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GOSICK(Ⅷ 下) の商品レビュー

4.2

95件のお客様レビュー

  1. 5つ

    34

  2. 4つ

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2023/12/24

ちょっと待て! どうやって母狼と雄狼は侵入し、雄狼と娘狼は脱出したのかしら? それに何を書いたのかと思ったら...なんとまぁ。嵐の犠牲は決して小さくはないけれど、ヴィクトリカらしいセリフも最後には戻ってきたし、ハッピーエンドですね。ゾフィとアブリルのその後も知りたいな。

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2023/05/06

もはやミステリでもなんでもないのだけれど、シリーズの完結編としては完璧なのではないかと思う。 ド直球の戦争モノになっていたが結局どことどこが戦ったのかに関しては、巧みに?はぐらかされている感はあった。沈む旧大陸と勝利する新大陸・たぶん戦火を免れているパリ・でもドイツのポーランド侵...

もはやミステリでもなんでもないのだけれど、シリーズの完結編としては完璧なのではないかと思う。 ド直球の戦争モノになっていたが結局どことどこが戦ったのかに関しては、巧みに?はぐらかされている感はあった。沈む旧大陸と勝利する新大陸・たぶん戦火を免れているパリ・でもドイツのポーランド侵攻が戦火のはじまり… ただ、あくまで主題は戦争と少年少女なのだから、別にそこはどうでもいいのであると思う。

Posted byブクログ

2021/05/09

個人用読書メモ ・ヴィクトリカは突然幽閉、久城は日本へ強制帰還となり、ついに二人は離れ離れとなってしまう。久城はヴィクトリカへの置き手紙-自宅の住所-を書き、それを受け取ったヴィクトリカは自分の体に刻み込む。 ・二人の別れと同時に、二度目の嵐がやってきた・・・第二次世界大戦の...

個人用読書メモ ・ヴィクトリカは突然幽閉、久城は日本へ強制帰還となり、ついに二人は離れ離れとなってしまう。久城はヴィクトリカへの置き手紙-自宅の住所-を書き、それを受け取ったヴィクトリカは自分の体に刻み込む。 ・二人の別れと同時に、二度目の嵐がやってきた・・・第二次世界大戦の開戦である。どの国がどちらサイドなのかは明記されていないが、古き力-魔法- vs 新しい力-科学-の戦いである。 ・アルベールは、ヴィクトリカの頭脳を現代で言うAIとして利用し、戦局の予想・国王への助言を行い、ソヴュールの政治的実権を掌握しつつあった。 ・コルデリアと一人のブライアンが身代わりとなってヴィクトリカを助け出し、もう一人のブライアンがヴィクトリカを日本行きの船へと乗せる。 ・ヴィクトリカは命からがら日本へとたどり着き、自身への刻印をたよりに久城家へと行く。 ・一弥は東南アジアで出征。激戦に巻き込まれ負傷・・・生死は不明。 (空白の数か月) ・いよいよ終戦。一弥も生存しており、傷を負いながらも帰還。そして、いよいよヴィクトリカと一弥は再開するのであった・・・ 長編シリーズもいよいよ終結。最終巻の二度目の嵐は今までと違って非常に作中の時間の流れが速く、少々物足りなかった。特に一弥が瀕死になってから終戦までは一分で片づけられてしまっていて、少々納得がいかなかった。

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2020/10/04
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GOSICK8 下巻 ヴィクトリカを殺そうとするブロワ。その企みに気づいたコルデリアが身代わりとなる。ヴィクトリカは赤毛とともに船で日本へ。 牢獄の影響で、金髪は銀髪になってしまった。旧社会の生き物は海を渡る時に息絶えてしまうということだが、ヴィクトリカちゃんは生き延びる。 自分の体に彫った久城の住所。そこで瑠璃に会い、戦場へいった久城を待つことに。 ある日、帰国した久城。離れまいよ。 初恋が実る話は良い。

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2019/11/26
  • ネタバレ

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再読。世界大戦という嵐をくぐり抜けて、ようやく再会したヴィクトリカと久城。その再会場面の描写が素敵。「……君、退屈してた?」というこれまでの二人の重ねた時間を凝縮した一言に涙する。未来へ踏み出すラストシーンは晴れ晴れとしていた。

Posted byブクログ

2021/04/06

 「勇気を、勇気を持とう。不屈の、勇気を……。最後の瞬間まで、生を、未来をあきらめない。我々は生きるのだッ──!」 上巻で別れ別れになってしまった二人。 ヴィクトリカは母、コルデリアの手引きで監獄を脱し、新大陸を目指す船に。 徴兵された一弥は前線でただひたすらに生き延びてゆく。...

 「勇気を、勇気を持とう。不屈の、勇気を……。最後の瞬間まで、生を、未来をあきらめない。我々は生きるのだッ──!」 上巻で別れ別れになってしまった二人。 ヴィクトリカは母、コルデリアの手引きで監獄を脱し、新大陸を目指す船に。 徴兵された一弥は前線でただひたすらに生き延びてゆく。 二人は再会できるのか…? これで最後のゴシック、Ⅷの下、完結編。 ヨーロッパの小さな国に東洋からやってきた「春来たる死神」九城一弥と、いにしえの生き物たちの末裔、欧州最大の知性「灰色狼」ヴィクトリカ・ド・ブロワとの、謎と冒険と、愛の物語。 ああ、終わってしまったなあ。と感慨にふけってしまいます。 ずいぶん長いことかかって、一時は作者に忘れられたかとも思われたゴシック。終わるとなると寂しい。 でも、良い終わりだったと思います。 暗い時代を生きていく子供たちが、否応なしに大人へと変化していく様子を見ているのは辛いけれど、希望のある描き方が好きです。

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2018/10/12

徴兵された久城や看護婦に志願するアブリルと、ダークでキュートなミステリさは完全に鳴りを潜め長い戦時下が徹底した全体に苦しくも引き込まれる。ブロワ侯爵も敵方ながら迫真な魅力。ヴィクトリカが日本に辿り着く一方、明記がないから再びのコルデリアを期待してしまい寂しい。嵐の後の平時ぶりに人...

徴兵された久城や看護婦に志願するアブリルと、ダークでキュートなミステリさは完全に鳴りを潜め長い戦時下が徹底した全体に苦しくも引き込まれる。ブロワ侯爵も敵方ながら迫真な魅力。ヴィクトリカが日本に辿り着く一方、明記がないから再びのコルデリアを期待してしまい寂しい。嵐の後の平時ぶりに人間の逞しさを感じた。

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2018/07/27
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最終話の2冊はミステリーではなくなったね。 謎といえば例の文字がなんて書いてるか?で、それが明かされた時にはついにんまり。 古き生き物たちの弱点は船酔い? ラノベとして読んでたけどスニーカー文庫じゃなくて角川文庫だったことに気づく。 ご都合主義で大団円。キャラクターものならこんなものか。 この先のストーリーにはあんまり興味がないが、あの学園の舞台設定が好きなのでサイドストーリー物は気が向いたら読んでみるかな。

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2021/09/12
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『GOSICK』Ⅷ 下 読了。 あああああもうダメェーーーー!!!電車の中で読んでて涙涙涙涙うわぁあああああってなってました。感想になってないけど、とにかくヴィクトリカと一弥は4年という長い戦争の月日を経て再開しました。まる。 2016.6.13(1回目)

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2018/02/25
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このシリーズ、好きすぎる。 終わって欲しくなかった。 ずっとずっとこの世界で生きる人々の生活を 垣間見ていきたかったなぁ、と寂しい気持ちです。 特にこのラスト上下巻は泣けました。

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