単純がうれしい 北京のおかず の商品レビュー

ウー・ウェン(著者)

2021/06/08

「家でつくれる香港の中国料理」”に味をしめて、買った本。
これは、本当にレシピ本の傑作！
料理を始めたばかりの男でも、気軽に作れて、しかも美味い！

タイトルに「単純がうれしい」とあるが、材料が１品とか２品とか、本当にシンプルなのだ。
「素炒青椒」なんて、文字通り、ピーマンを指でちぎって、つぶしたニンニクで香りづけした油で炒め、塩コショウで味付けただけだ。
ニンニクをつぶす作業をのぞけば、包丁もまな板いらない。
なのに、しみじみ美味い！
こんなに美味いもの、この世にあるだろうか？と思ってしまうくらいなのだ。
な～んてこと書くと、「いくらなんでもオーバーだろー！」とか思ったり。「え、もしかしてステマ？」なんて勘ぐる、性格のちょっといただけない人もいるかもしれないが(^^;
いやいや。
実は、中国人の知り合い(北京出身)にこの本に載っている料理を作ってやったら、えらく喜んで。
「また食わせろ」と、うるさくて参ったなんてこともあったくらいなのだ。←いや。本当w

ただ、この本、「単純うれしい」ってだけあって、材料が野菜一つだけみたいなメニューも多い。
それでも十分美味いので、そんなメニューばかり、毎日、片っ端から作っちゃって。
あ、しばらく肉を食ってない！なんてこともあるので、そこだけは注意だ(^^;

2022/08/02

ウー・ウェン先生の料理はそれほど変わった材料を使わず、またそれほど多くの材料を使わない。しかし、出来上がってみたらしっかり中国料理になっている。北京の家庭料理がかくもシンプルで美味いものだったとは、と感動した。
鶏蛋西紅柿（トマト卵炒め）がお気に入り。その後出た先生のほかの本でもトマト卵炒めは載っているが、微妙にアレンジが変わっている。私はこの初期型が好き。

2009/10/04

単品に近い形の野菜料理は、簡単だし、何よりその素材の味がよくわかります。北京料理と言っても、この本に掲載されているレシピはすぐに取りかかれるものばかりです。

2009/10/04

日本でも中国へ旅行へいっても、たいてい出てくるのは中華料理でも家庭料理とはいかない。この本はとにかく中国に「住む」というときに、いつも口にする本当の中国の家庭料理が満載。留学当時親しんだ味を再現させたい。ともかくレシピが簡単で材料も多くそろえなくてよいのがうれしい。その通りにつくればその通りの味になるおすすめの一冊。