13

絵の考察といっても作品の時代背景や著者のバックボーン・題材となった作品群などの説明含めて解説されているので、美術史・宗教史・歴史など一気に勉強した気がするぐらい濃密な一冊。 解説読み終えると画家たちの絵での表現力に圧倒されます。 ベラスケス作「ラス・メニーナス」の中に描かれてい...

絵の考察といっても作品の時代背景や著者のバックボーン・題材となった作品群などの説明含めて解説されているので、美術史・宗教史・歴史など一気に勉強した気がするぐらい濃密な一冊。 解説読み終えると画家たちの絵での表現力に圧倒されます。 ベラスケス作「ラス・メニーナス」の中に描かれているベラスケス本人の表情が印象的。〝これを見てどう思う〟とその絵に対峙する者すべてに訴えかけているよう…

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2018/06/17

表紙の「ジェーン・グレイの処刑」の解説からどんどん読み進めてしまう。絵の隅々まで描かれている内容そして絵が描かれた背景など、解説を読んで始めて知ることばかりでとても面白い。

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2017/12/07

上の森美術館の怖い絵展に行く前に読みました。本と展示作品はあまりかぶっていなかったように思います。美術館は大人気でゆっくり見ることができないうえに解説が短いので個人的には本の方が楽しめたように思います。ただ、絵の細かな部分に関しては文庫本のため見えにくいところもあります。

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2017/12/07

展覧会が開催されていることをきっかけに本の存在を知りました。自分は絵よりも、その横にあるであろう解説を読みふけるに違いないと思ったので、解説パネルよりしっかり説明が書いてありそうな本を読んでみることに。確かにじっくり読めるけど、逆に絵は小さく書かれている部分の絵がしっかりわからな...

展覧会が開催されていることをきっかけに本の存在を知りました。自分は絵よりも、その横にあるであろう解説を読みふけるに違いないと思ったので、解説パネルよりしっかり説明が書いてありそうな本を読んでみることに。確かにじっくり読めるけど、逆に絵は小さく書かれている部分の絵がしっかりわからないことも。やはり本で予習をして絵を見に行くのが一番いいらしい。 このシリーズ3冊くらいあるけれど、表紙を展覧会のチケットの絵に合わせたので、いきなり2冊目から。

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2017/10/09

目次:作品1 ドラローシュ『レディ・ジェーン・グレイの処刑』、作品2 ミレー『晩鐘』、作品3 カレーニョ・デ・ミランダ『カルロス二世』、作品4 ベラスケス『ラス・メニーナス』、作品5 エッシャー『相対性』…他

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2017/09/18

2017/0918 いろんな意味を含んだゾクゾク感を味わいたくて購入。 装丁のインパクト! 読んでみたら中野さんのサクサク通る文章と絵画の深さ?にぐいぐい惹き込まれて、どんどん読んでしまう。 一作品の解説ページ数がちょうどいいのもあるかな 掲載されている絵のサイズが小さいのが見辛...

2017/0918 いろんな意味を含んだゾクゾク感を味わいたくて購入。 装丁のインパクト! 読んでみたら中野さんのサクサク通る文章と絵画の深さ?にぐいぐい惹き込まれて、どんどん読んでしまう。 一作品の解説ページ数がちょうどいいのもあるかな 掲載されている絵のサイズが小さいのが見辛いけど仕方ないやな。 携帯で絵を観ながら読んだりしました。 目の前で観ながら解説を聞いたら更に楽しいだろうなぁ、美術館行きたくなる。

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