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やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。(2) の商品レビュー

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53件のお客様レビュー

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基本的なレベルは前巻を維持している

帯に『這いよれ!ニャル子さん』の作者が(レーベルの垣根を越えて)コメントを寄せている。この中の『これ渡航先生の自伝だろ』が本質を突いていると思えてならないシリーズの第2巻である。前巻と同様の面白さは維持されている。しかし、内容面というか、「ぼっち」だからこその気概みたないなものは...

帯に『這いよれ!ニャル子さん』の作者が(レーベルの垣根を越えて)コメントを寄せている。この中の『これ渡航先生の自伝だろ』が本質を突いていると思えてならないシリーズの第2巻である。前巻と同様の面白さは維持されている。しかし、内容面というか、「ぼっち」だからこその気概みたないなものは少しばかり減退しているかもしれない。その代わり、超リア充にして超善人のクラスメイトが、その善人故の相性の良さで奉仕部の準メンバーに匹敵する活躍(?)をしていたり、八幡の妹【小町】に思いの外出番があったり、そして雪乃の思いがけない過去と背景が炙り出されたりしており、シリーズが少しずつ深みを増していく、その予兆らしきものが見え始めている。ついでに言えば、猛烈なご当地ネタのオンパレードによって、千葉県民に限り評価がうなぎ登りな可能性も無くはない。 さて、今回は【川崎沙希】なるクラスメイトの登場により、これが本巻のメインヒロインとなるのであろうことが冒頭で予見されるのだが、これに関わるエピソードがなかなか登場しない。本巻を通して意外に存在感が乏しいのである。次巻以降も出てきてほしいキャラだが、今回だけでお役御免の可能性も感じられる纏め方でもある。また、話のオチの付け方が秀逸な作者の割に、このメインエピソードに限って少し弱い気もした。意外性のある展開を期待し過ぎたかもしれないが、ある意味最も妥当な結末だった肩透かし感と、その言葉の意味がすぐに分からなければ、オチに気づかず「?」と思っている間に話が終わっていることになりかねない印象が残った。さらには、最後の最後で(次巻への引きとは思うが)急に「溝ができちゃうのか?」的な物別れと、それに対する後ろ向きな決意表明がなされたことによって、これを「あれれ?」と思うか「何だか面白くなってきそうだぞ」と思うかで、今回はその読後感に温度差が生まれるかもしれない。

DSK

2023/11/29
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※このレビューにはネタバレを含みます

俺ガイル2巻。 川崎姉弟回。妹小町も登場して、葉山も若干仲間になりつつ、メイドガハマゆきのんで、最後にガハマとすれ違い終了。 八幡がいい具合にねじれてます。 読みやすくて助かります。

Posted byブクログ

2022/11/30
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

俺ガイルの第二弾。 部活に励む(?)ゆきのん、結衣、八幡。 そこに八幡の妹「小町」乱入! 奉仕部の3人は小町の友達という川崎大志の相談を持ちかける。 「姉が最近おかしい」と。 聞いてみると八幡達と同じクラスの川崎沙希。 絡むのは戸塚と材木座。 そしてクラス内では妙な雰囲気を救って欲しいと葉山隼人は相談を持ちかけて。 葉山と戸塚と八幡の3人組の出来上がり。 沙希の方は・・・姉弟で直接話し合わせて無事終了。 そして、八幡は小町の発言によって、入学式の交通事故の原因である犬が結衣の愛犬であることを知る。 基本の人物はすでに既出なので、話はどうにでも転がる。 これから先、ちょい長くなることになるのだが。 個人的に平塚先生好きですw

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2021/06/17

嘘は優しいから優しさは嘘だ。 それなら君も嘘になるのかな。 嘘だというのなら、それでも、まだまだ君の嘘に触れたい。

Posted byブクログ

2018/10/25

全く照れずに言う「馬鹿じゃないの」が面白いな。平塚センセの教師感あるときと恋愛の心配されてるときのギャップが可愛すぎる。ギャップ萌えってやつかな...... アニメ以上に心の声が多くていろんなネタがあって(知ってたら)すごく楽しめるなと思った。

Posted byブクログ

2017/01/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

なんとも言えず、八幡、雪乃の闇の深さを感じさせる巻。殊に八幡。中学時代に一度振られたくらいで、ラスト近くの「優しい女の子は嫌いだ」とはならない筈。つまり、何か別のことがあると予想してしまう。そして、いくらなんでも結衣の心のうちに気づいていないとは言わせない。彼は、回避しているのだ、何かを。それが何かはまだ判らないが、実に楽しみである(しかし、「101回目のプロポーズ」とは隔世の感)。あと、何気に葉山の性格描写を伺わせるエピソードが挿入されている。ハーレム展開は嫌なので、是非彼には頑張ってほしい。

Posted byブクログ

2016/11/08

図書館で。 ヒキガヤ君は若干被害妄想が強いというか自意識過剰のような気もするけど誰だってイヤな思いは二度も三度もしたくないから過剰反応してしまうのもわかる。アレは彼の自己防衛なんだろうなぁ。 それにしても千葉県民としては色々とニヤリとする事が多くて面白い。でもMAXコーヒーって...

図書館で。 ヒキガヤ君は若干被害妄想が強いというか自意識過剰のような気もするけど誰だってイヤな思いは二度も三度もしたくないから過剰反応してしまうのもわかる。アレは彼の自己防衛なんだろうなぁ。 それにしても千葉県民としては色々とニヤリとする事が多くて面白い。でもMAXコーヒーって自分飲んだことないな…ってコーヒーあまり飲まないけど。 県内有数の進学校という割には由比ヶ浜さんのオツムの残念さはどうなんだろう。あの子は理数系が強いとかそう言うオチなんだろうか?

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2015/03/23

2巻は初登場、川崎沙希の問題を解決するのがメインの流れ。  1巻から読んできたが、この小説、『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』と言いながらも、けっこう青春ラブコメしてるところがちょっとニクい。今回はなんといっても、八幡自身は気づいていない(または、気づかないようにして...

2巻は初登場、川崎沙希の問題を解決するのがメインの流れ。  1巻から読んできたが、この小説、『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』と言いながらも、けっこう青春ラブコメしてるところがちょっとニクい。今回はなんといっても、八幡自身は気づいていない(または、気づかないようにしている)が、八幡のことが気になっているのが態度に出まくっている由比ヶ浜結衣ちゃんがめちゃくちゃ可愛いのである。  特段面白い出来事や、芸術的なクライマックスが待ってるわけでもない。しかし、文章が読みやすいことと、話の引き方がうまいのだろう。不思議と続きが気になってついつい読み進めてしまう中毒性がある。  本文で多用される20代後半ネタと、主人公の八幡の意見に少しでも共感できるかどうか。このあたりが、作品を楽しめるかどうかの分水嶺であると思う。

Posted byブクログ

2015/01/25

この小説、はまちとか俺ガイルとかすごい略し方だなって笑った ヒッキー轢いたリムジンってもしや…と思うのだけどどうなのだろう

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2014/09/28

相変わらずの比企谷くんのボッチ脳最高(笑) なんだかんだで青春してるよね。 小町ちゃんがいいキャラしてました。

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