10+1(Ten Plus One)(No.40) の商品レビュー
特集が神経系都市論身体・都市・クライシス 神経系都市論 都市の血と肉、つまり、 都市の身体性や肉体性ってものを議論するとき、 皮膚という、 人と都市の接触する界面性、境界線が抜け落ちていると、 そういった都市の触覚的なものを議論したいと、田中純は考え、神経系都市論ってテー...
特集が神経系都市論身体・都市・クライシス 神経系都市論 都市の血と肉、つまり、 都市の身体性や肉体性ってものを議論するとき、 皮膚という、 人と都市の接触する界面性、境界線が抜け落ちていると、 そういった都市の触覚的なものを議論したいと、田中純は考え、神経系都市論ってテーマ設定にしたようだ。 この中では、 東京のエスニシティ「アジアの新宿・池袋」を彷徨う が面白い。 新宿の新大久保とか、池袋は日本なのに異国の文化や言語が飛び交う。 世界を見ると、よくあるんだけど、 東京の中でこの都市は異質なもので、 都市計画的にはどうしようもない、 といった事態である。 それと、 都市に対して「リベラルである」とはどういうことか? では、 下北沢問題を取り上げ、 下北沢=若者の街ってイメージもあれば、 住宅街、下北沢らしさなんてないって 地元の意見も。 そんな都市のイメージの多層性について言及している。 根強い文脈的な側面と、 グローバリゼーションを受け入れた、多文化的?な側面、などなどあらゆる多様な要因が一つの都市に存在する。その面白さ、アナタにはわかるか?
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